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中国における新型肺炎の影響について(第2報)

2020年2月14日

コニカミノルタ株式会社は、中国湖北省武漢地域から発生した新型肺炎の感染拡大に関し、当社とグループ会社の対応について現時点での状況をお知らせいたします。

コニカミノルタグループは、中国政府と地方政府、および日本政府の指示に従いながら、グループで働く人々とその家族の健康・安全を確保するとともに、感染拡大の防止に努め、社会やお客様のニーズにお応えする製品・サービスの提供を継続してまいります。この方針の下、1月28日にグループBCP(事業継続計画)体制を発動しました。

1. 中国内グループ会社稼働について

当社は中国において、グローバルに向けた開発活動・生産活動と、情報機器や医療機器などの中国での販売活動を行っています。武漢には、開発・生産拠点はありませんが、情報機器と計測機器の販売・サービス拠点があります。当社の主たる生産拠点は江蘇省無錫、広東省東莞、遼寧省大連であり、その他上海市松江区、福建省厦門(アモイ)にもあり、日本人も駐在しています。販売会社の本社を上海においています。また、販売・サービス拠点は中国各所に存在し、現地社員中心に活動しています。

中国内拠点では、武漢の販売・サービス拠点を除き、10日より順次稼働を開始し、在宅勤務にも対応しています。

2. 事業に与える影響について

  • 情報機器事業
    • 上述の通り、当社の主要事業である情報機器事業に関する中国生産拠点は、2月10日より順次、生産及び出荷活動を再開しました。生産に必要な部品の調達も、取引先サプライヤー各社と密接に連携し取り組んでおります。
    • 当社グループの販売会社は、現時点では、手元在庫及び既に船積みされた洋上在庫(中国以外含む)により、皆様からの需要に応えていける状況となっております。今後の進捗につきましては詳細が分かり次第、適時お伝えしていく予定です。
    • トナー等消耗品関係は日本を始めとする中国以外での生産で対応できておりますので、安心して当社機器をご使用頂けます。
  • その他の事業についても、お客様に支障なきように努めて参ります。

3. その他支援について

社員の健康に対する安心確保の支援として、中国内グループ会社へ、マスク配布、および非接触型体温計の配備は行っており、更なるマスク配布に向け、現在調達を進めています。

今後の動向を注視しつつ、企業活動につき対応に変化が発生した場合には、改めてお知らせいたします。

以上

ここに記載されている内容は、掲載日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。