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事例紹介Case study

02 商品パッケージ制作事例

課題
ブランドイメージがうまく伝わらない
ユーザー中心のデザインを開発し、
パッケージ専門家評価
5点満点中4.6点を獲得

実行内容の説明

広島の商品メーカーよしの味噌様に「よしの味噌らしさ」が伝わる新しいカキカレーのパッケージ制作をご支援しました。 パッケージデザインの制作に先立ち、プロジェクト全体像の企画から参加させて頂き、ユーザーを理解するための調査・ワークショップを行い、ユーザー毎の仮設とデザインの様々なプロトタイプを制作した。その後、メーカー食品をご愛用頂いている実際のユーザーを招集し、プロトタイプへの感想や意見を深堀ることで、お客様が重視する要素とストーリーを定性的に取得しました。
当デザインにおいて最も伝えたかった部分は広島土産だと分かりやすい点と、よしの味噌らしさの二つを中心にデザインを評価し、デザインのポジショニングを見える化する分析を活用することで、既存のよしの味噌らしさを活かしつつ、差別化を図ったパッケージに仕上げることができました。

改善結果

パッケージデザイン制作に当たり、ユーザー中心の理解を深め、ポジショニングマップを描き、広島土産とよしの味噌らしさが良く表れている案を選定。よしの味噌の既存商品群とも大きく外れず、ブランド連続性を保ちながらも、他社との確実な差別化が図られていることを各デザイン要素の見える化にて評価。最終的に出来上がったパッケージデザイン案は、デザイン専門家の評価で5点満点中、ストーリーとパッケージで好評を受け、用意していた1万3000個を完売しました。本事例は、パッケージマーケティングにおいて、既存デザインの特徴と差別化を同時に図ることが成功的なパッケージデザイン制作のキーポイントになった事例です。