ニュースリリース

企業のデジタルトランスフォーメーションを促進する
ITサービスへのタッチポイント「bizhub iシリーズ」
9機種拡充でフルラインアップ完成
統合型サービスでニューノーマルでの働き方改革を支援

2020年7月29日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、フルモデルチェンジした新世代複合機「bizhub iシリーズ」に、カラー機 (A3カラー複合機「bizhub(ビズハブ)C750i」「bizhub C287i」)、モノクロ機(A3モノクロ複合機「bizhub 750i」「bizhub 650i」「bizhub 550i」「bizhub 450i」「bizhub 360i」「bizhub 300i」、A4モノクロ複合機「bizhub 4050i」)を新たに加え、2020年9月より順次発売開始します。

「bizhub iシリーズ」の導入により、ニューノーマル(新常態)環境下でのオフィスはもとよりテレワークや在宅勤務からでも、簡単に高度なITサービスが活用可能になります。また、IoT機器の特性を踏まえた強固なセキュリティー機能により、ウイルスやマルウェアを複合機で検知*1し、オフィスにある各デバイスと複合機を安全に繋ぎ、オフィスのセキュリティー強化を支援します。さらに、リモートメンテナンスによる常時監視・保守や自動アップデートにより複合機が最適な状態に維持されるほか、災害時の早期復旧*2が可能になるなど、将来にわたって顧客の事業継続をサポートするサステナブル(持続的)な高品質サービスを提供します。

*1オプション設定。

*22020年秋 対応予定。

bizhub C750i

「bizhub iシリーズ」導入の背景
クラウド、Workplace Hubと連携しニューノーマルでの新しい働き方を支援

働き方改革関連法を受けて顧客の抜本的な働き方改革が求められている中、コニカミノルタは、Intelligent Connected Workplace構想のもと、働き方改革の自社実践で得た知見とノウハウを集約した「いいじかん設計」支援サービスにより、企業のIT基盤構築、業務プロセスの改善による新しい働き方の実現に向けた「創造じかん」を生み出す支援を続けています。
働き方改革実現のためには、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)によるIT活用が不可欠ですが、特に中小企業ではITサポート専任者が不在な企業も多く、IT活用が進んでいるとは言えません。コニカミノルタは、クラウドプラットフォーム「INFO-Palette Cloud」の複合機連携機能「bizhub essentials」や統合サービスプラットフォーム「Workplace Hub(ワークプレイスハブ)」と複合機の統合型サービスとの連携により、このような顧客の課題解決に取り組みます。企業のDXを促進しオフィスのITサービスとのタッチポイントとなる「bizhub iシリーズ」により、新型コロナ下、コロナ後のニューノーマル環境下での新しい働き方への転換と、効率的なIT活用を支援していきます。

「bizhub iシリーズ」が提供する価値

1. 利用者としての価値

・身近に使える高度なITサービス

働き方改革のなかでリモートオフィス等、働く場所も多様化しています。コニカミノルタはモバイル機器との連携を高めためたのはもちろんのこと、複合機の将来のオフィスでの役割を考え、集合型のリアルオフィスでの複合機をもはや単にコピー、スキャン、FAXを操作する箱ではなく、ITサービスを利用するタッチポイントと位置付けました。「bizhub iシリーズ」では、パネルやドライバーのデザインを直観的かつ分かりやすいユーザーインターフェイスを刷新すると共にクラウドとの接続性を強化しています。そのためITの専門知識がなくとも、使い慣れた複合機のオペレーションパネルから簡単に高度なITサービスを利用することが可能です。
「bizhub iシリーズ」は、必要な複合機機能やアプリケーションを、コニカミノルタのオンラインマーケットプレイスより複合機に適宜ダウンロードして使用*3できます。また、各アプリケーションはオンラインマーケットプレイスにより一元管理されて一覧でき、IT部門の運用も容易です。

*32020年秋 対応予定。

・働く場所を選ばないクラウド連携

コニカミノルタが提供するクラウドプラットフォーム「INFO-Palette Cloud」の複合機連携機能「bizhub essentials」を利用することで、利用者はクラウドを介して、オフィスの複合機からの出力や、スキャンした紙文書をリモートで確認することができます。
また、複合機で受信したFAX文書は自動的にクラウドストレージ*4にアップロードされるため、自宅や外出先でもFAX文書をタイムリーに確認することができます。さらに、オプションの「remote fax」の利用により、自宅や外出先からからオフィスの複合機を介してFAX送信が可能となるため、これまで会社に出社する必要があったFAXでの受発注業務などが、働く場所を選ぶことなく行え、ニューノーマル環境下での業務効率化に貢献します。
https://www.konicaminolta.jp/business/service/info_palette_cloud/service.htmlNew Window

*4対象クラウドストレージ「Box / Google Drive / Drop box / One Drive」

・ビジネスドキュメント作成の生産性向上を実現するオフィスのセンターマシン

「bizhub iシリーズ」中高速機では、高速出力に加え、必要な時に、必要な形で、必要な数だけ素早く作成できるオンデマンド印刷に対応しています。ブックレット作成も可能な豊富なフィニッシャーオプションに加え、新たに紙種センサーによる自動用紙種類設定機能を搭載*5しました。ユーザーの用紙設定の煩わしさを取り除き、用紙の設定ミスによる紙詰まりや画像不良の発生を抑制することで、ユーザーの生産性向上をサポートします。

*5用紙の種類(再生紙、厚紙、薄紙、封筒、OHP用紙)を自動で検知し、最適な印刷モードへ自動変更する機能。対象はオプション含む全ての用紙カセット。「bizhub C750i」は標準搭載、「bizhub 750i」「bizhub 650i」「bizhub 550i」「bizhub 450i」「bizhub 360i」「bizhub 300i」についてはオプション設定。「bizhub C287i」「bizhub 4050i」は非対応。

2.管理者としての価値

・IoT機器の特性を踏まえたセキュリティーの強化

今日企業経営を脅かすサイバー攻撃のリスクは増大し、PC/サーバー同様に複合機もIoT機器の1つとして顧客環境を守ることが求められています。「bizhub iシリーズ」は、業界で初めて*6複合機に、AV-TEST*7で高検出率を誇るウイルススキャンエンジン(Bitdefender社)を採用*8することで、複合機自身の感染防止にとどまらず他のPCやサーバーへの拡散を防御し、複合機が企業の情報漏洩の踏み台になることを防ぎます。複合機と外部環境との間でやり取りするデータを常に監視しているため、オフィス内の複合機に入力されるデータのウイルスやマルウェアを即座に検知し、ファイルの削除などの処理を自動的に行います。さらにWorkplace Hubセキュリティサービス*9と連携することで、PCのウイルススキャン統合管理に加え、ファイヤーウォールによるネットワーク全体に対する強固なセキュリティーシステムを実現し顧客の重要なデータを守ります。

*6コニカミノルタ調べ。

*7独立機関最大手であるドイツのAV-TEST研究所によるセキュリティーソフト評価。

*8オプション設定。

*9セキュリティー脅威の検知・分析・対処から、保守までのワンストップサービス。

https://www.konicaminolta.jp/business/solution/workplacehub/app/sophos.htmlNew Window

・オンプレミスとクラウドの柔軟な組み合わせ

「bizhub iシリーズ」は、Workplace Hubを含むコニカミノルタ独自のハイブリッド提案(オンプレミスとクラウドの組み合わせ)として、顧客のビジネスに合わせて最適化を図りながら、柔軟な展開が可能です。「bizhub iシリーズ」はクラウドサービスと連携し、クラウド上の保管場所から印刷したり、スキャンした文書をクラウドに直接アップロードしたりすることができ、場所に縛られない働き方が実現します。また全ての業務をネット環境へアクセスできずオンプレミスが欠かせない業種や、同じ環境にある複合機で、連携したクラウドサービスを利用することによりシームレスに繋がるなど、環境や要件にあわせて、クラウドとオンプレミスを柔軟な組み合わせで利用することができます。

・Workplace Hubと複合機の連携イメージ

3.経営者としての価値

・サステナブル(持続的)な高品質サービス

「bizhub iシリーズ」は、導入後もアプリケーションのアップデートによりサービスが進化し続けます。また、複合機としての高い性能と信頼性を備え、リモートメンテナンスにより常時監視・保守されるほか、自動アップデートにより複合機を最適な状態に維持することが可能です。また、災害時には、バックアップデータからの早期復旧が可能*10です。コニカミノルタはモノの価値だけではなく、セキュリティーのコンサルテーションを含めた運用面にいたるまで、様々な顧客状況の変化においても高品質なサービスをワンストップで持続することで、将来にわたる顧客の事業継続をサポートします。

*102020年秋対応予定。

コニカミノルタは、人・場所・デバイスを繋げ、時と場所に制約されない働き方を提案し、顧客の生産性・創造性向上に貢献しています。今後さらに、顧客データの分析による課題の発見と、パートナーとして共にその課題を解決していく「課題提起型デジタルカンパニー」へと進化していきます。

【 本体標準価格 】

名称速度価格(税別)
bizhub C750i70枚/分(カラー)/75枚/分(モノクロ)3,900,000円
bizhub C287i28枚/分(カラー)/28枚/分(モノクロ)1,090,000円
bizhub 750i75枚/分(モノクロ)3,080,000円
bizhub 650i65枚/分(モノクロ)2,430,000円
bizhub 550i55枚/分(モノクロ)2,210,000円
bizhub 450i45枚/分(モノクロ)1,820,000円
bizhub 360i36枚/分(モノクロ)1,450,000円
bizhub 300i30枚/分(モノクロ)1,160,000円
bizhub 4050i40枚/分(モノクロ)548,000円

各種ユニット、オプション、設置料金は、別料金となります。

お客様のお問い合わせ先

コニカミノルタジャパン株式会社 お客様相談室 TEL:0120-805-039

製品の仕様・外観・価格は都合により予告なしに変更する場合があります。

説明図にはオプションが必要な機能・サービスが含まれています。

【別紙】

■Intelligent Connected Workplaceについて

Intelligent Connected Workplaceとは、必要な人や情報がつながり、 いつでもどこでもだれとでも価値創造できる、顧客にとってスマートな職場環境です。オフィス以外のワークプレイスにも対象を拡大し、複合機やWorkplace HubをタッチポイントとしたITサービス、さらにはデータを活用した意思決定を支援します。将来的には、様々な人やナレッジをデジタルでつなげ、データの価値を最大化させるデータエコシステムを構築し、ワークプレイスのDX促進を目指します。

・Intelligent Connected Workplaceの概念

■いいじかん設計について

「いいじかん設計」は、企業のIT基盤構築支援から業務プロセスの生産性向上、創造性を高める新しい働き方の実現へと提供範囲を順次拡大させながら進化しています。コニカミノルタジャパンはこれまで、よりよい働き方とは何かを考え、自社実践を行い、得た知見をお客様にも提供してきました。働き方改革という言葉が一般的になった今、これまでの経験をもとに、これから私たちが目指そうとしている働き方のあるべき姿をあらためて考えまとめたコンセプトが「いいじかん設計」です。働く人の時間を分解していくと、作業をコツコツこなす「作業じかん」、新しいアイデアを生み出す「創造じかん」、そして休み、育み、学び、視野を広げる「自分じかん」の3つがあると考えています。一般的な働き方改革の考え方は、主にこの「作業じかん」を減らすことに注目することが多いですが、減らすだけでなく、「創造じかん」「自分じかん」といった、「いいじかん」を増やすこと、すなわち、生産性・創造性を高めることが重要だと考えています。
https://www.konicaminolta.jp/pr/ejikan/New Window

・いいじかん設計の進化戦略の概念

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