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持続可能な技術の国際的マーケットプレイス
「WIPO GREEN」に新たに2つの特許群を登録
知的財産領域におけるSDGsへの取り組み

2020年12月24日

コニカミノルタ株式会社(以下 コニカミノルタ)は、国連の世界知的所有権機関(WIPO、ワイポ)が運営する持続可能技術のマーケットプレイスである「WIPO GREEN」に、新たに2つの特許群を登録したことをお知らせいたします。

コニカミノルタは、知的財産領域におけるSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みの一環として、2019年に「WIPO GREEN」にパートナーとして参画し、集光型太陽熱発電に用いられるフィルムミラーに関する特許群と、低照度でも発電能力が得られる色素増感太陽電池に関する特許群を登録しております。

この度、知的財産を通じた社会課題解決へ向けた取り組みを一層推し進めるべく、安全性向上や長寿命化の次世代技術として注目を集める「全固体アルカリ金属二次電池に関する特許群」と、高い発熱効率によって大きな省エネ効果を実現する「面状発熱体に関する特許群」を、「WIPO GREEN」に登録しました。これら特許群の開放によって、地球規模の緊急課題である環境問題の解決を支援します。

コニカミノルタの新たな登録を伝える「WIPO GREEN」のニュースサイト(英語サイト)
URL:https://www3.wipo.int/wipogreen/en/news/2020/news_0049.html

全固体アルカリ金属二次電池の概略図



コニカミノルタは、自社が開発した環境関連技術でSDGsの達成に貢献する取り組みを、引き続き積極的に進めてまいります。

◆「WIPO GREEN」について

「WIPO GREEN」は、2013年に世界知的所有権機関(WIPO)によって設立されました。オンラインデータベースとネットワークで構成され、新しいテクノロジーの所有者を、グリーンテクノロジーの商用化、ライセンス供与、または配布を検討している個人または企業と結びつけることで、グリーンテクノロジーの革新と普及を促進するだけでなく、気候変動への取り組みにおける発展途上国の取り組みにも貢献しています。
www.wipo.int/green(英語サイト)

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