2021年3月期 第2四半期 株主通信

当社は、さまざまな産業界のものづくりにおいて中核の機能を担う多様な部品・機器を提供しています。
コア技術を活かした高付加価値な製品群は、顧客企業からも“代えの利かない製品”という高い信頼を得ており、コロナ禍においても高収益を維持しています。

画像IoTソリューション
サーマルカメラで新型コロナウイルスの感染リスクを減らす

猛威を振るう新型コロナウイルス感染症への対策は、外部からの持ち込みを防止するだけでなく、感染リスクを低減することも必要です。当社は、表面温度検知に優れたサーマルカメラを使って瞬時に大人数の体の表面温度を検知する仕組みを開発。マスクをしていても非接触で発熱者を判別できるため、感染リスクの軽減や体調管理による日常のリスク低減をサポートします。こうした分野では、自社開発のみでなく日本電気(株)様をはじめ各社の保有技術と連携することで、安全・安心な社会づくりに貢献しています。

外観計測技術で自働車メーカーの自動化ニーズに応える

自動車の製造現場では、品質の向上や安定化、および省人化を目的に、生産工程の自動化ニーズが高まっています。なかでも、車体の外観検査は、ルーフから車体後方にいたるまでの塗装の微妙なキズ・ムラの検出が必要で、業界ではこの工程の自動化が望まれてきました。こうした声に応えるため、塗装欠陥の自動検査システムを提供。さらに、計測データを前工程である塗装工程や、後工程の補修工程にも活用するなど、工程全体を通じた、さらなる品質向上を目指しています。

次世代光学フィルムでディスプレイの進化を支える

近年、情報サービス環境の拡大やデジタル化にともなう技術革新によってディスプレイ産業は、電子看板や自動車、家電まで多用途に広がっています。当社は、顧客企業の製品開発をサポートするため先々の計画を共有し、信頼を勝ち得てきました。現在も、高い加工性による設計自由度を持つ次世代光学フィルム「SANUQI」を開発するなど、的確かつスピーディに新たな価値を提供しています。

コロナ禍、コロナ後の新しい働き方への転換を支援

働き方改革関連法を受けて抜本的に働き方を変えることが求められています。これを実現するにはデジタル技術を進化させて組織やビジネスモデルを変革する“企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)”が必要ですが、中小企業ではITサポート専任者が不在な企業も多く、IT活用が進んでいない場合があります。さらに、コロナ禍での新しい働き方への転換が求められており、DXの重要性がますます高まっています。当社は、2020年9月に新世代複合機「bizhub iシリーズ」のフルラインナップを完成させました。この複合機とITサービスを利用することで、利用者はクラウドを介してテレワークや在宅勤務からでも、オフィスの複合機からの出力やスキャンした紙文書をリモートで確認することができるため、働く場所を選ぶことなく、“新しい生活様式”での働き方改革を実現します。また、「bizhub iシリーズ」は強固なセキュリティ機能によってコンピュータウイルスを即座に検知し(オプション機能)、重要なデータを守ります。

マーケティング分野で増す少量多品種の印刷ニーズに対応

マーケティングの世界では、消費者の購買意欲を高めるために、地域・季節を限定した商品や、消費者一人ひとりに対応した商品などの開発が進んでおり、ラベルやパッケージを少部数で作成したり、贈答用ワインのラベルに名前や日付を金箔で印字して特別感を醸成したりと、きめ細かな対応が求められています。こうした需要にお応えするために、当社は用途に合わせてデジタル印刷機を提供するとともに、購買意欲を高めるデザインや印刷手法を提案しています。

多様な印刷素材にそのまま印刷
小ロット印刷に加え、印刷業界で望まれていたオフセット印刷に匹敵する高画質を実現するとともに、プラスチック基板、透明フィルム、箔紙、金属媒体、キャンバス、合成基板など、多様な印刷基材に印刷ができます。これによって自動化・効率化による生産性向上と提案力の拡大に役立つソリューションを提供します。

短納期・小ロットに最適なコンパクトマシン
短納期・小ロットのラベル印刷ニーズに最適な生産性を持つコンパクトなマシンでありながら、オフセット印刷に迫る高品質出力を実現します。これにより、お客様である印刷会社では、大型のデジタル式ハイエンド機に投資する必要がなく、新たなビジネスの機会を生むことが可能となります。