History

駅伝日本一のチームを決める全日本実業団対抗駅伝大会、通称ニューイヤー駅伝。
この大会においてコニカミノルタ陸上競技部は通算8回の優勝を誇っています。
21世紀に入ってからのコニカミノルタ陸上競技部の戦いを振り返りました。

ニューイヤー駅伝と
コニカミノルタ
陸上競技部

コニカミノルタ陸上競技部の創部は1970年。国内最高峰の駅伝大会である全日本実業団対抗駅伝競走大会(通称:ニューイヤー駅伝)において、歴代2位となる8度の優勝を成し遂げている。
再び王座奪還に向けて、コニカミノルタ陸上競技部の挑戦は終わらない。

2024年

序盤の勢いをつなげられず27位、成長を期すのみ

成績:
27位 4時間58分51秒
走者:
  • 砂岡
  • 名取
  • ジェームス
  • 宮下
  • 廣澤
  • 米満

今年からコースが一部変更となった第68回ニューイヤー駅伝。コニカミノルタは8位入賞を目標に掲げ、今年もルーキー2人を起用するなど若手中心のメンバーで臨みました。1区で好スタートを切り、その後もそれぞれ役割を果たそうと懸命な走りを見せましたが、レースに勢いをつけることができず徐々に順位を落とす形となってしまい、27位でのフィニッシュ。トップチームとの実力差を見せつけられ、まだまだ復活への道半ばであることを実感させられたレースとなりました

2023年

未来志向の布陣で挑み18位。成長への課題、顕著に

成績:
18位 4時間54分53秒
走者:
  • 名取
  • ジェームス
  • 川口
  • 宮下
  • 米満
  • 伊勢
  • 大山

3年ぶりに有観客開催となった第67回ニューイヤー駅伝。今年は全国から36チームが出走し、群馬県前橋市の群馬県庁前をスタート&フィニッシュとする7区間100kmで熱い闘いが繰り広げられました。コニカミノルタはチーム再建のなかで今年もルーキーを最重要区間に配置するなど未来志向の布陣で臨みました。今年復活した沿道での応援に力をもらいながら、選手たちはそれぞれの力を出し切るべく果敢に挑みました。結果は終盤に順位を上げるかたちでの18位。課題が顕著になったレースとなりました。

2022年

経験値の低さが否めず、21位でゴール

成績:
21位 4時間59分15秒
走者:
  • 名取
  • ジェームス
  • 米満
  • 大山
  • 伊勢
  • 西池

再出発の第一歩となる今大会。
1区は名取選手。後半で後方集団につけ先頭と23秒差で2区へ。ジェームス・ムオキ選手は快調に前を追い9人抜き、17位まで押し上げる好走を見せた。しかし3区の米満怜選手はなかなか調子が上がらず21位と大きく順位を落とし4区へ。4区星岳選手は自己ベストペースで前を追うが、終盤ペースを落とし21位で5区大山憲明選手へ。大山選手は前の集団を追い切れずに単独走を余儀なくされ、22位。続く6区伊勢翔吾選手も、強風吹き荒ぶタフなコースに苦戦、23位と順位を落としアンカーへ。7区西池和人選手は風に苦しみながらも粘り、2人を抜いて21位でゴール。

2021年

悪い流れを変えられず、18位でゴール

成績:
18位 4時間57分08秒
走者:
  • 西池
  • ランガット
  • 川端
  • 菊地
  • 山本
  • 野口
  • 大山

7年ぶりの優勝を目指した今大会。
1区は西池和人選手。ペースアップに対応できず、トップから26秒差の29位で2区へ。ドミニク・ランガット選手は好走を見せ、15人を抜き14位まで浮上。しかし3区川端千都選手は思うような走りができず21位に順位を下げ4区へ。4区キャプテンの菊地賢人選手は腹痛のアクシデントもあり前半苦しみ、24位で5区山本浩之選手へ。山本選手はミスなく走りをまとめ、18位まで順位をあげて6区へ。6区野口拓也選手、7区大山憲明選手は懸命に前を追ったが、順位を上げることはかなわず、18位でゴール。

2020年

優勝を狙うも流れを作れず。後半の猛追で8位入賞

成績:
8位 4時間51分36秒
走者:
  • 野口
  • ランガット
  • 菊地
  • 蜂須賀
  • 山本
  • 我那覇
  • 宇賀地

東日本チャンピオンとして全国制覇を狙った今大会。
1区は野口拓也選手。終盤遅れをとりトップから36秒差の19位で2区へ。ドミニク・ランガット選手は、4人を抜き15位まで押し上げた。3区キャプテンの菊地賢人選手は序盤5kmで区間トップの走りを見せたが、オーバーペースがたたり18位で4区へ。蜂須賀源選手は、中間地点では15位までに挽回したものの、後半攻め切れず順位を2つ落とし20位で5区の山本浩之選手へ。山本選手は快調な走りで8人を抜き、悪い流れを食い止めた。6区の我那覇和真選手は順位を上げることができず12位でアンカーへ。宇賀地プレイングコーチは、魂の走りで前を追い、中盤で6位集団に追いつき、ゴール前のデットヒートを1秒差で制し、入賞ラインを確保した8位でゴール。

2019年

遅れを取り戻すため猛追するも、5位でゴール

成績:
5位 4時間53分37秒
走者:
  • 西池
  • ランガット
  • 菊地
  • 蜂須賀
  • 山本
  • 宇賀地
  • 谷川

目標3位以内を掲げた今大会。1区の西池和人選手は序盤からスローペースの集団の前方で進めるも、10kmすぎのペースアップに付いて行けず31位と出遅れてしまう。2区はドミニク・ランガット選手が駅伝デビュー。混戦の中で16人を抜いて15位までジャンプアップ。3区の菊地賢人選手は過去に3度3区を走った経験を生かして力強い走りで5人を抜き10位まで押し上げた。4区のエース区間はチームの中心選手に成長した蜂須賀源選手が積極果敢な走りを見せ区間7位の成績で9位へ。5区の山本選手はベテランらしく冷静に走り3人を抜いて6位でキャプテンの宇賀地強選手へ。9年連続9回目の出走となった宇賀地選手は前が見えない状況で走り始め、途中で後続から追い上げられるも6位を死守。アンカーの谷川選手は安定した走りで終盤には4位のライバル選手を猛追するが一歩届かず、1人抜いて5位でレースを終えた。

2018年

意地の入賞を果たすも、優勝争いには加われず

成績:
7位 4時間59分09秒
走者:
  • 宇賀地
  • ムワンギ
  • 蜂須賀
  • 野口
  • 谷川
  • 山本
  • 神野

前回5位の雪辱を胸に王座奪還に挑んだ今大会。 1区の宇賀地強選手は勝負所で粘ることが出来ず24位と出遅れて苦しい展開に。 2区のサムエル・ムワンギ選手が、遅れを取り戻すため6人を抜いて18位で3区へ。 ルーキーの蜂須賀選手は、初めてのニューイヤーで気負いと焦りから思うような走りが出来ず、順位を4つ落とし4区の野口拓也選手へ。 野口選手は快調な走りで8人を抜き、悪い流れを食い止めた。 5区の谷川智浩選手は淡々とペースを刻み、2つ順位を上げるに留まった。 6区はベテランの山本選手。序盤から快調に飛ばし区間2位という快走で順位を3つ上げ9位で中継し、入賞圏内が見える位置でタスキを7区の神野大地選手へ。 神野選手は入賞圏内まで一気に追い付き5名で6位グループを形成。幾度となく揺さぶりをかけ勝負するも決めきれず、入賞ラインは確保して7位でゴール。

2017年

王座奪還ならず惜しくも5位

成績:
5位 4時間52分26秒
走者:
  • 設楽
  • ムワンギ
  • 菊地
  • 神野
  • 山本
  • 宇賀地
  • 野口

王座奪還を目指して挑んだ2017年大会。1区は設楽啓太選手。粘っていたもののラスト2kmで集団から脱落し、トップと32秒差の28位で2区サムエル・ムワンギ選手へタスキリレー。ムワンギ選手は攻めの走りで16人を抜き12位で3区菊地賢人選手へ。
菊地選手は気持ちのこもった走りで8人を抜く力走を見せ、4位でルーキー神野大地選手へ中継。4区の神野選手は、自分のペースを貫くもイメージ通りの走りが出来なかったが、トップとの差を38秒まで縮め、7位でタスキリレー。5区山本浩之選手は、気迫溢れる渾身の走りで、苦しみながらも3人を抜き、順位を4位まで押し上げ6区宇賀地強選手へ。宇賀地選手は怪我からの復帰直後のなか、持てる力の限り必死に走り抜きタスキをアンカーへ繋ぐ。7区は昨年に続き、野口拓也選手。前だけを見て猛追。最後まで諦めることなく粘り7区で2年連続区間賞を獲得したが、優勝は叶わず5位でゴールした。

2016年

猛追するもトップに届かず、2位でゴール

成績:
2位 4時間52分36秒
走者:
  • 西池
  • クイラ
  • 菊地
  • 宇賀地
  • 山本
  • 設楽
  • 野口

9度目の優勝を目指して挑んだ2016年大会。1区はルーキー・西池和人選手。堂々とした走りでトップと4秒差の3位で2区のポール・クイラ選手へタスキリレー。クイラ選手は力走するもアクシデントにより後退し、10位で菊地賢人選手に中継。3区の菊地選手は、区間2位の快走で7人抜き、3位で宇賀地強選手へ。4区の宇賀地選手は、前半で3位争いを展開するも後半伸ばしきれず、5位で山本浩之選手にタスキを繋いだ。5区の山本選手は強風にも怯むことなく少しずつ差を詰め、優勝への望みをつなぐトップと2秒差の2位で設楽啓太選手に中継。6区の設楽選手は強風で思うような走りが出来ず、トップとの差は33秒に。アンカーの野口拓也選手は優勝を目指して猛追し、差を縮めるも残念ながら一歩届かず、2位でゴールした。

2015年

最後まで粘るもトップに追いつけず、2位でゴール

成績:
2位 4時間53分20秒
走者:
  • 野口
  • クイラ
  • 菊地
  • 設楽
  • 宇賀地
  • 松宮(隆)
  • 山本

三連覇を目指して挑んだ2015年大会。1区は野口拓也選手。冷静にレースを進め、トップと7秒差の5位で2区のポール・クイラ選手へ。クイラ選手は順位を2位まで押し上げ、3区の菊地賢人選手に中継。菊地選手は積極的な走りで差を4秒まで縮め、4区の設楽啓太選手にタスキリレー。設楽選手は意地のスパートで2位と4秒差のトップで5区の宇賀地強選手に中継。宇賀地選手はトップの2選手と並走するもスパート勝負で後塵を拝し、3位で松宮隆行選手にタスキリレー。松宮選手は安定の走りで順位を2位に上げるも、強風に苦しみトップと1分30秒差で7区の山本浩之選手に中継。7区のアンカー・山本選手は区間2位のタイムで最後まで粘ったものの、差を縮めることができず2位でゴール。残念ながら三連覇を逃してしまった。

2014年

2位に1分24秒の大差をつけ優勝し、二連覇を達成

成績:
優勝 4時間53分35秒
走者:
  • 松宮(隆)
  • クイラ
  • 谷川
  • 宇賀地
  • 野口
  • 新田
  • 菊地

二連覇を目指して挑んだ2014年大会。1区はベテラン・松宮隆行選手。冷静にレースを進め、15位で2区のポール・クイラ選手へ。クイラ選手は順位を3位まで押し上げ、3区の谷川智浩選手に中継。谷川選手は練習通りの走りができず、5位でキャプテン・宇賀地強選手にタスキを託した。宇賀地選手はトップを狙うも、結果16秒差の3位で野口拓也選手にタスキリレー。野口選手は積極的な走りで前の2人を捕えトップに。2位と3秒差で6区の新田良太郎選手にタスキを繋いだ。新田選手は2位に1分35秒の大差をつけてタスキをアンカー・菊地賢人選手へ。菊地選手は向い風に苦しみ区間賞を逃したものの、安定した走りで優勝のゴールテープを切り、二連覇を達成した。

2013年

2位に3分52秒の大差をつけ、5年ぶり7度目の優勝を果たす

成績:
優勝 4時間51分32秒
走者:
  • 谷川
  • クイラ
  • 野口
  • 宇賀地
  • 伊藤
  • 新田
  • 松宮(隆)

王座奪還を目標に挑んだ2013年大会。1区の谷川智浩選手は初出場ながらも落ち着いた走りでレースを進め、14位で2区のポール・クイラ選手へ。クイラ選手は順位を2つ上げ、12位で3区の野口拓也選手に中継。野口選手は積極的に先頭集団を追い、順位は4位に浮上した。4区はエース・宇賀地強選手。冷静な走りで先頭を捕らえ、トップで5区の伊藤正樹選手にたすきを繋いだ。伊藤選手は攻めの走りでトップをキープし、6区の新田良太郎選手へ。新田選手はさらに後続に2分以上の差をつけてアンカーの松宮隆行選手にたすきを託す。松宮選手はベテランらしい安定した走りを見せ、1位でゴール。2位に3分52秒の大差をつけ、堂々の優勝を勝ち取った。

2012年

3区でトップに踊り出たものの、「王者の座」奪還ならず

成績:
2位 4時間50分52秒(大会新記録)
走者:
  • 新田
  • クイラ
  • 宇賀地
  • 松宮(隆)
  • 山田
  • 松宮(祐)
  • 下重

「王者の座」を目標に挑んだ2012年大会。1区の新田良太郎選手がトップと14秒差の12位でたすきを繋いだ。2区ではポール・クイラ選手が快走し、順位は一気に5位に。3区の宇賀地強選手が前半でトップに踊り出て、1位でたすきを4区へ。自分のペースでレースを進めた松宮隆行選手も1位で5区の山田紘之選手にたすきリレー。5区でも1位を守りきることが期待されたが、順位を1つ落とし6区に望みを託す結果に。6区の松宮祐行選手がオーバーペースを承知で追走するも、2位のままアンカー下重正樹選手へ。下重選手は攻めの走りが出来ず、2位でのゴールとなった。

2011年

遅れを取り戻すため奮闘するも、差を埋められず

成績:
9位 4時間54分44秒
走者:
  • 山本
  • クイラ
  • 松宮(隆)
  • 宇賀地
  • 下重
  • 米田
  • 太田

優勝を目標に臨んだ今大会。1区の山本浩之選手はラスト1㎞が伸びず30位と出遅れてしまう。2区はポール・クイラ選手が遅れを取り戻すため12人を抜いて18位で3区へ。松宮隆行選手はベテランの走りで9人を抜き、9位でたすきをつないだ。4区の宇賀地強選手も快調な走りを見せ、7位で5区下重正樹選手へ。数チームが並走し固まる中、1つ順位を上げた6位で6区の米田尚人選手へつなぐも、中盤以降徐々に離され8位で7区へ。アンカーはベテランの太田崇選手。1つでも順位を上げようと健闘したものの、先頭集団に追いつけず、ラストで競り負け9位でゴールした。

2010年

粘りの走りを見せるも、優勝に一歩及ばず

成績:
2位 4時間50分36秒
走者:
  • 松宮(祐)
  • ジョセフ
  • 太田
  • 黒﨑
  • 山田
  • 松宮(隆)
  • 坪田

王座奪還に挑んだ今大会。1区の松宮祐行選手はトップと4秒差の4位で2区へたすきを渡した。ジョセフ・ムワニキ選手が世界トップレベルのスピードに揉まれ15位となるが、3区の太田崇選手が8人をごぼう抜きし、一気に6位に順位を押し上げた。4区の黒﨑拓克選手がさらに1つ順位を上げ、続く5区の山田紘之選手も粘り強い走りで3位グループを捕らえ、6区へ。松宮隆行選手は残り1㎞でスパートをかけ、トップとの差を縮める。最終区の坪田智夫選手もスタートから飛ばしてトップの背中を捉えるものの、上州路特有の強い向かい風を受け追いつくことができず、2位でゴールテープを切った。

2009年

後半追い上げるが、
差を詰められず

成績:
4位 4時間53分34秒
走者:
  • 松宮(隆)
  • ジョセフ
  • 太田
  • 山田
  • 黒﨑
  • 坪田
  • 前田

三度目の連覇を目指して挑んだ2009年大会。圧勝した前回とは大きくオーダーを変えてのスタートとなった。1区に出走した松宮隆行選手はトップと2秒差の2位で2区へ。ジョセフ・ムワニキ選手は健闘するものの7位で中継。3区の太田崇選手は見事な走りを見せて4位に浮上。最長区間の4区・山田紘之選手はライバル選手に後れをとり、7位に後退する。その後5区・黒﨑拓克選手、6区・坪田智夫 選手が快走するが、アンカー・前田和之選手はライバル選手との差を詰められず、4位という結果で終わった。

2008年

圧巻の強さ!
常勝軍団の力を発揮

成績:
優勝 4時間46分28秒
走者:
  • 太田
  • 松宮(隆)
  • サミー
  • 山田
  • 坪田
  • 池永
  • 磯松

三連覇を阻まれた前回大会。王座奪還の思いを胸に元日決戦に挑む。1区のスペシャリスト太田崇選手がトップと数秒差の3位で2区へつなぐ。松宮隆行選手は序盤からトップに立ち、そのままペースを上げて独走態勢に。2区以降トップの位置を譲ることなく、2位に3分以上の大差を付けてゴール。“常勝”コニカミノルタの力を見せつけるレースとなった。ベテラン勢の安定した走りに加え、若手の山田紘之選手、池永和樹 選手の活躍も目立つ。「21世紀の駅伝王者」の伝説は、まだ始まったばかりだ。

2007年

コンディション不良が響き、三連覇ならず

成績:
4位 4時間49分33秒
走者:
  • 松宮(隆)
  • 太田
  • 松宮(祐)
  • 磯松
  • 坪田
  • 米田
  • 前田

二度目の三連覇を狙った2007年大会。選手の怪我などもあり、前年とは大きく異なるオーダーでの出走となった。全区間を通してトップに立つことなく4位でレースを終え、三連覇は果たせなかった。

2006年

大会記録に迫るタイムで二連覇達成

成績:
優勝 4時間44分54秒
走者:
  • 太田
  • 松宮(隆)
  • 坪田
  • サムエル
  • 松宮(祐)
  • 米田
  • 磯松

二度目の二連覇をかけて臨むコニカミノルタ陸上競技部。1区の太田崇選手が外国人選手に遅れることなく、トップと1秒差でたすきリレー。2区の松宮隆行選手は一気にトップに立ち、区間賞の記録でつなぐ。その後は3位に後退する場面もあるも、王者の貫禄を見せつけるレースを展開して二連覇を達成。2003年にコニカミノルタ陸上競技部が出した4時間44分48秒という歴代最高記録にわずか6秒に迫る好記録でのゴールだった。

2005年

デッドヒートを制し、
王座に返り咲く

成績:
優勝 4時間48分57秒
走者:
  • 太田
  • 松宮(隆)
  • サムエル
  • 磯松
  • 松宮(祐)
  • 小澤
  • 前田

王座奪還に向け新しいスタートとなった2005年大会。レース序盤から好位置をキープし、4区の磯松大輔選手へ。磯松選手は後半でトップに立ち、区間記録に迫るタイムで5区へ。その後は2位以下とのデッドヒートが繰り広げられる。最後はアンカー・前田和之選手がライバルを振り切ってゴール。見事に「王座奪還」を成し遂げた。

2004年

個人の走りは光るも、
チームは惜敗

成績:
2位 4時間49分05秒
走者:
  • 太田
  • 坪田
  • 松宮(隆)
  • サムエル
  • 松宮(祐)
  • 磯松
  • 前田

4連覇をかけて臨んだ2004年大会。太田崇選手、坪田智夫選手らが快調に飛ばすものの、後半はライバルチームに追い上げられ、2位という結果でレースを終えた。

2003年

そして三連覇。
大会新記録でのゴール

成績:
優勝 4時間44分48秒(大会新記録)
走者:
  • 磯松
  • 松宮(隆)
  • ガソ
  • 小澤
  • 坪田
  • 松宮(祐)
  • 酒井

三連覇をかけて臨んだ2003年大会。1区の磯松大輔選手が積極的な走りでチームに勢いをつける。続く2区の松宮隆行選手がラスト1kmからのスパートでトップに躍り出ると、3区のザカヨ・ガソ選手、5区の坪田智夫選手が区間賞を獲得する走りで王者の貫禄を示した。最終的には2位と2分以上の大差を付け、3連覇を達成。大会3連覇は史上3チーム目の偉業となった。

2002年

二連覇達成!
"強さ"を感じるレース運び

成績:
優勝 4時間45分32秒
走者:
  • 磯松
  • 松宮(隆)
  • 小澤
  • 坪田
  • 松宮(祐)
  • 酒井

王者として迎えた2002年大会。ディフェンディングチャンピオンとしてのプレッシャーに負けることなく、出走メンバーは力走を見せる。特に大きかったのが難コースである5区で区間新記録を樹立した坪田智夫選手。この記録は今なお破られていない(2008年現在)。その他二人の選手が区間賞を獲得。 “常勝軍団”コニカミノルタが形作られた大会だった。

2001年

初優勝。
伝説はここから始まった

成績:
優勝 4時間49分44秒
走者:
  • 磯松
  • 松宮(隆)
  • ガソ
  • 松宮(祐)
  • 酒井
  • 坪田

ニューイヤー駅伝は2001年大会よりコースが変更となり、全長100kmで争われることになった(それ以前は89.4km)。記念すべき21世紀最初の大会において、コニカミノルタ陸上競技部は見事初優勝を飾る。トップとわずか5秒差でたすきをつないだ1区の磯松大輔選手、区間賞を獲得した酒井俊幸選手、坪田智夫選手らの走りが特に光った。また、後に北京オリンピックに5000m・10000mの日本代表として出場する松宮隆行選手がこの大会でニューイヤー駅伝デビューを果たしている。