ニュースリリース

有機EL照明で「光るスマートプリンティング」分野を強化
コニカミノルタ パイオニア OLED 株式会社の体制変更について

2019年4月24日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、有機EL照明事業の合弁会社コニカミノルタ パイオニア OLED 株式会社(本社:東京都港区、社長:中来田 眞弘、以下 コニカミノルタ パイオニア OLED) に係るパイオニア株式会社(本社:東京都文京区、社長:森谷 浩一、以下 パイオニア)との合弁契約を解消いたしました。今後、コニカミノルタは、両社協業で得た知見とノウハウを活用し、事業の注力分野を車載照明から、自社が得意とする高付加価値印刷事業とのシナジーによる「光るスマートプリンティング」※1を軸とする方針に転換してまいります。

体制変更について

コニカミノルタとパイオニアは、2017年に有機EL照明事業に係る合弁会社コニカミノルタ パイオニア OLEDを設立し、車載照明を注力分野として事業を推進してまいりましたが、パイオニアの経営方針の変更に伴い、4月16日付で合弁契約を解消いたしました。コニカミノルタ パイオニア OLEDは、社名をコニカミノルタOLED株式会社に変更して存続いたしますが、事業、機能、パイオニアの有機EL照明に係る関連資産などについては、コニカミノルタに移管されます。
なお、この合弁契約解消がコニカミノルタの2019年3月期連結業績に与える影響はありません。

今後の事業戦略

コニカミノルタは、今後、「光るスマートプリンティング」分野において新たな価値を創造し、当社の成長事業であるの高付加価値印刷とのシナジーによって事業拡大を目指します。
コニカミノルタは、これまでも、商品パッケージ、販促用カード、グリーティングカードなど「光るスマートプリンティング」のマーケティング活動を海外中心に行っており、コニカミノルタのフレキシブル有機EL照明パネルの強みである「薄い・軽い・曲がる」特徴が活きる市場であること、さらに、コニカミノルタが保有する独自のロール・ツー・ロールの生産方式によるコスト面での優位性があることが明らかになりました。また、この分野は、コニカミノルタが取り組む箔押しやニスコーティングといったデジタル加飾印刷による高付加価値印刷事業とのシナジーを発揮できるため、今後は、「光るスマートプリンティング」を注力分野とし、ジャンルトップを目指します。
商品パッケージ、販促用カード、グリーティングカード等、印刷物の付加価値を高めて驚きや感動を与えることで、それらを発信する企業のブランディングや商品訴求力向上に貢献いたします。

※1光るスマートプリンティング:紙のように薄いフレキシブル有機EL照明パネルを利用し、これまでにない光る印刷物を実現することで、お客様に驚きや感動を与える新しい印刷物ソリューションのこと

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