2014年(平成26年)3月期 第1四半期 株主通信

ごあいさつ

当社グループの2014年3月期第1四半期連結累計期間のグループ業績は、情報機器事業の収益力が回復軌道に乗り、グループ業績を牽引して増収増益の決算となりました。

当期間における当社グループの売上高は2,185億円、営業利益は78億円、四半期純利益は97億円となりました。欧州経済の先行き不透明感が残るなど、事業環境は依然として厳しい状況が続いていますが、売上については主力製品の販売の拡大と昨年実施したM&Aの効果が寄与、利益面では情報機器事業のコストダウン計画が順調に進捗したことにより、前年同期比で増収増益を確保することができました。第1四半期としては、順調なスタートを切れたものと認識しています。

事業別に概観しますと、情報機器事業では、オフィス分野におけるカラー複合機(MFP)の販売が好調を維持し、前年同期から大きく販売台数を伸ばしました。また、欧米では過去数年間に買収したITサービスプロバイダーとの連携により、複合機とITサービス、コンサルティングサービスを組み合わせた販売での成約案件が増えています。このようにビジネスモデルの転換を果たしつつ、MFP販売拡大の実績を着実に上げています。プロダクションプリント分野では、企業の大量印刷ニーズの取り込みを狙って昨年実施したM&Aが寄与するとともに、カラーデジタル印刷機の販売台数は引き続き増加し、プリントボリュームの成長も持続しています。産業用材料・機器事業では、ノートPCの市況悪化やテレビ用の使用部材の多様化に伴い、液晶偏光板用TACフィルム及び視野角拡大用VA-TACフィルムの販売数量は低調に推移しました。HDD用ガラス基板も依然厳しい状況が続いています。一方、計測機器分野は昨年実施したM&Aが寄与し、売上を拡大しました。
ヘルスケア事業では、デジタルX線画像診断システムの販売が好調に推移し、順調に事業を拡大しています。また、海外での事業拡大に向けたパートナー企業との戦略的な提携も成果を上げています。

当社は本年4月に、純粋持株会社から事業会社に移行するグループ経営体制の再編を行い、社名を「コニカミノルタ株式会社」に改めました。当期は、主力である情報機器事業を中心に業容転換を進めながら、着実な増収増益を目指してまいります。株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

直近3年度の売上高、営業利益、当期純利益の推移