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ガス漏えい検査システム「GMP02」導入企業が
国連環境計画主導フレームワークで最上位評価に認定MMRV*1プログラムの一環とし漏えい量の定量化技術を提供

2025年8月27日

コニカミノルタ株式会社(以下 コニカミノルタ)のガス漏えい検査システム「GMP02」を現場に導入したJonah Energy LLC(米国コロラド州、以下Jonah Energy社)が、2023年の排出量で世界のガス事業者が加盟するメタン排出量削減を目的とした国際連合環境計画(United Nations Environment Program、以下UNEP)主導のフレームワーク OGMP2.0(The Oil & Gas Methane Partnership 2.0)が設定する「OGMP2.0 reporting levels」の最上位のLevel 5の評価*2認定を受けました。

コニカミノルタのガス漏えい検査システム「GMP02」は、コア技術である光学設計と画像処理技術の組み合わせによって、ガス漏れの箇所を正確に把握でき、MMRVプログラムの一環として高い精度と信頼性に基づいてガス漏えい率を直接測定できます。これにより、Jonah Energy社が最高位の評価に認定されたことに貢献しています。

なお、Jonah Energy社では、2024年以降の同社におけるメタン排出量測定においても、同社の標準プロセスとして継続してGMP02を活用し、測定と報告を行っています。

【OGMP2.0について】

OGMP2.0は国連環境計画(UNEP)のプログラムとして2020年に発足し、メタン排出量報告の精度と透明性を向上させる、石油・ガス業界向けの唯一の包括的な測定ベースの報告フレームワークです。151社(2025年6月11日現在)が加盟し、グローバルで業界全体のメタン排出量を大幅に削減することを目指しています。
「OGMP2.0 reporting levels」は認定基準として使用されており、加盟企業によるメタン排出量の測定および削減に関する計画と実行のレベルに応じて分類された評価指標です。
最上位であるLevel 5の認定を受けるためには、設備からの漏えいを含む詳細な測定に基づいた排出のデータを提供し、現場レベルの測定結果である「ボトムアップ」データと、航空機や衛星などを用いた施設全体の排出量である「トップダウン」データを整合させる必要があります。

【コニカミノルタのガス漏えい検査システム】

コニカミノルタは、事業を通じて「気候変動への対応」などの5つのマテリアリティ(重要課題)に取り組む中、米国を中心にガス漏えい検査システム「GMP02」を展開しています。メタンガス等の炭化水素系ガスを「見える化」し、従来のガス検知器だけでは測定が困難な状況(強風時や高所、高温施設など)でのガスの漏えい箇所の特定およびメタン、エチレン、プロパンにおいては漏えい量の定量化を迅速に行うことができます。

Colorado State University METEC主催の技術評価にて撮影した画像
Colorado State University METEC主催の技術評価にて撮影した画像

これからもコニカミノルタは光学や画像処理の技術を駆使し、ガス漏えいの可視化というアプローチから地球温暖化などの社会課題解決に貢献します。

*1監視(Monitoring)測定(Measurement)、報告(Reporting)、検証(Verification)による環境・排出管理の枠組み

*2UNEPの国際メタン排出観測所(IMEO:International Methane Emissions Observatory)が発行し、2024年11月にアゼルバイジャンで開催されたCOP29で発表された「Eye on Methane」レポートで報告した認定

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