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新型コロナウイルス感染症の宿泊療養施設で
タブレット型の多言語通訳サービス「MELON」「KOTOBAL」が活躍

2022年3月30日

新型コロナウイルス感染者のうち、入院治療の必要のない軽症や無症状の人のために、多くの自治体で宿泊療養施設を用意しています。この施設を、日本に在留する外国人も利用することがあり、外国人向けの翻訳アプリの導入が広がっています。
コニカミノルタが提供する、医療機関向けコミュニケーション支援サービス「MELON(メロン)」や、自治体・行政向け多言語通訳サービス「KOTOBAL(コトバル)」は、100を超える病院や自治体窓口などで利用されていますが、最近は在留外国人の多い複数の都道府県で宿泊療養施設および臨時医療施設にも活用されています。

「MELON」と「KOTOBAL」は、いずれもタブレットを使った多言語通訳サービスです​。AIによる機械通訳と、オペレーターを介したビデオ通訳を利用できるので、母語が異なる相手でも、早く正確にコミュニケーションをとることができます。​
このサービスを導入する前は、日本語の伝わらない外国人入居者に対して、個別に電話で通訳を頼んで情報伝達をしていましたが、導入後は、タブレットに話しかけるとAIがすぐに文字化して多言語通訳を提供する「機械通訳」が活躍しています。また、現場でくりかえし案内する内容については、案内する内容を登録して文章を呼び出すことができる「定型文機能」が便利で、入居時に案内する宿泊療養施設のルール説明などに利用されています。さらに、「定型文機能」では音声も出せるため、日常的な館内放送で、日本語と同時に入居者の母語を流すこともできます。​
宿泊療養施設の運営スタッフや看護師は、AI多言語通訳「機械通訳」の導入で、個別対応をせずに日本人と同様の運用フローで情報伝達ができるようになり、現場の運用負荷の軽減に役立っています。

【 医療機関向けコミュニケーション支援サービス「MELON」 】

医療機関向けに提供する多言語通訳サービスです。機械通訳とビデオ通訳を利用できるので、医療機関における受付から退院までの様々な場面において、外国人患者とのコミュニケーションを実現します。
全国の救急医療機関や保健所を中心に利用されているほか、全国の新型コロナウイルスのワクチン接種会場や宿泊療養施設に導入されています。

対応言語(20言語):
英語/中国語(簡体字・繁体字)/韓国語/ポルトガル語/スペイン語/ベトナム語/ロシア語/タイ語/タガログ語/ネパール語/インドネシア語/ヒンディー語/フランス語/ドイツ語/イタリア語/マレー語/ミャンマー語/クメール語/モンゴル語/日本語(音声筆談)

URL:https://www.konicaminolta.jp/melon/

【 自治体・行政向け多言語通訳サービス「KOTOBAL」 】

行政や自治体で使用する行政用語が翻訳できる多言語通訳サービスです​。機械通訳とビデオ通訳を利用できるので、あらゆる場面で最適なコミュニケーションを実現します。
全国の自治体窓口や教育機関を中心に利用されているほか、希少言語の対応が求められる宿泊療養施設等で導入されています。

対応言語(30言語):
英語/中国語(簡体字・繁体字)/韓国語/スペイン語/ブラジルポルトガル語/ベトナム語/ヒンディー語/ロシア語/タイ語/フランス語/タガログ語/ネパール語/インドネシア語/ドイツ語/イタリア語/マレー語/ミャンマー語/クメール語/モンゴル語/アラビア語/ウルドゥー語/オランダ語/シンハラ語/デンマーク語/トルコ語/ハンガリー語/ポーランド語/ポルトガル語/ラーオ語/日本語(音声筆談・手話)

URL:https://kotobal.konicaminolta.jp/

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