ニュースリリース

第2回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」(環境大臣賞)を受賞
社会・環境課題を機会と捉えビジネスを通じて解決することで事業を成長

2021年3月1日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、環境省主催の第2回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」(環境大臣賞)の「環境サステナブル企業部門」で 銀賞 を受賞しました。表彰式は2月24日にオンラインにて行われました。

【 評価されたポイント(環境省の受賞理由より) 】

環境経営の促進は事業経営の要諦と考え、経営戦略と環境課題解決の融合を強く推進している点や、経営陣の高いコミットメントを高く評価。マテリアリティを適切に設定して、環境面に焦点をあてた機会とリスク分析を行い、進捗管理を行い、マテリアリティを見直すサイクルが根付いている。また、同社は2009年に他社に先駆けて2050年のカーボンマイナスという意欲的な目標を掲げ、達成に向けてPDCAを積み上げてきたが、その結果として、2030年より前倒しでの達成が視野に入ったことも高く評価できる。

【 コニカミノルタのサステナビリティ戦略 】

コニカミノルタは、2030年にコニカミノルタが取り組むべき社会・環境課題を明確にし、そこから逆算して、企業として「今、何を成すべきか」を設定しています。
持続可能な開発目標(SDGs)や、マクロトレンドから、2030年に想定される社会・環境課題を洞察し、「解決すべき社会・環境課題」と「コニカミノルタの事業成長」の両評価軸でマテリアリティ分析を行い、取り組むべき5つのマテリアリティ(重要課題)を2020年に新たに設定しました。この5つのマテリアリティは、「働きがい向上及び企業活性化」「健康で高い生活の質の実現」「社会における安全・安心確保」「気候変動への対応」「有限な資源の有効利用」で、コニカミノルタにおける事業成長の戦略とつながっており、各事業活動の推進における基軸となるものです。
それぞれの事業における価値創造プロセスに沿って顧客価値と社会価値の創出を目指して、事業成長とサステナビリティを統合した取り組みを進めていきます。

【 ESGファイナンス・アワード・ジャパン(環境大臣賞)について 】

環境省では、ESG金融または環境・社会事業に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業等について、その先進的取組等を表彰し、広く社会で共有し、ESG金融の普及・拡大につなげることを目的として、環境大臣が表彰するESGファイナンス・アワード・ジャパンを実施しています。
その中で、「環境サステナブル企業部門」は、「環境関連の重要な機会とリスク」*1 を「企業価値」*2 向上に向け経営戦略に取り込み、企業価値にもつなげつつ環境への正の効果を生み出している「環境サステナブル企業」の具体的な実例を投資家、企業に示すために表彰するものです。
 

*1:組織の短期、中期、長期的な価値創造能力に実質的に影響を与えうる環境関連の機会・リスクを指します。
*2:「企業価値」には、(1) 組織自身に対して創造される価値で、財務資本提供者への財務リターンにつながるものと、(2) 他者に対して創造される価値(ステークホルダー及び社会全体に対する価値)で間接的・将来的に(1)に資すると期待されるものの両方を含みます。

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