ニュースリリース

材料分野での生産技術の革新と生産性向上に向け国内の情報機器サプライ生産体制を強化
~情報機器向け化製品※1生産子会社の合併について~

2018年1月22日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、情報機器事業の国内化製品※1生産子会社である、株式会社コニカミノルタサプライズ(本社:山梨県甲府市、以下 コニカミノルタサプライズ) とコニカミノルタサプライズ関西株式会社(本社:兵庫県神戸市、以下 コニカミノルタサプライズ関西)が2018年4月1日付で合併することをお知らせいたします。

合併の狙い

コニカミノルタは、今年度より推進している中期経営計画「SHINKA 2019」のもと、高収益な企業体質への転換を図っており、生産・調達においては生産形態の特長を踏まえた国内生産子会社の再編を戦略的に行っています。この度の合併で、両社の人財※2を融合させ、それぞれの保有技術と生産現場のノウハウを共有化することで、化製品技術の革新と生産性の向上を目指します。
コニカミノルタサプライズとコニカミノルタサプライズ関西は、いずれも複合機(MFP)及びプロダクションプリント機用のトナーをはじめとする化製品の生産拠点です。重合法トナーの合成工場を有するコニカミノルタサプライズは機能性微粒子製造技術を強みとしており、コニカミノルタサプライズ関西は混合・混練技術に長けています。これらの技術の融合により、情報機器以外の新規事業向けも視野に入れた新たな機能性化製品へと、生産品目の拡大に取り組みます。
また、コニカミノルタが推し進める次世代の生産方式「デジタルマニュファクチャリング」のさらなる実践や、生産品目集約による生産性効率化並びに本社機能集約による間接業務の効率化、さらに材料生産から成型までの一貫生産実現などにより、高収益な企業体質への転換をより一層進めてまいります。

合併存続会社の概要

社名 株式会社コニカミノルタサプライズ
本社 山梨県甲府市
主な事業内容 複合機(MFP)、プリンタ、印刷機用資材(感光体ドラム・トナー)の生産
資本金 2億円※3
従業員数 約350名(合併後の人数)

合併のスキーム

コニカミノルタサプライズを存続会社として、コニカミノルタサプライズ関西を吸収合併します。

※1:コニカミノルタでは、材料生産のみに留まらず広く化学製品の完成品までを担う生産拠点を目指す想いから、一般的な表記である化成品ではなく化「製」品としています。
※2:コニカミノルタでは、「従業員は財産である」という想いから人「財」としています。
※3:2018年2月28日付で減資を予定しており、その実施後の金額です。

ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。