IoT/ICT事業特集Talent Profiling

ソフトとハードを繋げて、
社会を変える仕組みを。

IoTサービスPF開発統括部 アーキテクチャ開発部 係長清水 隆史

キャリアステップ

  • 2005年

    大学時代は宇宙物理学を専攻。新卒でIT企業に入社し、人工衛星の運用・管制を行うソフトウェアの設計・開発に従事。

  • 2013年

    同企業にて官公庁・製造業に向けたシステムのセールス部門に異動。その後、事業企画のセクションに移り、市場分析による中期的な事業戦略の策定や新規技術の社内推進などを担当。

  • 2016年コニカミノルタ入社

    新規事業開発に関わり、小売業における新たなマーケティングシステムを構築するプロジェクトに参加。IoTとAIを駆使したシステムのアーキテクチャの企画開発をすべて担う。

入社前のキャリア

新卒IT企業に入社後、エンジニアとして宇宙関連のシステムの開発をしばらく手がけていました。9年目にセールス部門に異動し、主に官公庁や大手製造業のクライアントを担当し、宇宙・公共系のシステムの提案営業に従事しました。そこでお客様のリアルなニーズに触れて得た知見を活かし、今度は事業企画のセクションへ。SWOT分析などを駆使して中期的な事業戦略の策定にも関わりました。こうして開発、営業、企画とさまざまなポジションを経験し、事業全体が見渡せるようになっていき、徐々にその企業でのキャリアに物足りなさを覚えるようになってきたのです。IT企業が提供できるのはソフトウェアだけ。特に私が興味を持っていたのはIoTの領域だったので、そこで何か新しい仕組みを創り出そうとすると、必ずハードも絡んでくる。できればソフトからハードまで一気通貫で関わり、世の中に貢献できる新しいサービスをこの手で実現してみたい。そんな思いから転職を考えるようになりました。

コニカミノルタに感じた可能性

コニカミノルタに興味を持ったのは、前職で事業企画に携わっていた際に参加した経営セミナーでした。そのセミナーで、たまたま山名社長の講演を聞いたことがきっかけでした。山名社長によると、これからコア技術を活かし、ICTで新しい事業に果敢にチャレンジしていくとのこと。正直、コニカミノルタがすでにカメラから撤退し、いまや複合機がメインになっていることすらも知らなかったのですが、そこからさらに事業をトランスフォームしようとしている。これほどのグローバル企業が大胆に変わろうとしていることに、とても衝撃を受けたのです。個人的にカメラが趣味だったので光学や画像処理の技術にはもともと関心がありましたし、また、以前に宇宙関連のシステム開発に関わるなかで、画像や映像のビッグデータを処理するビジネスはこれから大きく伸びていくだろうという感触もありました。ここなら、これまで培ってきた自分のICTの技術と、コニカミノルタが強みを持つハードの技術を組み合わせて、何か新しいモノが生み出せるに違いないと入社を決めました。

現在の活躍

入社後に配属されたのは事業開発部(現・IoTサービスPF開発統括部)。社内を横断していろいろな事業部と連携し、新しいビジネスを生み出すための基盤となる技術を開発していくことがミッションでした。そこで私がいきなり関わることになったのは、いままでにないマーケティングの仕組みを創るプロジェクトでした。大手消費財メーカーのクライアントから「小売店の店頭での消費者の行動を分析したい」という要望を受け、天井に設置したカメラやセンサー等のデータをディープラーニングで解析して数値化し、お客様の購買行動を分析するというシステムの企画開発に奮闘しました。私と同時期にキャリア入社したAIの専門家とプロジェクトチームを組み、実際にクライアントのもとを訪問して具体的なニーズをつかんで仕様を策定。またカメラなどのハードについては、社内のプロの技術者から知恵を借りてシステムを企画。社内でも前例のないプロジェクトなので、ICTに通じている私がアーキテクチャの構築をすべて担うことになり、裁量を持って自由にやらせてもらいました。いま実証実験を進めているところで、近い将来ローンチされる予定です。まさにIoTの最先端を行く取り組みであり、社内でもトランスフォームの好例だと注目されており、毎日がとてもエキサイティングです。

今後の展望

いまの部署は新しいチャレンジの連続であり、ICTを武器に自分でプロジェクトをリードできるチャンスに溢れています。そして、入社時に思い描いていた「ソフトとハードを繋げて社会を変えるような新しいシステムを創る」ことも実現できている手応えがあります。このままここで経験を積めば、将来、きっと事業を自ら立ち上げられる人財になれる。私もぜひ、画像処理やAIの技術をもとに何か新事業をこの手で創り出してみたいと思っています。できれば、もともと私が好きだった宇宙開発の領域でビジネスを起こして社会に貢献できれば、これ以上幸せなキャリアはありません。常にトランスフォームし続けるコニカミノルタなら、それもけっして夢物語ではないと感じています。

※内容はインタビュー当時のものです。

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