ニュースリリース

マレーシアの複合機生産拠点が社会的責任監査で
RBAのプラチナ認定を取得
グローバルサプライチェーンにおける企業の社会的責任

2022年9月28日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大幸 利充、以下 コニカミノルタ)は、マレーシアの複合機生産拠点であるコニカミノルタビジネステクノロジーズ(マレーシア)社(マレーシア・マラッカ州、以下 BMMY)が、RBA(Responsible Business Alliance)の社会的責任監査で、最高位であるプラチナ認定を取得したことをお知らせいたします。

RBAは、世界の電子機器メーカーなど約200社で構成され、グローバルサプライチェーンにおける、労働、倫理、環境、安全衛生などの改善を進めています。コニカミノルタは2013年にRBAに加盟し、現在もメンバーとして活動しています。
RBAでは、これらの活動を評価するVAP(Validated Assessment Program)監査プログラムを提供し、プラチナ、ゴールド、シルバーの3つのレベルを設定しています。

BMMYは、コニカミノルタの主力製品である複合機の生産会社であり、様々な改善活動で培った現場力に、ICT・自動化・データサイエンスといったデジタルマニュファクチャリングを融合した「生産DX」をコンセプトとして生産体制を整えています。この度のRBAプラチナ認定は、労働、倫理、環境、安全衛生などが、RBA行動規範に適合し、最高水準のレベルであることが認められたものです。

【 BMMYの取り組み 】

BMMYでは、工場内の各業務を支える常駐外部業者も含む全ての従業員が、CSR活動を「働く人の人権尊重」と「持続可能な社会」に向けた重要な取り組みであると理解し、全員一丸となって様々な活動を進めています。
BMMYは、環境と安全衛生を含む複数のISO認証を取得していますが、今回のVAP監査をきっかけに、人権、倫理に関して一層の内部監査体制を強化し、今後も維持・改善することで、社会から信頼される企業を目指します。

【 コニカミノルタのCSR調達の取り組み 】

コニカミノルタは、労働、倫理、環境、安全衛生などに配慮したサプライチェーンの構築を進めており、自社グループの生産拠点はもとより、サプライヤーとともに取り組む「CSR調達推進プログラム」を展開しています。
RBA行動規範をコニカミノルタのサプライチェーン行動規範とし、サプライヤーにCSR活動を要請するとともに、重要なサプライヤー約110社にはRBA SAQ(自己診断アンケート)を使ってCSR診断を行い、行動規範の実施レベルを確認しています。CSR診断の結果が目標に至らなかったサプライヤーには改善への取り組みを要請し、特に重要なサプライヤーや、改善を行っても目標を達成できなかったサプライヤーにはCSR監査を実施します。
CSR診断やCSR監査で明らかになった課題に対しては、コニカミノルタが直接改善を支援しながら、最終的にはサプライヤーの自主的なCSR活動となるよう、CSR調達推進プログラムに取り組んでいます。


コニカミノルタは、サプライチェーンにおいて社会的要請に沿ったCSR活動全体の質の向上に努めるとともに、メーカーとして高品質なモノづくりの実践とCSRに配慮した生産活動を実施していきます。

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