ニュースリリース

コニカミノルタの製品とプロジェクトが
2020年度グッドデザイン賞を受賞

2020年10月1日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、以下の3製品と1プロジェクトが公益財団法人日本デザイン振興会主催 2020年度グッドデザイン賞を受賞したことをお知らせします。

【受賞デザイン】

  • A3カラー複合機「bizhub(ビズハブ) C650i/C550i/C450i」
  • デジタル印刷システム「AccurioPress(アキュリオプレス) C14000/C12000」
  • 介護施設コミュニケーションサービス「HitomeQ(ヒトメク) コネクト」
  • ”生活習慣臭”啓発プロジェクト

【受賞デザインの評価ポイント】

<A3カラー複合機「bizhub C650i/C550i/C450i」>

~多様な働き方やビジネスニーズに応える~

■デザインのポイント

多様な働き方に応じたカスタマイズ性・発展性を実現し、オフィスの重要なタッチポイントとして定着し続けるデザイン

■審査委員の評価(公式評価コメント)

タッチポイントを現す、本体を縦断する白いパーツ=「INFO-Palette」というコニカミノルタの特徴的なデザインアイデンティティを上位機種にまで浸透させ、シリーズ全体のブランド力を強化している。独立したアプリや選択できる操作画面、カスタマイズ機能を備えたUIは、ユーザーの細かいニーズに答える

<デジタル印刷システム「AccurioPress C14000/C12000」>

~ハイスピードかつ高い利便性で確実な短納期を実現する~

■デザインのポイント

現場に求められる高い性能と品質を期待させ、印刷事業拡大への意欲を高めるフラッグシップ機に相応しいデザイン

■審査委員の評価(公式評価コメント)

給排紙部天板と揃えたアクセントラインによる機種内の一体感と、同社機種間のアイデンティティの継承を表現した外観デザインの内側で、トナーボトル縦配置や大型ハンドルによる作業負荷の軽減などが図られている。品質、生産性を向上する自動化技術を搭載しつつ、従来同様のフットプリントで設置可能であり、高画質、高速出力、省人化、スキルレス対応など、商業印刷を質と量の両面で向上させる優れたデザインである点を評価した。

<介護施設コミュニケーションサービス「HitomeQ コネクト」>

~家族と“つながる”スマホレター~

■デザインのポイント

特別な機器なしに施設利用者の状態を簡単操作で共有でき、施設と家族が協力する介護を実現するデザイン

■審査委員の評価(公式評価コメント)

デザインは重要な社会問題に役立つことがある。ここでは高齢者ケアの問題だ。このサービスは高齢者家族とどのように連絡を取り合うかという繊細な問題に取り組んでいる。個人データと健康データを整理された使いやすい方法で伝達し、医療専門家と患者というケアの側面、そして家族とのやりとりという側面の両方の機能を果たす。

(原文*)
Design can help key social issues, in this case the problem of elderly care. This service tackles the sensitive issues of how family members can keep in touch with their older relatives. Good communication of personal and health data is handled in a neat and easy-to-use manner, it works both for healthcare professionals, patients in care and family members.

*このコメントに限り原文は英語です。

<”生活習慣臭”啓発プロジェクト>

~生活習慣臭の啓発・改善に向けたオープンコラボレーション活動~
(電通アイソバーとの共同開発プロジェクト)

■プロジェクトのポイント

体調不良や悪習慣によって現れる「生活習慣臭」を測定し、その数値を健康習慣の改善に応用する、新たらしい体調管理法を啓発するプロジェクト

■審査委員の評価(公式評価コメント)

生活習慣の乱れによる体調変化が起こった際の本人では気づきにくい体臭の変化を「生活習慣臭」と概念化することで、健康習慣を促す。自社センシングデバイスを核としながらも複数社と連携し、健康寿命を延ばすことを目指す本プロジェクトは、日本にとって今後より重要性が増す予防医学の観点でも意義ある取り組みと言える。製品のプロモーションに終わらない継続的かつ着実な活動として国民生活への変化をもたらすことを期待して受賞対象とさせて頂いた。

【 受賞商品の特長 】

<A3カラー複合機「bizhub C650i/C550i/C450i」>

企業のデジタルトランスフォーメーションを促進し、オフィスのITサービスとのタッチポイントとなる新世代複合機「bizhub iシリーズ」のA3カラー複合機です。オペレーションパネルのデザインを直観的かつ分かりやすいユーザーインターフェイスに刷新すると共に、クラウドとの接続性とITセキュリティー機能を強化しているため、ITの専門知識がなくとも複合機から簡単に高度なITサービスを利用することが可能で、新しい働き方と効率的なIT活用を支援します。

◆商品情報:

<デジタル印刷システム「AccurioPress C14000/C12000」>

出力解像度2400dpiで毎分A4サイズ140ページという高速出力と、他社に先駆けた出力調整や紙面検査の自動化技術、最適な印刷設定を推奨するメディアセンサーにより、ハイボリューム領域でも他に例を見ないオペレーションの効率化を実現しています。これにより、印刷現場におけるタイムロスを最小化させるだけでなく、オペレーターの専門スキルを不要とし、印刷事業者が採用できる人材の幅を広げます。

◆商品情報:

<介護施設コミュニケーションサービス「HitomeQ コネクト」>

介護施設と、その利用者家族とのコミュニケーションサービスで、施設は介護記録や写真・動画、そしてメッセージを家族に送ることができます。家族はいつでもどこでも施設からの連絡をスマートフォンのLINEから確認することができ、送られてきたメッセージへの返信や施設への問い合わせもすることができます。利用者の些細なことでも簡単に共有できるため、介護施設と家族の円滑なコミュニケーションと信頼関係を高めるのに役立っています。

◆サービス情報:

<”生活習慣臭”啓発プロジェクト>

不規則な睡眠やバランスの悪い食事など、ライフスタイルの乱れが原因で人間のカラダから発生する不快なニオイを生活習慣臭とネーミング化し、ニオイ見える化チェッカー「Kunkun body(クンクンボディ)」でニオイから体調を管理する新しいライフスタイルを啓発するプロジェクトです。生活習慣臭には、汗臭やミドル脂臭、加齢臭、口臭など、様々なニオイが該当しますが、啓発によって国民の健康寿命をのばすための取り組みを数多く実行しています。

◆商品情報:

■グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することを通じ、私たちのくらしを、産業を、そして社会全体を、より豊かなものへと導くことを目的とした公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「総合的なデザインの推奨制度」です。
その母体となったのは、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」であり、以来60年以上にわたって実施されています。

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