ニュースリリース

RobecoSAM社のCSR格付で「ゴールドクラス」に選定
~CSR活動での「6つのマテリアリティ」への取り組みが高評価~

2018年2月5日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、世界の代表的なESG投資分野の調査・格付会社である RobecoSAM社 (スイス)の格付で、「ゴールドクラス」に選定されました。日本企業で「ゴールドクラス」に選定されたのは5社だけです。

特に、経済側面の「マテリアリティ」「顧客関係管理」「サプライチェーンマネジメント」「イノベーションマネジメント」「プライバシー保護」や、環境側面の「環境報告」「操業の環境効率」「有害物質」や、社会側面の「社会性報告」「労働慣行指標」「人的資源開発」など11項目で「コンピューター・周辺機器および事務用電子機器」セクター内の最高評価を受け、総合評価でもセクター内最高評価を受けております。セクター内でのGold取得は、コニカミノルタ1社のみでした。これらの結果は、コニカミノルタのCSR活動における6つのマテリアリティ(重要課題)に対して着実に取り組んできた成果の表れであり、RobecoSAM社の産業別リーダーレポートにもその旨が記載されています。

コニカミノルタの「6つのマテリアリティ」

コニカミノルタは、CSR活動で優先的に取り組むべきマテリアリティ(重要課題)を、次の6つに特定しています。

  • 環境
  • ソーシャルイノベーション
  • 顧客満足度向上と製品安全
  • 責任あるサプライチェーン
  • ヒューマンキャピタル
  • ダイバーシティ

活動事例:イノベーションを生み出すダイバーシティを推進

コニカミノルタは、「課題提起型デジタルカンパニー」へと進化すべく、イノベーションを経営計画の中心に据えています。イノベーションは、開発や事業企画部門に限らず、間接部門も含めたあらゆる職種の従業員が、自分の仕事のやり方を変えていくことによって起こすものであると考えており、イノベーションを創出するために、多様な人財*1が能力を最大限発揮できるような働き方の改革や企業風土づくりを加速させています。

グローバル企業としてのコニカミノルタの特長の一つに、世界中のあらゆる地域で、国籍や人種、思想、文化、言語、性別、年齢、専門性など、さまざまな違いを持った人財が活躍していることが挙げられます。人財採用では、キャリア採用 (中途採用)と海外人財の採用を積極的に行うことによって、多様な経験や知見を持った人財を増やしています。また、社外での経験による個の多様性強化を目的として、「イノベーション創出のための兼業・副業の解禁」と「ジョブ・リターン制度の導入」を2017年12月1日に実施しました。

これからも、コニカミノルタは、お客さまへの約束「Giving Shape to Ideas」のもと、グローバル社会から支持され、必要とされる持続可能な企業をめざし、事業活動を通じて社会の質を向上させる価値を創出することにより、社会的課題の解決に貢献してまいります。

RobecoSAMについて

RobecoSAM社は、スイスに拠点を置く世界の代表的なESG投資分野の調査・格付会社で、世界の大企業3500社以上を対象に、経済・環境・社会の3側面から、長期的価値創造に重点をおいて、企業の持続可能性についての評価、格付けを行っています。

2018年の格付では、特に優秀な企業269社(うち日本企業は23社)が選定され、「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の3クラスに分類されました。

参考情報:社外からの評価

コニカミノルタは、ESGに関するグローバルな指標や格付けで数々の高い評価を受けています。

Dow Jones Sustainability Index
(米国、スイス)
World Index (DJSI World):
2012年から連続で構成銘柄に組み込み
Asia Pacific Index (DJSI Asia Pacific):
2009年から連続で構成銘柄に組み込み
FTSE4Good Index(英国) 2003年から連続で構成銘柄に組み込み
FTSE Blossom Japan Index(英国) 2017年新設当初から構成銘柄に組み込み
MSCI ESG Leaders Indexes
(米国)
2010年から連続で構成銘柄に組み込み
※2010年より前の組み込み有無について情報なし
※2017年より名称変更 (旧:MSCI Global SRI)
MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数
(米国)
2017年新設当初から構成銘柄に組み込み
MSCI 日本株女性活躍指数(米国) 2017年新設当初から構成銘柄に組み込み
モーニングスター社会的責任投資株価指数
(日本)
2003年から連続で構成銘柄に組み込み
RobecoSAM(スイス) 「ゴールドクラス」に選定(2018年2月)
イーコム(oekom)(ドイツ) トップクラスの「Prime」認定を2011年から維持
エティベル(Ethibel)(ベルギー) 「Ethibel Pioneer」及び「Ethibel Excellence」の投資ユニバースに選定(2018年1月)
CDP(英国) 2016年から連続で「気候変動Aリスト」企業として認定

関連リンク

*1:コニカミノルタでは、従業員は財産であるという想いから、人「財」と表記しています。

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