miramos導入で現場も施設長も嬉しい!

2024年1月

事務長 岩田 幸人 様

「感動・安心・安全・信頼」を感じていただける暮らしを実現するために「特別養護老人ホーム」をはじめ、「デイサービス」「ケアプランセンター」「訪問看護ステーション」「訪問介護ステーション」を展開。

導入目的:

業務を効率化してケアや教育の時間を確保したい

課題:

シフト作成業務の効率化

効果:

作業時間とストレスの軽減、加算の返戻リスク軽減、ケア業務への集中、人材育成時間の確保

シフト作成にかかる膨大な時間はもちろん、担当者の精神的な負担も課題

- シフト作成という業務についてどのような課題があったのでしょうか?

まず担当者が作成に膨大な時間を費やしていました。また時間だけでなく担当者の精神的なストレスも問題でした。
職員はみんな自分の希望通りに働きたいと思っていますが、全員の希望を叶えるのはかなり難しい。シフトは職員の生活に直接かかわるものなので、職員は感情的に捉えがちで不満が生じやすい。担当者は責任感から自分の希望を後回しにしてシフトを成り立たせることも多いですが、それにも関わらず担当者に不満の矛先が向いてしまうというのは本当につらい。
しかも、シフト作成に関する教育研修が出来るわけでもなく、全ては担当者のセンスと自己犠牲に頼るしかなかったんです。青都荘では職場のリーダーがシフトを作っていくのですが、シフトの出来がリーダーの職場での立場や評判を決めてしまうこともあって、リーダーが異動で変わったりすると「前のリーダーの時はこんなシフトじゃなかった」という不満の声が職員から上がることもありました。
担当者は膨大な作業時間と精神的なストレスを抱え込んでいて、施設長としても問題だと分かってはいるけど、なかなか解決が出来ない状態でした。

シフトが加算要件を満たしているかもチェックしなければならない

- 施設長としても課題を感じていた?

担当者が抱え込んでいる膨大な作業時間と精神的なストレスをなんとかしたいというのはもちろんですし、それ以外にも施設長自身の業務の点からも課題はありました。人員が不足している中で体制系加算の要件をきちんと満たすシフトを作るのはなかなか大変なんです。現場がそれを考慮して作るのは難しいので施設長が見るのですが、チェックして再度修正を依頼してという作業は結構な負担でした。

現場も施設長も嬉しい

- miramos導入の決め手となったのは?

まずは、担当者が抱え込んでいる膨大な作業時間と精神的なストレスを大幅に削減できるという点ですよね。担当者は様々な条件をパズルのように組み合わせていく作業に頭を悩ませ膨大な時間をかけていたわけですが、miramosが代わりにそれをやってくれるようになる。miramosを導入すれば担当者はmiramosが作ってきたシフトをチェックして簡単な修正をして仕上げればよいだけなので、実際にシフト作成時間を約70%削減できましたし、精神的なストレスも減って喜んでいます。またAIが作ったという形になるのは、不満の矛先を作成担当者からAIに逸らすことができるというのも良かったです。
また施設長としても、あとになって加算要件を満たしていなかったので返戻になるっていうのは絶対に避けたい。やっぱり安全に運営したいですし自信を持って加算を取りたいので。だから体制系加算の要件を満たしているかどうかをmiramosで自動チェックできるっていうのは大きかったですね。返戻のリスクを軽減できる。それから、例えば退職者が出ることが分かった時、その職員が介護福祉士だったりするとそれは体制系加算に影響するリスクがあるので、今後も加算の要件を満たせるシフトを作れるかどうかをmiramosで試せる、つまり未来も見えるっていうのも結構大きいと思います。補充要員の採用を考える際にも、有資格者を取るべきかそうでないかでは採用活動の負荷の掛け方も全然違ってきますので。
だから、現場の担当者も嬉しいし、施設長も嬉しい。施設全体でメリットが享受出来ると考えました。

ICTは現場の負担をできるだけ少なく始めたい

- 新しいICTツールを導入する時には現場から反発があったり抵抗があったりすることもあると思うのですが、miramos導入の場合はどうでしたか?

そうですね、こうしたITツールを導入する時は、やはりどうしても初期設定や使い方に慣れるまでが面倒に感じますよね。しんどいのは最初だけであとは楽になるということは分かっているのですが、ただでさえ現場は日々大変なので、施設長としては現場の担当者の負担を出来るだけ少なく始めたいと考えていました。
でもmiramosの場合はコニカミノルタ側でシフト分析や初期設定作業をしてくれたので有難かったですね。そんなにサポートをしてくれちゃって大丈夫ですか?って、逆に心配してしまうくらいの手厚いサポートでした。

miramos導入で生み出された時間によって、人材育成に時間を使えるように

- 今後の計画などがあればお聞かせください。

miramos導入によって、これまで現場のリーダーがシフト作成に掛けていた時間の大半を別の業務に使えるようになりました。精神的な余裕も生まれているので、せっかく生み出された時間をポジティブに使っていこうという話をしています。リーダーが現場のケア業務をこれまで以上にしっかり見ていけるようになってきていますし、具体的な取り組みとしては、生み出された時間を使って研修とか教育といった人材育成の取り組みを始めています。

お客様Info

施設名 :
社会福祉法人青野ヶ原福祉会 特別養護老人ホーム 青都荘
所在地 :
大阪市都島区都島中通3-14-20
代表者 :
宮本 まや 施設長
創立 :
2008年
入所定員 :
90人

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