ニュースリリース

コニカミノルタ「健康経営銘柄」に選定
3年連続5度目の選定

2020年3月4日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、この度、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を選定する「健康経営銘柄」に選ばれました。2015年、2016年、2018年、2019年に次いで、3年連続5度目の選定です。

「健康経営銘柄」は、経済産業省と東京証券取引所の共同の取り組みで、長期的な視点からの企業価値の向上を重視する投資家にとって魅力ある企業として紹介することを通じ、企業による「健康経営」の取り組みを促進することを目指しています。今回は、東証上場企業の中からコニカミノルタを含む40社が選定されました。

コニカミノルタは、4つの指標「経営理念・方針」「組織体制」「制度・施策実行」「評価・改善」の全てで高い評価を獲得し、電気機器セクターから選定されました。これは、「従業員の健康が全ての基盤との認識のもと、健康第一の風土醸成を通じて健全な経営を推進する」という理念に基づき、コラボヘルス(会社と健康保険組合との一体運営)で進めているデータの見える化とPDCAに基づいた健康度向上への取り組みと成果が評価されたものと考えています。加えて、常勤産業医を昨年4月より3名増強し6名の体制にするなど、産業保健体制の整備が進んだことも評価向上のポイントと認識しています。

【コニカミノルタの取り組み】

1.データの見える化ときめ細かい個別指導

人事部門に健康管理の専門部署を設け、健康保険組合との一体運営(コラボヘルス)を推進しています。例えば、従業員が自身の健康状態を把握できるよう、健診データから算出した「将来の疾病リスク」を数値で提示し、生活習慣改善を後押ししています。
また、年2回実施しているストレスチェック結果に基づき、職場ごとのストレス度を4段階で層別し、組織長に分析結果をフィードバックすることで自部門の状況認識を促しています。2019年度からは、組織活性度調査やストレスチェック結果を活用した産業医による職場改善研修を事業部門ごとに実施し、生産性の向上に取り組んでいます。
さらに、産業保健スタッフが個別指導に注力した結果、2018年度は、生活習慣病の「最もリスクの高い従業員数」は2013年度比で約80%減少し、従業員一人あたりの入院費は健康保険組合連合会の平均が約20%増加する中、コニカミノルタは1%減少しました。

2.年間を通じて各種健康増進イベントを実施

歩行習慣の定着を目的に、春は個人戦、秋はチーム戦など、従業員が楽しく参加できる「歩け歩け運動」を実施するほか、スマートフォン対応の無料専用アプリも導入しました。
また、多くの従業員が悩みを抱えている睡眠にスポットを当て、快眠につながるフィットネスを体験できる「睡眠改善セミナー」など、睡眠の質や生活リズム改善のためのセミナーも実施しています。
その他にも、「KMチャレンジWeightチェック(減量キャンペーン)」「血管年齢、骨密度、内臓脂肪などの体感型測定会」「働き世代のがん対策セミナー」など、年間50件以上のイベントを開催し、のべ9,000人余りが参加しています。

3.国内関係会社11社が「健康経営優良法人2020」に認定

コニカミノルタ健康保険組合は関係会社とも連携して活動を行っており、「健康経営優良法人2020」には国内関係会社11社が認定されました。

<部門別認定状況>

大規模法人部門「ホワイト500」コニカミノルタジャパン株式会社
キンコーズ・ジャパン株式会社
コニカミノルタウイズユー株式会社
コニカミノルタ情報システム株式会社
コニカミノルタビジネスアソシエイツ株式会社
コニカミノルタメカトロニクス株式会社
大規模法人部門株式会社コニカミノルタサプライズ
中小規模法人部門コニカミノルタエンジニアリング株式会社
コニカミノルタケミカル株式会社
コニカミノルタテクノプロダクト株式会社
コニカミノルタプラネタリウム株式会社

コニカミノルタは、今後も従業員の健康維持増進を経営の視点から推進し、豊かな社会の実現に貢献することを通じて、企業としての社会的責任を果たしてまいります。

健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

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