ニュースリリース

CDPより 最高評価の「気候変動Aリスト」企業に2年連続で認定

2017年10月24日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、持続可能な経済を実現させる活動を行う国際NGOのCDP※1より「気候変動Aリスト」企業として認定されました。これにより、2年連続4回目のAリスト認定となりました。

【「気候変動Aリスト」について】

「気候変動Aリスト」とは、その活動が気候変動対応と戦略において世界のリーダーであると評価された企業に与えられるものです。全世界6200社以上の企業を対象に調査が行われ、今年度は、112社(日本企業は13社)が、「気候変動Aリスト」に認定されました。

コニカミノルタは、この度の2年連続Aリスト認定獲得を、気候変動対応への取り組みとその情報開示が、引き続き高いレベルに維持されていると認められた結果であると考えています。

【⻑期環境ビジョン】

コニカミノルタは、2009年に策定した⻑期環境ビジョン「エコビジョン2050」に、昨年新たに「カーボンマイナス」という概念を追加し、より意欲的な目標としました。これは、2050年に⾃社製品のライフサイクル全体におけるCO2排出量を2005年度⽐で80%削減する従来の目標に加え、取引先や顧客、地域社会といったステークホルダーとの連携により、事業活動によるCO2排出量を上回るCO2排出削減効果を⽣み出していくという新たなコミットメントです。現在、長年培った多様な環境技術やノウハウを、取引先や顧客に提供し、協働で社会全体のCO2排出量削減に努めるなど、ワールドワイドで施策を着実に推進しています。

また、昨年度は、「エコビジョン2050」からのバックキャスティングにより、⾃社製品のライフサイクル全体におけるCO2排出量について2030年までに2005年度⽐で60%削減という中間⽬標を設定し、この⽬標が、国際的なイニシアチブである「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ※2」より、科学的根拠に基づいた⽬標として承認されました。

※1CDPは、企業や都市の重要な環境情報を測定、開示、管理し、共有するための唯一のグローバルなシステムを提供する国際的な非営利団体です。CDPは、企業が環境や天然資源に及ぼす影響を開示するように、またその影響を軽減する対策を取るように、合計100兆米ドルの資産を持つ803の機関投資家を含む市場経済とともに働きかけています。www.cdp.netNew Window
※2SBTイニシアチブは、産業⾰命前からの気温上昇を2℃未満に抑えるための科学的根拠に基づいた温室効果ガスの排出削減⽬標の達成を推進するために、CDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界⾃然保護基⾦)の4団体が2015年に共同で設⽴したものです。

コニカミノルタは、グローバル企業として、地球規模での環境課題解決に向けて、あらゆるステークホルダーと共に環境負荷低減に取り組んでいくことによって、気候変動などの環境課題の解決に貢献し、共創価値の拡大を推進していきます。

参考情報:社外からの評価

コニカミノルタは、CSRに関するグローバルな指標や格付けで数々の高い評価を受けています

Dow Jones Sustainability Index(米国、スイス) World Index (DJSI World):
2012年から連続で構成銘柄に組み込み
Asia Pacific Index (DJSI Asia Pacific):
2009年から連続で構成銘柄に組み込み
FTSE4Good Index(英国) 2003年から連続で構成銘柄に組み込み
FTSE Blossom Japan Index(英国) 2017年新設当初から構成銘柄に組み込み
MSCI ESG Leaders Indexes(米国) 2010年から連続で構成銘柄に組み込み
※2010年より前の組み込み有無について情報なし
※2017年より名称変更 (旧:MSCI Global SRI)
MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数(米国) 2017年新設当初から構成銘柄に組み込み
MSCI 日本株女性活躍指数(米国) 2017年新設当初から構成銘柄に組み込み
モーニングスター社会的責任投資株価指数(日本) 2003年から連続で構成銘柄に組み込み
RobecoSAM(スイス) 「シルバークラス」に選定(2017年1月)
イーコム(oekom) (ドイツ) トップクラスの「Prime」認定を2011年から維持
エティベル(Ethibel)(ベルギー) 「Ethibel Pioneer」及び「Ethibel Excellence」の投資ユニバースに選定(2017年1月)
CDP(英国) 2016年から連続で「気候変動Aリスト」企業として認定

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