ニュースリリース

インクジェット技術の用途拡大に向けて
スイスの公的研究機関 iPrint研究所との協業を開始インクジェットヘッドの販売拡大と新規パートナー開拓を目指す

2026年2月6日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大幸 利充、以下 コニカミノルタ)は、インクジェット技術のさらなる用途拡大を目指して、インクジェットの応用研究を専門とするスイスの公的研究機関であるiPrint研究所(所在地:スイス フリブール州、共同ディレクター:Gioele Balestra、堂前 美徳、Gilbert Gugler、以下 iPrint)と協業を開始しました。

iPrint研究所のロゴ
コニカミノルタ株式会社のロゴ

【 協業の背景と目的 】

インクジェット技術は、必要な場所に必要な量のインクや材料を印刷・塗布できる特長を持ち、印刷用途のみならずディスプレイやプリント基板などの生産工程でも活用されています。小ロット多品種生産により多様なニーズに対応できることに加え、印刷・生産工程の省力化や環境負荷低減にも貢献する技術です。
コニカミノルタはインクジェットにおけるキーパーツであるインクジェットヘッドをサイングラフィックスから工業用途まで幅広く展開しています。特に工業用途では、溶剤などを含む多様なインクへの対応力や、使用環境とニーズに合わせたカスタマイズ力を強みに多くの実績を積み重ねてきました。コニカミノルタが培ってきたインクジェット技術は、これまでインクジェットが用いられていない、あるいはまだ普及していない分野でも応用できる可能性が十分にあると考えています。世界各地からインクジェット関連企業や技術者が集まり、インクジェット技術の応用研究が盛んに行われているスイスの公的研究機関 iPrintとの協業により、インクジェット技術の新たな用途開発や協業パートナー開拓を加速し、さらなる事業拡大を目指します。
コニカミノルタは2026年2月24日からドイツで開催されるプリンテッドエレクトロニクス関連の展示会「LOPEC 2026」に出展し、iPrintとの協業により実現したインクジェット関連の試験や評価などについて紹介する予定です。

【 協業の内容 】

コニカミノルタは、インクジェット関連の試験や評価を実施する専用ラボをiPrint内に設置します。従来は日本国内中心に行っていた評価をインクジェットヘッドの主要市場の一つである欧州でも行えるようになるほか、iPrintが所有する試験・評価設備を活用することで立体物へのインクジェット塗布など、これまでは難しかった評価や試験も行えるようになります。新規用途への応用やパートナー開拓に加えて、評価によって得たデータを製品開発に活用し、開発効率向上やスピードアップにもつなげていきます。

【 iPrintとは 】

iPrintはインクジェット技術およびデジタル印刷の分野をリードする国際的な研究機関であり、研究開発と教育の両面で高い専門性を備えたコンピテンスセンターです。テクノロジー専門家、エンジニア、技術者からなる学際的なチームに加え、多くの産業界の材料・装置サプライヤーや学術パートナーとの強固な連携により、インクジェット技術を活用した革新的な開発に貢献しています。

※iPrint:西スイス応用科学芸術大学(HES-SO) のHEIA Fribourg校に所属する公的研究所

コニカミノルタがラボを設置するiPrintの研究棟

【 お客様のお問い合わせ先 】

コニカミノルタ株式会社 IJコンポーネント事業部 営業部 お問い合わせフォーム

関連リンク

ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。