ニュースリリース

患者さんと医療現場の情報連携促進に寄与する
「infomity スマートクリニックサービス」を発売
患者さんの治療継続と行動変容で重症化の予防に貢献

2023年6月19日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大幸 利充、以下 コニカミノルタ)は、患者さんも活用できる「infomity(インフォミティ) スマートクリニックサービス」を発売しました。これにより、医療機関と患者さんをつなぎ、特に生活習慣病における患者さんの治療継続と行動変容を支援します。

現在、日本で社会課題となっている医療費増大の要因の一つとして、生活習慣病の増加があげられます。生活習慣病は一度かかるとその後も治療が続くため、未病時の発病予防や、病気の重症化予防が重要となります。未病時の特定健診や特定保健指導が実施されていますが、患者さんのモチベーションが続かないことや、通院中に治療を自己判断で中断してしまう場合があることが課題となっています。
コニカミノルタは、これまでも医療機関向け情報プラットフォーム「infomity」の提供を通して医療のICT化と情報連携を支援してきましたが、今回の「infomity スマートクリニックサービス」により患者さんもLINE®や健康管理アプリを通してサービスを使用できるようになります。普段から患者さんが医療機関とつながりを持つことで、より日常に寄り添った医療の提供をサポートし、生活習慣病の予防や重症化予防に貢献します。

【 「infomity スマートクリニックサービス」が提供する価値 】

1.プッシュ配信による患者エンゲージメントの向上

これまで医療機関のWebサイトへ自ら情報を見に行っていた患者さんも、LINE®を利用して医療機関からの情報を簡単に早く確認することができます。医療機関は絞り込み機能を使って特定の層に向けたメッセージの配信を行うことができるため、必要な情報だけをLINE公式アカウントを通してすぐに知らせることができます。また、患者さんが診療予約や医療機関への問い合わせをする際も、LINE®のトーク画面下に表示されるメニューから知りたい情報を探すことができます。
LINE®を通じて日ごろからつながりを作ることにより、患者さんにとって行きつけの医療機関との関わりをより身近なものにできると考えています。

2.検査結果共有で安心・安全な医療を提供

患者さんは、医療機関から送信された検査画像や血液検査の結果を健康管理アプリから簡単に見ることができます。これまでは、次に医療機関を受診するまで患者さんは結果を見られないことが一般的でしたが、受診済みの検査結果をデータで迅速に受け取れるようになるため、治療や経過に対する安心感を高めます。また、検査結果も紙でなくスマートフォンのアプリ内に保管できるため、患者さん自身による管理や以前の結果との比較が容易になります。

「infomity」は、厚生労働省が定めるガイドライン*に準拠したセキュリティの高いシステム環境を有しているため、このような機密性の高い個人情報などを利用する際にも安心して使用できます。

3.患者さんの治療継続に対するモチベーションアップ

健康管理アプリを通して、患者さんは日々の血圧、服薬、体重、気分、日記、食事の写真、血糖値を簡単に記録できます。患者さん自身が健康管理を行うことで、自身の今の状態に向き合えるだけでなく、自身の記録や変化を見て、治療や通院に対するモチベーション維持や病気に対する意識を高めます。

【 お客様のお問い合わせ先 】

コニカミノルタジャパン株式会社 ヘルスケアカンパニー
https://konicaminolta.jp/healthcare/

コニカミノルタは、これからもデジタル技術で医療現場と患者さんをサポートし、誰もがより安心できる医療の提供に寄与してまいります。

*医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5.2版

関連リンク

ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。