ニュースリリース

韓国に計測機器販売会社を設立
~ディスプレイ業界を中心に顧客密着のマーケティングを展開~

2015年3月19日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、韓国に独資の計測機器販売会社を設立しましたので、下記の通りお知らせします。

販売会社設立の背景と狙い

コニカミノルタは、光源の明るさや特性、物体の色を測定して数値化する計測機器のトップメーカーとして、ディスプレイ生産ラインでのホワイトバランス測定において業界標準機となっている「ディスプレイカラーアナライザー」や各種光源の明るさを測る輝度計、また、家電製品のプラスチック外装、自動車の内外装、薬品、食品といった幅広い製品分野の色品質管理に利用されている測色計などを全世界で販売しています。
コニカミノルタでは、これまで韓国における計測機器の販売を、現地代理店を活用して展開してまいりましたが、ディスプレイや家電の世界的メーカーを擁する同国において、よりお客様に密着した販売戦略の構築と実行が重要であるとの判断から、新会社Konica Minolta Sensing Korea Co., Ltd.(以下SKR)を設立しました。
SKRは2015年4月1日より本格的稼働の予定であり、計測機器の韓国内のお客様への販売とアフターサービスを直接実施していきます。今回の設立で、グローバルに事業展開するお客様に対して世界共通のサポート提案を行うなど顧客満足度を高めるとともに、マーケティング力向上、販売チャネルの新規開拓促進など事業展開力の強化も図ってまいります。

新会社 会社概要

会社名称 Konica Minolta Sensing Korea Co., Ltd.
社長 尹 正重 (ユン ジョンジュン)
所在地 1005, KINTEX Exhibition Center II Office Building, 407, Hallyu world-ro,
IIsanseo-gu, Goyang-si, Gyeonggi-do, Korea (2015年4月1日以降)
設立日 2014年12月11日
資本金 5億ウォン
出資 コニカミノルタ株式会社
出資比率 100%
事業内容 産業用の測定器、計量機器等の機械器具及び
関連する消耗品、部品等の輸入販売、アフターサービス

主な取扱い製品

カラーアナライザー CA-310

生産ラインの現場での有機ELやLEDテレビ、スマートフォンの色の調整・検査・品質管理が可能。さらにホワイトバランス・ガンマ・コントラスト・フリッカ調整も高精度かつ高速測定を実現します。

分光放射輝度計 CS-2000A

4K8K高画質テレビやデジタルサイネージ、シネマ用プロジェクターなどの各種ディスプレイの輝度・色度測定が可能。さらに分光放射輝度計を使用することで百万対1のメガコントラスト分光測定も実現します。

2次元色彩輝度計 CA-2500

スマートフォン、タブレットPCなど各種ディスプレイやLEDバックライトの輝度ムラ・色度ムラを高解像度で2次元測定が可能。さらにムラ測定ソフトCA-Muraを使用することで数値化を実現します。

分光測色計 CM-700d

電化製品や情報機器の外装、周辺パーツ類の色管理が可能です。さらにディスプレイのARコート(反射防止膜)やTACフィルム、反射型液晶の反射率測定も行えます。 特定波長を管理することでARコートのバラつき低減を実現します。

分光測色計 CM-5

食品、化学、医薬品、化粧品など様々な業界の製品の色管理をサポートする、表示や操作ボタンなどのすべての機能が一体化されたオールインワンの分光測色計です。お客様の声を反映し、「誰でも、簡単に、間違いなく測定できる」操作性を実現しました。

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