KONICA MINOLTA Hackathon 2019 Event Report

KONICA MINOLTA Hackathon 2019 Event Report

KONICA MINOLTA
Hackathon 2019
Event Report

イベント概要

日時

2019年9月19日(木)~21日(土)

開催場所

コニカミノルタ株式会社 新研究開発棟 「コニカミノルタ八王子SKT」東京都八王子市石川町2970

参加者

約40名

イベントの様子

イベントの概要説明

1873年創業から、140年以上もの歴史ある老舗メーカーであるコニカミノルタ。
今や伝統的な製品メーカーとしての立ち位置に固執せず、IoTやビッグデータ活用など先端技術領域に取り組み、ハードウェア/ソフトウェアの垣根を超え、新たなサービス<価値創造>の開発を進めています。
「KONICA MINOLTA Hackathon」は、「イノベーション」をキーワードに、若い世代の熱意と技術で世の中の課題を解決していくようなイノベーターの発掘を目的に実施され、 今年で3回目の開催となります。特にアプリ・ソフトウェア開発スキルのある学生から参加者を募り、今年は約40名の学生が参加しました。

今回のハッカソンのテーマは、「コニカミノルタの技術を使って、SDGsの達成に貢献するサービスを作ろう!」。コニカミノルタの製品や技術を活用し、各チーム環境課題や社会課題の解決に向けたサービスの開発に取り組みました。

イベントの様子 イベントの概要説明

イベントの様子 イベントの概要説明

最優秀賞

チーム名 チーズハンバーグ
使用デバイス MFP(複合機)
ターゲット 幼稚園教諭
ターゲットが抱える課題 担当する園児が多く、一人ひとりの心理状態を把握しきれていない。
概要 MFPで取り込んだ絵を外部サーバで分析し、絵を描いた人の心理状態をデータで可視化。

審査員特別賞

チーム名 CrazyCorders
使用デバイス CPSプラットフォーム
ターゲット コワーキングスペース利用者および所有者
ターゲットが抱える課題 (利用者)作業に適切なコワーキングスペースを探したい。
(所有者)コワーキングスペースの混雑状況を提供することで集客施策に繋げたい。
概要 コワーキングスペースの快適度をリアルタイムで判定しクラウドで公開。
チーム名 Hobbies
使用デバイス OLED
ターゲット 読書をする人
ターゲットが抱える課題 本の検索や読書の進捗管理をより簡易化したい。
概要 エコな材料で構成されたOLEDを用い、本検索の簡易化と読書体験を電子化。

総監督特別賞

チーム名 姿勢マスター
使用デバイス MFP(複合機)
ターゲット 色覚異常を持つ人
ターゲットが抱える課題 デザインが認識できず、正確な情報を取得できないことがある。
概要 画像をスキャンすると、MFP(複合機)が色弱者の人にもわかりやすいデザインを提案。

イベントの様子 イベントの概要説明

イベントの様子 イベントの概要説明

最優秀賞以外のチームも、素晴らしいアイデアと実装で甲乙つけがたいものばかり。3日間本当にハードなスケジュールでしたが、「楽しかった!」「また是非参加したい」と笑顔の学生が多かったのがとても印象的でした。

審査員紹介

審査員 池田 秀行

審査員 池田 秀行

株式会社ギブリー 取締役CTO

審査員 江口 俊哉

審査員 江口 俊哉

コニカミノルタ株式会社 執行役
IoTサービスPF開発統括部長

審査員 平賀 明子

審査員 平賀 明子

コニカミノルタ株式会社 グループ業務執行役員
ヒューマンエクスペリエンスデザインセンター長

参加者の感想

「非常に面白かった。自分にはない他人の発想や技術を取り込むことが出来た。また、全力で開発を行うことによって自分の開発力のどこが不足しており、逆にどこは他人と差別化できるかをつかめたと思う。また、開発を行うための下調べや、個人個人が作るライブラリの接合部分の約束事が非常に大切であることを痛感した。」

「ハッカソンへの参加は今回が初めてで、少なからず不安もありましたが、本当に手厚いサポートのお陰で、安心して気持ちよく、楽しく参加することができました。また、コニカミノルタが大切にしていることや理念についても身をもって知ることができるとても良い機会だったと思います。」

「楽しかった。初めてのIoTのハッカソンであり、担当した作業も未経験のものが多かったが、楽しく取り組むことができた。」