ニュースリリース

神戸市とコニカミノルタ、中小企業へのIoT導入支援などで協力
~連携協定を締結し、製造業が直面する課題の解決へ向け協働で支援~

2018年2月21日

神戸市
コニカミノルタ株式会社

神戸市(市長:久元 喜造)とコニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、本日、神戸市内の中小企業の生産性向上を目指した産業振興に関する連携協定を締結しました。本協定を通じて、神戸市とコニカミノルタは、市内に集積する航空機クラスターへのIoT支援導入や中小製造業の省エネ対策支援などを推進し、中小企業の課題解決に向けた支援を協働で実現していきます。

連携協定の狙い

日本の製造業、特に中小企業は、労働力の減少、次世代への技能継承、環境対応などの社会課題に直面しつつも、経営資源の限界もあり独自で施策を企画、実行するには困難が伴います。神戸市は、市内中小企業の生産性向上に向けた産業振興施策を推進しており、IoTの導入やワークフローの変革を通じた加速を期待しています。コニカミノルタは、現在全社を挙げて取り組んでいるIoTによる業務プロセスの根本的な変革で培ったノウハウを活用し、企業の現場での実証実験の推進を通じて市内中小企業の成長を支援していきます。

具体的な協力

1.神戸航空機クラスターへのIoT導入支援

コニカミノルタは、航空機クラスターを構成する中小企業の現場で生産性向上のための課題を整理し、解決すべきテーマを定めて、自社が保有するIoT導入ノウハウ活用した実証実験を中小企業と協働で実施します。長期的に、神戸市とコニカミノルタは、神戸で実現する成功事例を集約し、神戸発のIoT導入モデルとして全国へ発信することを視野にいれています。

2.環境ノウハウの提供による省エネ施策への支援

コニカミノルタグループが保有する環境経営ノウハウや環境負荷低減施策を中小企業へ提供し、環境対応と企業の成長の両立に向けた活動を支援します。近年重視されているサプライチェーン全体を通じた環境負荷低減活動や、製品ライフサイクル全体での環境対応についても、コニカミノルタは長期ビジョンから中期計画、年度計画の施策まで、自社で培ったノウハウを積極的にグループの枠を超えて提供しており、神戸市でもその役割を果たしていきます。

コニカミノルタについて

コニカミノルタは、進化したインプット・デバイスを活用して画像をデジタル化し、さらにディープラーニング等のAIを用いたデータ解析で、見えないものの見える化を実現するデジタルイノベーションを通じ、ビジネス社会や人間社会の進化のために新たな価値を創出すべく、潜在的課題を先取りして解を提供する「課題提起型デジタルカンパニー」を目指しています。強みである独自のコア技術とグローバル200万社の顧客基盤を基に、業種業態ごとに抱える課題を可視化し、生産性向上やワークフロー変革に貢献し、IoT時代をリードするサービスソリューションを提供していきます。

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