社会福祉法人 六心会 地域密着型特別養護老人ホームきいと様
経験者が語る!見守りカメラ導入成功の鉄則
個別ケアを基軸にしたユニット型特養。
2025年5月よりHitomeQ ケアサポートを19床導入いただいております。
- 施設種類:地域密着型特別養護老人ホーム
- 所在地 :滋賀県近江市
- 導入時期:2025年5月

地域密着型特別養護老人ホームきいと様
※2026年1月時点の情報です。
介護現場のICT化に向けて
ーー 導入を検討し始めたきっかけは何ですか?
高口さま 国からの「介護現場のICT化を進めていく」という通知が出た時期で、何か始めなければという危機感がありながらも、何を・どう始めるか明確なイメージがない中で、HitomeQ ケアサポートのトライアル報告会に参加しないかと声をかけていただいたのがきっかけです。

課題は現場の負担軽減と事故防止の効率化
ーー 導入前は、どんな悩みがありましたか?
高口さま 悩んでいたことは2点ありました。1点目は、現場職員の身体的・精神的負担にどのような改善策を講じればよいかという点。2点目は、転倒・転落などの事故分析や再発防止策の検討に、多くの時間と労力がかかっていたことです。
現場の実情に合ったICTの選定
ーー 導入検討で最も意識したことは何ですか?
高口さま 現場でICTがミスマッチを起こし、結果として使われなくなるケースを数多く見てきたので、それは絶対に避けなければいけないと考えていました。
現場の職員が課題を“自分ごと“として捉え、解決方法を考え、提案するという流れを作りたかったので、導入検討にあたっては、
などの点を、リーダー層を中心にかなり丁寧に整理しました。
また、他メーカーの見守りカメラやICT機器も含めて比較し、実際に確認した上で導入を進めました。
トライアルで得た体感とエビデンスデータ
ーー 最終的にHitomeQ ケアサポートに決定したポイントは何ですか?
高口さま トライアルを通して以下の点がエビデンスデータと体感の両方で可視化されたことです。
また、「コールが鳴ったら行かなければ」という心理的プレッシャーも軽減され、「説明で聞いていたことが、本当にその通りだった」「是非導入したい」という声を聞き、導入を決めました。
職員の負担が大きく減った
ーー 現場職員の方の働き方に変化はありましたか?
井口さま 夜間を含め、実際に訪室しなくてもiPhoneの通知画面で状況が分かるようになり、必要なタイミングで対応ができるようになりました。
また、対応中に他の方から通知が入ってもその場で通知を確認できることで身体的な負担だけでなく、「何をしているんだろう?」「事故が起きたらどうしよう」という、現場職員の精神的な負担軽減にもつながっています。通知機能の活用で、日中の様子確認の訪室は導入開始の5月から11月を比べると800回減少しました。このような点が現場職員の働きやすさにもつながっていると思います。
報告のスピードと質が改善
ーー 事故の分析や、事故報告書の作成について何か変化はありましたか?
井口さま 大きく変わりました。これまで推測で立てていた対策を、動画というエビデンスに基づいて検討できるようになったことで、居室レイアウトの見直しや、ケアの改善にもつながっています。
これまで事故報告書の作成で「本当にそんな行動を利用者さまがするのか?」と思うような、推測に基づいた原因分析が見られることもありましたが、導入後は動画を見て事実を確認できる「HitomeQ ケアサポート動画参照」として報告ができるようになり、報告のスピードと質が大きく変わりました。
データの背景から見えた現場の業務改善
ーー 導入後の現場に変化はありましたか?
井口さま 訪室回数のデータがきっかけで現場の業務改善を行いました。毎月の運用レポートで訪室データを確認すると、22時台の訪室が多く昼間に畳んだ洗濯物を22時に居室で片付けていたということがわかりました。また、遅出と夜勤が重複して巡回をしていたということも明らかになりました。
データがなければこれには気づけなかったので、データは見るだけでなく、その背景を読み取ることが大切だと感じています。
現場職員と利用者さまの一助に
ーー 見守りシステム導入をご検討中の方にアドバイスなどありますか?
高口さま コストは掛かりますが、間違いなく現場職員の負担軽減、利用者さまのQOLの向上の一助になります。「使いこなせるんだろうか」という不安もメーカーのサポートが手厚いので問題ないです。
施設課題の整理を行って、解決策としてHitomeQ ケアサポートを考えておられるのであれば、おすすめですとお伝えしたいと思います。
個別ケアの実践と業務改善を目指して
ーー 今後よくしていきたいこと、目指していきたいことを教えてください!
高口さま 可視化された映像やデータを読み取り、より質の高いケア実践につなげられる現場職員の育成と、HitomeQ ケアサポートの全床導入に向けてランニングコストをペイする為の収入面の向上を目指していきたいと考えています。