IoT/ICT事業特集Talent Profiling

クリエイティブであれば
何でも実現できる環境。

システムプラットフォーム開発センター
第1プラットフォーム開発部 係長Nordès Ménard-Lamarre

キャリアステップ

  • 2007年

    カナダ・モントリオールの大学でコンピュータサイエンスを専攻し、卒業後はITエンジニアとしてキャリアをスタート。Microsoftのテクノロジーに精通し、さまざまなアプリケーションの設計開発を経験。

  • 2010年

    ヨーロッパに渡り、フランスやオランダのIT企業でキャリアアップを図る。ECサイトのシステム開発リーダーや、AIを駆使したチャットボット開発のマネジメントなどのポジションで実績を上げる。

  • 2017年コニカミノルタ入社

    新サービス開発に向けたPOCや、コードマスターとしてシステム品質向上などに力を振るい、現在はWorkplace Hubのシステムアーキテクトを担当。グローバルと連携し、技術面から開発全体をリード。

入社前のキャリア

私は10歳の頃からプログラミングに興味を持ち、学生時代はずっとコンピュータサイエンスを専攻してきました。母国であるカナダの大学を卒業後、さまざまな企業でシステムの設計開発に従事し、なかでも.NET(ドットネット)ベースのMicrosoftのテクノロジーを使った開発で実績を上げ、この領域を自分の強みにしてエンジニアとしてのキャリアを重ねました。コニカミノルタに入社する以前は、ヨーロッパの企業に勤務し、フランスのECサイト運営企業で取引システムの開発をリードするポジションや、オランダのITベンチャーでAIチャットボットの開発をマネジメントするポジションなどを経験しました。
そして、息子が生まれた後に日本に来ることに決めました。妻の家族と、より交流を深めたかったからです。これは息子と私にとって、妻の文化や慣習を学ぶ絶好のチャンスだと思いました。

コニカミノルタに感じた可能性

日本で暮らすことになり、いままでのキャリアを活かせる仕事を探していたところ、C#(シーシャープ)言語での.NETプラットフォームのアプリケーション開発スキルを持った人財を募集していたのがコニカミノルタを知るきっかけでした。コニカミノルタの複合機はヨーロッパでももちろん普及しており、私はコニカミノルタのことをずっと事務機器のメーカーだと思い込んでいました。こうしたメーカーでは、通常、製品に搭載するソフトを開発するCやC++(シープラスプラス)の言語スキルを必要とするのですが、C#というサーバ系の開発言語スキルの求人募集に、当時驚いたことを覚えています。面接の場でそのことについて詳しく話を伺ったところ、コニカミノルタはいま、ハードウェアのメーカーから、ソフトウェアのソリューションサービスを提供する企業へと、大胆な事業転換を進めている最中で、まさに企業が変わろうとしているこの時期に、日本に来て出会い、いままで積み重ねてきた私のスキルと経験を発揮できる場が、ここにあるのではないかと大きな期待を抱きました。
実はこの時、もう一社、私にCTOのポジションでのオファーをくれた企業がありました。しかし、提供される役割は時間がかかり過ぎて家族にはほとんど時間を与えませんでした。仕事のバランスが文化に埋め込まれている会社を好んでいました。CTOとして企業を大きくしていくという魅力も感じましたが、いままで積み重ねてきた技術を純粋に究めたいという思いと、世界規模の大きな開発にチャレンジしたいという思いが勝り、コニカミノルタへの入社を決めました。

現在の活躍

入社後は、コニカミノルタ伊丹サイトのR&D部門に配属となりました。POC(概念実証)のソフトウェア開発などに携わり、グループ内でコードマスターを担い、コニカミノルタの事業変革の核となる、Workplace Hubのシステム品質の向上に取り組みました。また、Workplace HubはヨーロッパのR&D拠点と連携しながら開発を進めていて、ヨーロッパと日本のエンジニアの仲介役となり、開発チームをサポートする役割も務めました。そして現在は、システムアーキテクトとして、Workplace Hubのシステム全般のアーキテクチャを考案し、開発をリードしていく立場を任されています。各チームから寄せられる機能提案を調整し、方針を定め、技術的な課題を解決していくのがいまの私のミッションです。プロジェクト全体を指揮する一方で、私自身もコードを書きながらアーキテクチャの改善を図っています。いまのポジションでは自ら意思決定ができるので、エンジニアとしてのクリエイティブ面も大いに発揮しながら、やりたいと思ったことを即座に実行に移せるので、とてもエキサイティングな毎日を送っています。

今後の展望

コニカミノルタの一員になって実感するのは、想定していた以上にグローバルな企業だということです。私は海外のR&D部門とコミュニケーションをとることが多いのですが、特にヨーロッパのソフトウェアエンジニアはみな優秀で、技術力が非常に高く、日本に居ながら、彼らが研究している新しいテクノロジーに触れ、刺激を受けることがたくさんあります。その反面、日本ではソフトウェア開発をこれまでアウトソーシングしていた経緯があり、社内の技術レベルがヨーロッパ諸国にまだ追いついていないと感じています。ですから、スキルの高いソフトウェアエンジニアが、私たち日本のチームの仲間にもっと加わってほしいと思っていますし、一緒に大きな目標にコミットしていきたいと考えています。いまのコニカミノルタは、ヨーロッパなどの異なるカルチャーや、高い技術を持つエンジニアと接し、吸収できることが非常に多く、これからの未来に向けて、ワークライフを革新する画期的なプラットフォームを世界規模で創っていくという、未知へのチャレンジを通して自分を大きく成長させることができると考えています。私もこのチャンスを活かして、自分自身をさらに進化させていきたいと思っています。

※内容はインタビュー当時のものです。

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