ニュースリリース

FPTソフトウェアの日本法人と複合機ソフトウェア開発に関する合弁会社を設立
顧客ニーズに即応する開発体制を最適化し、オフィス事業の収益基盤を強化

2024年1月22日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大幸 利充、以下 コニカミノルタ)は、ベトナム最大のIT企業であるFPTソフトウェアの日本法人FPTジャパンホールディングス株式会社(本社:東京都港区、社長:ド・ヴァン・カック、以下 FPT)と 複合機ソフトウェア開発に関する合弁会社を2024年4月1日付で設立します。

DX推進による業務環境とプロセスや働き方の急速な変化により、IoT機器の一つとしてドキュメントを扱う複合機の利用方法は顧客によってますます多様化しています。オフィスに設置された複合機には長期間にわたり、機能のアップグレードとサポートが求められます。
コニカミノルタは、グローバル市場における様々な顧客要望により迅速に対応し、業務課題を解決するためのソリューションを継続的に提供するため、FPTとの合弁会社設立によりソフトウェア開発体制を最適化します。これにより、顧客への価値提供は維持拡大しながら、開発投資を効率化することで、中期経営計画で収益堅守事業と定めたオフィス事業の基盤をさらに強化し、安定的な収益を創出します。

合弁会社設立調印式の様子
【左:武井一 コニカミノルタ 上席執行役員オフィス事業本部長 右:ド・ヴァン・カック
FPTジャパンホールディングス 代表取締役社長 兼 FPTソフトウェア 代表取締役副社長】

【合弁の目的】

  • 効率的に開発投資を行うことで、コニカミノルタのオフィス事業の収益基盤を強化し、安定的なキャッシュを創出する。高収益企業への回帰を目指す中期経営計画の一環
  • 多様な顧客ニーズに迅速にかつ的確に対応するため、IT領域に幅広く豊富に人財を有し、最先端技術でグローバルに事業展開するFPTソフトウェアグループとの連携強化
  • 発売後もアップデート、メンテナンスに必要となる複合機開発の拠点を再構築、最適化することで、継続的な人財の確保と独自技術の維持
  • 両社のシナジー効果を含めた合弁会社での技術蓄積による、複合機制御ソフトウェア開発を超えたオフィスソリューション開発など周辺領域への拡充

【合弁会社の概要 】

名称 コニカミノルタFPTソリューションラボ株式会社
英文名称 KONICA MINOLTA FPT Solution Labs, Inc.
本社所在地 東京都八王子市石川町2970
設立年月 2024年4月1日
役員構成 代表取締役社長 武井 一、他 取締役4名
出資金 1億円
出資比率 コニカミノルタ 59%、FPT 41%
事業概要 ソフトウェア開発及びコニカミノルタ及びそのグループ子会社からの
関連業務委託(ベトナム子会社、FPTその他の第三者への再委託を含む)、ベトナム子会社の管理

合弁会社コニカミノルタFPTソリューションラボ株式会社は、ベトナムハノイ市に子会社を設立し、コニカミノルタから受託した開発業務の再委託を含めたソフトウェア開発を委託します。
コニカミノルタは、ベトナム子会社を含む合弁会社の運営と管理を行い、技術ノウハウ管理に資する人財の拠出を行います。
FPTは、ベトナム子会社を含む合弁会社による開発受託に資する人財の拠出とベトナム子会社を含む合弁会社からのソフトウェア開発業務を受託します。

ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。