ニュースリリース

コニカミノルタ「健康経営銘柄」に選定
~健康度向上で人財力を最大に~

2018年2月21日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、この度、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を選定する「健康経営銘柄」に選ばれました。2015年、2016年に次いで、3度目の選定です。

「健康経営銘柄」は、経済産業省と東京証券取引所の共同の取り組みで、長期的な視点からの企業価値の向上を重視する投資家にとって魅力ある企業として紹介することを通じ、企業による「健康経営」の取り組みを促進することを目指しています。今回は、東証上場企業の中からコニカミノルタを含む26社が選定されました。

「健康経営銘柄」のロゴ

コニカミノルタは、4つの指標「経営理念・方針」「組織体制」「制度・施策実行」「評価・改善」の全てで高い評価を獲得し、電気機器セクターから選定されました。これは、「従業員の健康が全ての基盤という認識のもと、健康第一の風土醸成を通じて健全な経営を推進する」という理念に基づき、会社の人事部門と健康保険組合とが一体となるコラボヘルスで進めている、データの見える化とPDCAに基づいた健康度向上への取り組みと成果が評価されたものと考えています。

(2018年2月20日に行われた発表会の様子)

コニカミノルタの取り組み

1.会社と健保のリソースを最大限活用してコラボヘルスを推進

人事部門に健康管理の専門部署を設け、健康保険組合との一体運営(コラボヘルス)を推進しています。人事部門の健康管理担当者、健康保険組合の担当者、産業医で、週報告会や月1回の施策検討会を開催し、活発な意見交換を実施しています。また、各種健康増進イベントなどでは、労働組合とも協力しています。

2.「見える化」をキーワードとした重点施策で従業員の生活習慣改善を後押し

健康情報をシステムで一元管理し、直近の健診結果から試算した「将来の疾病リスク」として、10年後の循環器系疾患・脳卒中・虚血性心疾患の同年齢平均と比較した発症倍率を従業員に提示し、「見える化」することで生活習慣改善を後押ししています。これは、健康保険の扶養となっている配偶者も利用することができます。

3.メンタル休務者削減、がん検診受診率向上などで成果、中国でも受動喫煙対策を推進

健康経営の成果としては、メンタル不調による長期休務者は、リハビリ勤務制度の導入やストレスチェック結果を活用した職場改善活動によって、2013年4月の62人から2017年4月には39人に減少しました。また、子宮頸がん検診の受診率向上を目的に、女性従業員の多い事業所を中心に女性医師付き検診車の配備を進めた結果、2015年から2016年の1年間で受診率が21%から43%に上昇しました。
さらに、生産拠点がある中国でも、受動喫煙対策として、屋内喫煙所の削減と屋外化による分煙化を推進しています。

4.国内関係会社12社も「健康経営優良法人2018」に認定

コニカミノルタ健康保険組合と国内関係会社12社が連携し活動を行った結果、「健康経営優良法人2018」で、大規模法人部門「ホワイト500」にコニカミノルタジャパン株式会社、キンコーズ・ジャパン株式会社、コニカミノルタビジネスアソシエイツ株式会社の3社が、中小規模法人部門に株式会社コニカミノルタサプライズ、コニカミノルタサプライズ関西株式会社、コニカミノルタメカトロニクス株式会社、コニカミノルタソフトウェア研究所株式会社、コニカミノルタオプトプロダクト株式会社、コニカミノルタエンジニアリング株式会社、コニカミノルタテクノプロダクト株式会社、コニカミノルタプラネタリウム株式会社、コニカミノルタケミカル株式会社の9社が認定されました。

コニカミノルタは、今後も従業員の健康維持増進を経営の視点から推進し、豊かな社会の実現に貢献することを通じて、企業としての社会的責任を果たしてまいります。

コニカミノルタでは「従業員は財産である」という想いから人「財」としています。

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