ニュースリリース

最大24レイヤーの広画角レーザーレーダーを開発
-オートモーティブワールド2015 ZMP社ブースにて参考出品-

2015年1月13日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)では、このたび、TOF(Time Of Flight)方式*で垂直方向に最大24レイヤー、水平画角最大180度の広範囲スキャンが可能なレーザーレーダーを開発いたしました。
本レーザーレーダーを使えば、夜間でも街灯などの明かりに影響されず、人と地形・構造物などの物体を区別しながら、人や物体をリアルタイムに検知・観測することが可能です。

コニカミノルタ開発 レーザーレーダーの主な特長

  • 垂直方向に最大24レイヤー、水平画角最大180度の広範囲スキャンが可能
  • 上記画角とリアルタイムを両立し、高精細な三次元情報の取得が可能
  • 測定距離最大 車両:100m以上、人:50m以上
  • 外乱光に強い
  • 隙間の無い画素配置を実現


計測イメージ(輝度画像)


計測イメージ(距離画像)


レーザーレーダー 外観


走査イメージ

本レーザーレーダーは、自動運転/高度運転支援システムの開発や建機・物流搬送機器・移動ロボットなど、様々な領域での活用を見据え、さらに開発を進めていきます。
なお、東京ビッグサイトで1月14日~16日に開催されるオートモーティブワールド2015/第3回コネクティッド・カーEXPOの株式会社ZMP(本社:東京都文京区、社長:谷口 恒、以下ZMP)ブースにて、ZMPの自動運転車両とともに、本レーザーレーダーが参考出品されます。

*投射したレーザーがターゲットまで往復してくる時間から距離を計測する方式

主な仕様

  Type1 Type2
レーザー クラス1
測定距離 車両(リフレクター)100m以上、 人 50m以上
検出画角(分解能) 水平 ±90° (0.12°) ±60° (0.12°)
垂直 18ライン (0.5°) 24ライン (0.5°)
フレームレート 10 fps
通信インターフェース CAN、イーサネット
サイズ(W × H × D)、重量 180 × 132 × 150mm、約1.4kg
電源 12V

*仕様は現時点のものであり、予告なく変更する場合があります。

お客様 お問い合わせ先

コニカミノルタ株式会社 事業開発本部事業推進部 TEL:042-660-7581

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