IoT/ICT事業特集Talent Profiling

世界を変えられる
数少ない日本企業。

IoTサービスPF開発統括部 アーキテクチャ開発部 部長岸 恵一

キャリアステップ

  • 1997年

    大学でコンピュータサイエンスを専攻し、新卒で大手電機メーカーに入社。携帯電話の組み込みソフト開発に従事するものの、ソフトウエア技術者を取り巻く環境に問題意識を抱く。

  • 1999年

    世界トップクラスの外資系ソフトウエア企業に転職し、グローバルと関わりながらパソコンのOS開発を担当。最終的にはOS開発チームにてリーダーを務める。

  • 2016年コニカミノルタ入社

    社会の変化を察知し、ハードとソフト両方に関わりたいとコニカミノルタへ。現在、IoTエッジプラットフォームの開発を担当。2017年4月に部長に昇格し、アーキテクチャ開発部を率いる。

入社前のキャリア

私はコニカミノルタで3社目です。新卒で大手電機メーカーに入社し、携帯電話の組み込みソフトウエアの開発に携わりましたが、当時はソフト技術者のヒエラルキーが低く、プロジェクトの中でたびたび皺寄せを受けている状況でした。そうした苦労を味わううちに「ソフト技術者の地位をもっと向上させたい」という志を抱き、OS開発から関われば問題を根本的に解決できるのではないかと考え、米国の世界的なソフトウエア企業に転職。そちらでパソコンのOSの開発を担当し、日本のパソコンメーカーやプリンタメーカーと協業して次期OSの新機能の検証や評価などを行うプロジェクトを担い、最終的にはチーム全体をまとめるポジションを務めました。そのソフトウエア企業には15年以上在籍しましたが、絶えず世界トップクラスの優秀な技術者たちと直接やりとりしながら仕事を進めていくのは非常に刺激的で、私自身も大きくキャリアアップできたと思っています。

コニカミノルタに感じた可能性

私は長らくパソコンのOS開発に携わってきましたが、ICTの世界は急速に進化しており、もはやパソコンが主役の時代は終焉を迎えつつあります。モバイルやセンサなどのデバイスがクラウドと繋がって情報を処理するエコシステムが出現し、これまで主流だったパソコンのOS上でアプリケーションを動かすというシステムではなく、まったく新しいパラダイムが出来上がり、それが社会で求められている。しかし、前職の企業はソフトウエアの開発がメインでしたので、ハードもソフトも扱えるメーカーに改めて身を置き、新しいパラダイムを創り出すことにチャレンジしてみたいと転職を考えるようになりました。実はコニカミノルタは、前職で新OSの評価を行った際にご協力をいただき、大変親身に対応いただいたので個人的に好印象を抱いていました。そして、創業時から培ってきたカメラやフィルムの技術を捨ててまで新しいことに挑もうとしている姿勢に惹かれ、ここなら面白い経験ができそうだと入社を決意しました。

現在の活躍

現在、IoTのエッジプラットフォームの開発を進めています。入社直後、コニカミノルタの全事業に展開できるクラウド連携のエッジプラットフォームの構想が示され、以前の経歴を活かし「ぜひやらせてほしい」と自ら手を挙げてアーキテクチャの検討を任されることになりました。まずは当社の新事業への適用を図り、その後、オフィス向けのエッジIoTプラットフォームである「Workplace Hub」を含めて全社展開していく方針です。今年度からは部長に昇格し、いまはこのプラットフォームの開発全体を指揮する立場です。キャリア入社してまだ1年ほどの私にマネジメントを委ねるなど、コニカミノルタの大胆さに私自身も驚いていますし、ここは本当にチャンスに溢れた場だと感じています。また開発は道半ばですが、自由な発想を持ったメンバーたちがマイルストーンをひとつひとつクリアし、ゴールが近づいていることを実感できることにいま大きなモチベーションを覚えています。

今後の展望

コニカミノルタは「世界を変えることのできる数少ない日本企業」だと私は思っています。現状では未知数ですが、これから当社が繰り広げていこうとしているチャレンジが奏功すれば、世界に物凄いインパクトをもたらすことができる。IoTの領域でのコニカミノルタの大きな強みは、MFP(デジタル複合機)というデバイスがすでに世界中のオフィスに配置され、自在にリーチできること。そこにIoTを駆使して革新的なサービスを提供していけば、きっと社会を大きく変えられる。すでに、コニカミノルタの尖ったテクノロジーをもとに、画期的な機能を持った「パーツ」がいま続々と生み出されており、それらをどうソフトウエアで束ねて、人々が夢見る世界を実現していくか、すべては私たち次第。自分たちの思うようにチャレンジできる。こんなに経験ができる機会などそう得られないと思いますし、まだまだ絶対的な正解がないこの状況を魅力に感じるソフトウエア技術者の方々に、ぜひここで思う存分力を発揮していただきたいと思っています。

※内容はインタビュー当時のものです。

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