ニュースリリース

コニカミノルタ株式会社 2021年入社式 社長訓示

2021年4月1日

コニカミノルタ株式会社では、本日「2021年入社式」を執り行いました。社長訓示の内容と、入社式について、お知らせいたします。

1.社長訓示

コニカミノルタ株式会社
代表執行役社長 兼 CEO 山名 昌衛

新入社員の皆さん、本日は入社おめでとうございます。
コニカミノルタを代表して、皆さんの入社を心から歓迎いたします。

新型コロナウイルス感染症の拡大から早1年が経ちました。未曾有の事態のなかで、最後の学生生活を過ごした皆さんは、戸惑いや悔しい思いを抱くこともあったと思います。また同時に多くの人にとって自身の価値観を見つめ直す機会ともなったなかで、苦難に立ち向かい、今日社会人として新しいスタートを迎える皆さんに心からエールを送ります。

コニカミノルタにとっても、自分たちは何者なのかを改めて見つめ直し、この大きな環境変化を好機と捉えて変革を加速させた1年でした。コニカミノルタは約150年前の創業以来、祖業であるカメラやフィルムを原点とするイメージングの技術を進化させることで、時代と共に変化するお客様の様々な「みたい」想いに応え、人々の生きがいを実現してきました。このDNAは今もこれからも脈々と受け継がれていくべき原点であり、当社の強みであると考えています。個々の「みたい」に応えることで、人間中心の生きがい・幸せを追求するとともに、持続的な社会の実現を目指していくーーこの想いを込めて、昨年、経営ビジョンを“Imaging to the People“と再定義しました。

また、コロナ禍がもたらした働き方や生活様式、価値観の変化によって、世の中に真に求められる価値ー「安心・安全」、「リモート・非接触」、「個別化・分散化」などーが明らかになりました。これらは、イメージングやセンシング、AIなどの当社の技術が活きる領域です。この強みの技術を磨き続け、オフィスや医療、製造などのあらゆる現場で真に求められるサービスを継続して提供することで、働くプロフェッショナルのワークプレイス変革を支援していきます。

このような新しい価値を提供するためには、ワークフローのDX(デジタルトランスフォーメーション)が欠かせません。昨年、当社は「DX2022」と名付けた中期経営戦略を発表しました。これには、コニカミノルタ自身の、そしてお客様のDXを推進する強い想いを込めていますが、一方でDXは手段に過ぎません。まさしくオーケストラが、音色の異なる様々な楽器が集まり、指揮者の下でハーモニーを織りなすように、卓越した個々人が能力を発揮させるなかで、経営ビジョン実現に向けて組織が自律的に連携する手段としてDXを活用することが大切になります。

変革を実行するのは「人財」です。グループ社員の違いを力にすること、個々の人財が輝くことが、コニカミノルタを強くする源であると私は強く思っています。皆さんの新しい価値観と発想力を惜しむことなく発揮し、働きがい・生きがいを実感してください。そして、社会やビジネスにおける課題を自分事化し、変革の先頭に立って新風を巻き起こしてくれることを期待しています。

本日は、コニカミノルタへの入社、誠におめでとうございます。

2.入社式について

本日のコニカミノルタ株式会社の入社式は、自社の直営施設である「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」(東京都千代田区有楽町)にて、マスク着用、3密の回避など徹底した感染対策の下に、新入社員全員参加で行われました。
採用活動、内定式ともに、全てをオンラインでしか接点が持てなかった今年の新入社員に対し、「社員同士の”絆“を創るため、同期と深く「出会う」「つながる」機会を大切にしたい」「入社の実感・社会人となる変化の瞬間を感動とともに、それぞれの記憶と記録に残したい」という想いで対面型の入社式としました。

コニカミノルタは「人財」を大切にします。そして個々の人財が輝くことがコニカミノルタの成長の源泉と考えています。一人ひとりが創造力を発揮し、生産性を高め、働きがい・生きがいを持って成長できる環境づくりを、コニカミノルタは積極的に進めています。

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