CASE
02
目の前のディスプレイにも、
コニカミノルタの技術が?
そのディスプレイ
どうしてキレイに見えてるの?
何気なく見ているディスプレイ。
何層にも重なる素材が、そのキレイを作っています
スマートフォンやタブレット、テレビやパソコンなどは、私たちの生活に欠かせないアイテムになりました。毎日のように見ている大小さまざまな液晶ディスプレイは、どの角度から見ても色鮮やかで、透き通っていて、ちょっとくらい水にぬれても平気で、熱にも強く丈夫。でもこんな性能、数年前では考えられなかったのではないでしょうか?実はその性能を支えているのは、ディスプレイを作っている何層ものガラスやフィルムなど。たくさんの役割を持つ素材が重なり合って、「便利でキレイなディスプレイ」を作っているのです。
えっ !? ここにも!
くらしの中の技術たち
機能性フィルムで実現する、
もっと丈夫で、
もっと便利なディスプレイ
便利でキレイなディスプレイを叶えるために重要な役割をはたしているのが、「ディスプレイ用機能性フィルム(以下、機能性フィルム)※」です。ディスプレイを構成する偏光板※に貼られているこの機能性フィルムの厚さは、わずか0.04mm以下。人間の髪の毛の半分ほどの薄さでありながら、偏光板を保護したり、どこからでもはっきり画像が見えるよう光を調節したり、さまざまな役割を持っています。これらの働きによってはじめて、私たちは快適にディスプレイ製品を使うことができるのです。
※ディスプレイ用機能性フィルムとは:偏光板の保護や機能向上を目的として、偏光板の両側または片側に貼るごく薄いフィルム
※偏光板とは:光をコントロールしてディスプレイに映像を映し出す素材
ディスプレイの構造
ここがポイント!
機能性フィルムの特徴
長年培った技術から生まれた、
透明で耐水性、耐熱性にすぐれた機能性フィルム
私たちが作る機能性フィルムは、実はこの領域でトップクラスのシェア。単純計算すると、世の中で使われているディスプレイ製品の2台に1台に使われていることになります。では、どうして私たちの機能性フィルムは、こんなにたくさん使われているのでしょうか。その答えは、私たちが創業当時から力を注いできた、カメラのフィルムを作る技術にあります。私たちが長年磨いてきたのは、フィルムを丈夫にする技術や、薄く・幅広く仕上げていく技術、そして透明度を上げる技術など。もし今、みなさんのディスプレイにキレイな画像が映し出されているならば、それは私たちが作った機能性フィルムが活かされているからかもしれません。
高い機能性とその薄さや幅広さにより、
広く使われている私たちの機能性フィルム
時代とともに進化する
機能性フィルム
タッチパネルやUVカットなど、
必要とされる機能を追加し、
ディスプレイをもっと便利に
テレビやパソコン、スマートフォンやタブレットなどのモニターとして、幅広く活用されている液晶ディスプレイ。その機能は時代とともに進化してきました。それと共に、さまざまな形に変形したり、どんどん薄く、大型化したり、タッチパネルやUVカットなどの機能も持つようになったディスプレイ画面。時代と共に多様に変化するニーズに対応するため、機能性フィルムも進化してきました。「あったらいいな」と誰もが思う、そんな便利さを実現していくために、私たちの機能性フィルム製造技術はこれからも進化を続けていきます。
くらしを彩るフィルム技術で、もっと便利な毎日へ
この技術をもっと知ってみよう!