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橋梁内部を非破壊で検査できるSenrigaNが
内閣府オープンイノベーションチャレンジ2019に認定

2020年2月26日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名昌衛、以下、コニカミノルタ)は、内閣府が実施した「内閣府オープンイノベーションチャレンジ2019」の認定企業になりましたのでお知らせします。今後、福岡市の募集テーマである「橋梁の劣化状況の確認(橋梁劣化状況の効率的な点検の実現)」において、非破壊検査ソリューション「SenrigaN(センリガン)」の技術を提供し、橋梁点検の課題解決に向けた検証を行っていきます。

【内閣府オープンイノベーションチャレンジについて】

内閣府オープンイノベーションチャレンジ2019は、内閣府が社会課題解決や行政サービスの向上を図る省庁・地方自治体の具体的ニーズに対応する新技術・新サービスを持つスタートアップ・中小企業を積極的に発掘し、両者の連携機会を創出することを目的とした推進支援プログラムです。今回、コニカミノルタは有限会社SXRと共に認定をうけ、福岡市と共に橋梁点検の課題に取り組みます。中小企業、自治体と連携することで、社会課題解決のための相乗効果を生み出します。

【コニカミノルタの役割について】

コニカミノルタは、新規事業開発を行うBusiness Inovation Center (BIC) Japanが開発した、磁気センシングとIoTにより橋梁内部の鋼材破断を可視化する非破壊検査ソリューションSenrigaNの技術を提供します。この技術をインフラ維持管理における点検ノウハウを保有するSXRと活用することで、福岡市の課題である橋梁点検の効率化に向けた検討を加速できると考えています。
SenrigaNは橋梁の内部鋼材破断の有無を非破壊で検査できるソリューションです。本ソリューションの活用によりインフラ点検における少人化・効率化を実現するほか、近接目視の点検では明らかにできない橋梁内部の状況を可視化することで、点検の健全度評価の質を高めることを目指しています。

SenrigaNを使った橋梁内部の計測の様子

【プロジェクトの今後の流れ】

コニカミノルタは、福岡市の橋梁点検における課題解決に向け、有限会社SXRと連携して実現可能性調査(F/S)と検証を進めていきます。5月25日に予定されているピッチイベント(DemoDay)にて、福岡市や各省庁に向けてこの活動の成果を報告する予定です。

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