Interview

2022年のニューイヤー駅伝まであとわずか。
決戦を前にコニカミノルタ陸上競技部の選手、監督、コーチが何を考え、何を思っているのか。
心の内に秘めた熱い想いを語っています。

Vol.1 積み重ねてきた経験値でチームを牽引

Vol.2 若い力でチームに勢いを与える

Vol.3 監督・コーチ

若手の勢いとベテランの経験値で
新しいコニカミノルタの出発点に

菊地 賢人Masato Kikuchi

今年、チームが大きく変わりました。環境の変化をどうとらえていますか?

ベテランの先輩3人が一気に引退して、改めて自分はこれまで先輩たちに甘えてきた部分があったと感じました。最年長として、コニカミノルタというチームのハイレベルな水準を若い選手に伝えることを意識してきました。今年入った名取や星、2年目の米満らは高いレベルで競技に取り組んでいると思っています。チーム全員にその空気感が広がればと思ってやってきました。

ご自身は競技に対してどのように取り組んできましたか?

3月のびわ湖毎日マラソンが終わってから、春、夏と小さな故障を繰り返していて満足いく練習が積めなかった1年でした。秋からは違和感や痛みをとることを優先しています。急がば回れという感じですが、状態や感覚がよくなれば、より短い時間で準備できると、過去の経験からも思っています。

そんな今の菊地選手を支えているものとは?

年齢を重ねてきて、競技人生の集大成をどこに定めていくかということを考えるようになりました。出場がかなわなかった東京五輪を経て、やはりオリンピックで活躍したいという思いがより強くなりました。限られた残りの時間、パリ五輪という目標が、故障が続くなかでの自分の支えになっています。

ニューイヤー駅伝に向けての想いを聞かせてください。

前回、自分自身の走りもふがいないものでしたし、何十年ぶりかの二桁順位ということで、悔しさを通り越した喪失感のようなものが強くありました。だからこそ、今回どういう戦いができるかは正直わかりませんが、再浮上のきっかけになるものにしたい。勢いのある若手と、ベテランの経験値とがうまく噛み合った状態をつくり、新しいコニカミノルタの出発点にできればと思っています。

今年の結果と現実をしっかり受け止めて
悔しい想いをぶつける走りをしたい

西池 和人Kazuto Nishiike

ニューイヤー駅伝に向けてどんな調整や準備をしてきましたか?

夏までは脚を痛めて走れたり走れなかったりという状態だったのですが、9月に手術をした後は、順調に練習を積めています。調子は上がってきているので、あとは12月の記録会でしっかり追い込むことで、レース仕様に仕上げていきます。 ※本インタビューは、11月末に実施。

西池選手にとっての心の支えになっているものとは?

宇賀地さん、野口さんらコーチ陣の言葉が、今年の苦しい状況の中で心に沁みています。合宿やレースのたびに提出する報告書にコメントをいただくのですが、その言葉から、自分を信じてくれていると感じることができ、やってやる!という気持ちを持つことができています。

2022年ニューイヤー駅伝への想いを聞かせてください。

今年の18位という結果、そしてその流れを作ったのが自分であるという事実をしっかり受け止めなければいけないと思っています。今までコニカミノルタが培ってきたものが崩れ落ちたという現実。それを認識して、こだわりをもってやっていかなければならないと。自分としては、どの区間を走ることになっても、この想いをしっかりぶつけて走りたいと思っています。

応援してくださるみなさんへメッセージを。

苦しい戦いが続いていますが、自分たちの精一杯の走りを見てください。泥臭く、粘って粘って諦めない走りをしたい。前回よりも成長した姿を見せることで、何かを感じていただければと思っています。

個人としてもチームとしても
結果を残すことにこだわりたい

我那覇 和真Kazuma Ganaha

今年、意識して取り組んできたことは?

昨年より全体練習も増えて、新しく入ってきた選手の勢いも感じながら、やるべきことを積み重ねてきました。新しく取り組んだこととしては、アップダウン。自分は上りが苦手なんですが、それを克服するために春先は高尾山を走り、合宿でも不整地や林道を走り込んできました。その結果上半身の使い方が改善した感触があります。苦手克服が少しずつできているかなと。また、ウエイトトレーニングもここ1年継続して取り組んできていますので、より大きなフォームでの走りに変わってきたのを感じます。

ニューイヤー駅伝への想いをお聞かせください。

前回18位という結果は、走っていない自分にとっても衝撃的なものでした。今回は個人としても結果を残すことにこだわりたい。自分の年齢を考えると自分が現役でいられる期間は限られていると思っています。その中でいかに結果を残していくかということを意識して走りたいと思います。

応援してくださる方々にメッセージを。

周囲の人に支えられていることを実感する1年でした。調子が悪い時、走れていない時でも声をかけてくれる人がいることが、僕が前に進むエネルギーになっています。本当に感謝です。ニューイヤー駅伝は今回もテレビでの観戦になると思いますが、ぜひライブで観ていただいて、何かを感じていただければと思います。

チームが秘めている力を
出し切る戦いを見せたい

蜂須賀 源Gen Hachisuka

チームに大きな変化がありました。ご自身の心境はどう変化しましたか?

自分がやらなければいけない、という意識が強くなりました。上の先輩方が3人引退して、入社年で数えれば自分が上から3番目という位置になり、役割が変わってきたと感じています。今まで先輩が見せてくれていた背中を、自分が日々の練習の中で少しでも見せられるようにと意識してきました。先輩方の、目標を見据えて真摯に競技と向き合う姿を自分も見せられるようになりたいと思うようになりました。

チームの雰囲気をどう感じていますか?

実力のある若い選手たちによって、上の選手にも「もっとがんばらないと」という意識が生まれてきていると思います。ただ、現在自分を含めて故障などで走れる選手が限られている状況があります。核となって引っ張っていくべき自分たちが故障で思うように走れず、本来のコニカミノルタのレベルを見せられていないことが歯痒いです。ただ、東日本実業団駅伝では若手選手たちがいいところも見せてくれていましたし、まだまだ戦える力を秘めている選手も多いと思います。

応援してくださる方々にメッセージを。

今年はその先に向けて強いコニカミノルタを作っていくための第一戦目だと思っています。若手中心となりますが、それぞれが力を出し切って、コニカミノルタらしい姿を見せることができればと思います。一緒に戦っていただければ嬉しいです。

マラソン練習が粘りと安定感を生んでいる
リベンジの走りを見せたい

大山 憲明Noriaki Oyama

この1年、意識して取り組んできたことを教えてください。

来年2月の別府大分マラソンに向けて、夏からマラソン練習を中心に取り組んできました。7月、8月と今までにない距離の走り込みをし、8月は月間1200kmを踏むことができました。ここまでやって故障せずに練習が継続できていることが大きな自信になっています。東日本実業団駅伝や、10000mの自己ベストが出た八王子ロングディスタンスでも、苦しいところで崩れずに最後のスパートにつなげることができたので、そこは成長かなと思っています。

ここからどう仕上げていきますか?

今年度は距離を踏むことで安定感や粘りが出てきたと感じているので、12月の合宿でもしっかり距離を踏んで、マラソンを意識しながら走ることが駅伝の走りにもつながると思っています。その上で、自分の本来の持ち味であるラストスパートでの切れ味を出せるよう、駅伝前にしっかり調整していこうと思います。

ニューイヤー駅伝への想いをお聞かせください。

前回、自分がアンカーを走ってあのような順位で終わってしまい、1年間悔しい気持ちを持ち続けてきました。今回はそういう意味でもしっかりリベンジしたい。また、今年入籍して家族ができたことで、より走って活躍したいという想いが強くなりました。みなさんに喜んでいただけるようなゴールができるようがんばります。最後の最後まで応援よろしくお願いします。

今はチームがひとつになるとき
ハイレベルな2区で強い走りをしたい

ドミニク・ランガットDominic Langat

今年1年意識して取り組んできたことは?

バランスです。走る距離とスピード耐久性、スタミナなどのバランスをとりながら練習に取り組んできました。1年を通して順調にトレーニングできていて、ニューイヤー駅伝への準備も非常にうまくいっています。八王子ロングディスタンスでは自分を含め出場した全員がいい走りをして、それを証明したと思います。また今年は、他チームの外国人選手たちと行った合同練習で大いに刺激をもらい、大きな学びを得ることができました。良い影響をたくさん受けることができました。

今年のチームの雰囲気をどう感じていますか?

雰囲気はずいぶん変わりました。このスポーツにおいて、大切なのはお互いをリスペクトする心です。リスペクトは規律ある行動から生まれます。行動で示せば、チームのみんなもリスペクトしてくれます。今年新しく入ってきたメンバーはみんな非常にレベルが高いと感じています。チームの大きな力となって貢献してくれていると思います。

これからニューイヤー駅伝に向けて、どのように調整していきますか?

バランスを整え、レースへの集中力を高めていきたいです。今調子が非常にいいので、それを保てるよう、トレーニングであまりやりすぎないように気をつけたいですね。調子を保つこと、そしてバランスが大きなテーマです。前回2区のトップ6のタイムを見ると、キロ2分30秒台ペースのハイレベルな戦いになりそうです。本番ではさらなる強さを求められると思っています。

応援してくださる方々へメッセージをお願いします。

みなさんへの感謝を込めて全力を尽くします。今はチームメイトと助け合って大きな力にしていく時です。会社に貢献できる走り、それが私たちみんなの目標です。チームがひとつになってがんばります。

力のある新人たちには負けられない
緊張感のある練習ができている

濱川 駿Shun Hamakawa

今年1年、どのようなことに意識して取り組んできましたか?

怪我からのスタートとなってしまったのですが、夏以降は練習が継続できるようになってきました。今年は夏合宿にも参加できて、北海道の広い大地を思いきり走ることができて嬉しかったです。同じ箇所の怪我を繰り返しているのでそれを防ぐため、身体のバランスを整えるためのトレーニングをトレーナーさんと相談しながら行ってきました。後半にかけては少しずつ良い兆しが出てきていると思います。

今年のチームの雰囲気をどう感じていますか?

力のある新人が入ってきて、自分も負けていられないという気持ちになっているし、他の選手も同じ気持ちだと思います。駅伝を前にいい雰囲気で、緊張感を持って練習ができています。新人の星は大学の後輩なので、彼から受ける刺激は大きいです。

心の支えになっているものとは?

声をかけてもらったり、相談ができる親や大学の友達の存在は大きいです。もっといい姿を見せたいという気持ちで走っています。

ニューイヤー駅伝に向けての想いを聞かせてください。

まずはメンバーに入って出走することが自分の目標です。まだまだ力不足の部分もあるのですが、自分にできることをしっかりやって当日に合わせていければと思っています。

前回年走れなかった悔しさを胸に
積極性を持って練習に取り組んできた

福田 兼士Kenshi Fukuda

今年1年、どのようなことを意識して取り組んできましたか?

前回はぎりぎりのところでニューイヤー駅伝のメンバーから外れてしまい、悔しい想いを抱えながら練習に取り組んできた1年でした。今年は昨年よりも質が高い練習を継続してやってこれています。各自で行うジョグでも、昨年より多めの距離を踏んできました。真剣に練習に取り組むことで、チーム内で信頼される選手になりたいと思っています。

今年のチーム体制の変化をどう感じていますか?

危機感とチャンス、半々です。自分たちより実績のある上の先輩方が引退というのは、チームの戦力が落ちることを意味します。その危機感がある一方で、自分ががんばって成長すればニューイヤー駅伝を走れる。そういった環境が与えられたということでもあるので、自分次第でこの危機をチャンスにできると思いました。このチャンスをしっかり掴み取りたいです。

今年一番印象に残っていることは?

夏に参加した実業団合宿です。日本トップレベルのメンバーが来ていて、練習以外の時間も一緒に過ごす機会があったのですが、彼らの生活態度などから多くの学びがありました。刺激をたくさんもらい、自分ももっと挑戦しようという気持ちになりました。

2022年ニューイヤー駅伝への想いを聞かせてください。

今度こそ走りたいという想いが強いです。前回何より悔しかったのが、自信を持って任せてくださいと言えなかったこと。今回は積極性を持って練習に取り組んできて、自分に自信が持てるようになりました。今回こそ、自分が走って貢献したい。区間一桁で走ってタスキをつなげたいと思います。

東日本で悔しさを味わい
走って貢献したい想いがより強くなった

伊勢 翔吾Shogo Ise

この1年、意識して取り組んできたことは?

来年初マラソンをやることになり、距離に対する抵抗をなくすためスタミナ強化に重点を置いてきました。上半期は故障していたので、ロングウォークなどを地道に行い、夏合宿以降は徐々に距離を踏んできています。メンタル的にかなり鍛えられたのと、距離に対する抵抗感や不安がなくなってきました。

東日本実業団駅伝での体験はどうでしたか?

やっと駅伝を走れたにもかかわらず、悔しい結果に終わってしまいました。自分自身の地力をもっと上げていかなければと思いましたし、ニューイヤーではしっかり走ってチームに貢献したいという想いが強くなりました。チームのためにももっと力をつけたいと思っています。

マラソン練習もされているということですが、これからニューイヤー駅伝に向けてどのように調整していきますか?

スピードよりスタミナを重点に置いてトレーニングを続けていますが、12月上旬の1万メートルの記録会が終わったら駅伝に向けてのスピードをつけるべく練習の質を上げていきたいと思います。 ※本インタビューは、11月末に実施。

2022年ニューイヤー駅伝への想いを聞かせてください。

ニューイヤー駅伝は小さい頃からテレビで観てきました。まだ1度も出られていないのですが、実業団で陸上をやっているからには、この駅伝を走りたいという想いがあります。しっかり走って結果を残して、観ている方々に少しでも勇気や元気を届けられるようがんばりたいと思います。

もどかしい1年のなかで得た学び
来年の飛躍のきっかけにしたい

坪井 慧Kei Tsuboi

この1年、意識して取り組んできたことは?

自分の中で勝負の1年だと思って取り組んできましたが、前半は靭帯を切るという大きな怪我をしてしまい、結果的にもどかしい1年となりました。走れない期間が長かったため、トレーナーさんと相談しながら怪我を繰り返さないためのトレーニングを深掘りしながらやってきました。また、栄養士さんにもお世話になりながら食事にも気を遣って、体重管理なども行ってきました。今は練習に復帰できてだいぶいい練習が積めるようになってきたので、メニューひとつひとつ、意味を考えながら取り組んでいます。

チームの雰囲気をどう感じていますか?

自分が目標にしてきた先輩方がコーチになったのは大きな変化でした。安定感のある先輩方が抜けられたうえに、自分たちの世代があまり走れていなかったこともあり、現役の先輩たちに負担をかけすぎたように思います。それが悔やまれる1年でもありました。一方で、新人の2人は、大学でも実績のある選手で、チームに入ってからも結果を残してきている。自分も負けたくないという想いがあると同時に、後輩ではありますが、彼らの競技への取り組み姿勢を同じチームで身近に見られることがプラスになっています。

ニューイヤー駅伝への想いを聞かせてください。

昨年、今年と思うように走れなかった悔しさが心の中にあります。年が変わる最初の日に、しっかりと走っている姿をみなさんに見せたいと思いますし、来年の飛躍につながる大会にしたい。結果を残せるようにがんばりますので応援よろしくお願いします。

東日本の悔しさを晴らす走りで
その先へつなげていければ

相沢 悠斗Yuto Aizawa

どんな1年でしたか?

昨年暮れから続いた怪我で夏まで走れず、とても苦しい1年でした。その中でフィジカルトレーニングやウォークなどに地道に取り組んできました。

苦しい中で支えになっているものは?

他チームでがんばっている大学の同期の選手の活躍を見て、自分もそれに負けないようにがんばろうという気持ちで続けてきました。また、自分を応援してくれる家族、友達、そして今まで関わってきてくれた人たちが大きな支えになっています。

チームの変化と今年の雰囲気をどう感じていますか?

後輩も入ってきたなかで、自分としてはオンとオフの切り替えをしながら良いコミュニケーションをとれていると思います。星とは同じ宮城県出身ということもあって高校時代から知り合いだったので、より負けたくないという気持ちがあります。そういう意味で、自分の心の持ち様が昨年とは変わってきていると感じています。

2022年ニューイヤー駅伝への想いを聞かせてください。

東日本実業団駅伝では、練習は積めていたのにうまく走れなかったという悔しさを味わいました。ニューイヤーではそれを晴らす走りをしたいです。チームとしても目標達成して来年、再来年につなげていければと思います。

身体と向き合ってきた1年
区間上位で走りチームに貢献したい

米満 怜Ren Yonemitsu

この1年、どのような意識で競技に取り組んできましたか?

昨年は怪我が多かったので、今年は常に自分の身体と向き合い、状態を確認し、しっかりケアしてきました。そのおかげかだいぶ故障も減って、夏以降は練習が継続できています。走りとしてはなかなかうまく走れない時期が長く、先日の八王子ロングディスタンスの前日ぐらいにようやく自分の思う走りができるようになり、自己ベスト更新ができました。自分の身体と向き合い続けてきた結果がある程度形になったのかなと感じています。ただ、記録的にはもっともっと上を目指さなきゃいけないと思っています。

ご自身の強みは何ですか?

自分の走りは特徴があまりないのですが、強いて言えば試合に合わせる調整力は他の選手より長けているかなと思っています。試合で恥ずかしい走りをしたくないという気持ちが、そうさせているのかも知れません。

苦しい時、何を頭に描いて乗り越えていますか?

区間賞争いをするような実力のある選手をターゲットにして、それに負けない走りをしたいと考えています。きつい場面でも「この選手に勝ちたい」という思いを持っているとがんばれるんです。

心の支えになっているものは何ですか?

ずっと強いチームとして君臨してきたコニカミノルタがこのままじゃいけない、という想いですね。もっと強いチームであるべきだと思うことで、練習中も甘えてはいられないという気持ちになります。目指すべき場所はもっと高いところだと思うので。

2022年ニューイヤー駅伝への想いを聞かせてください。

自分の走りができれば区間上位に入れると思っています。しっかり走ってチームの目標達成に貢献したいです。

プレッシャーを感じすぎず
自分らしい走りをしたい

名取 燎太Ryota Natori

チームの雰囲気をどう感じていますか?

チームとして大きく変わろうとしている時期に入社して、僕たち若い世代ががんばっていかなければいけない、という雰囲気を感じながらやっています。先輩たちに頼るばかりではなく、自らが率先してやらないと、と思っています。

この1年はどんな1年でしたか?

大学生から社会人になって、生活リズムが根本的に変わったので、そこに順応しつつしっかり睡眠時間を確保することを一番意識してきました。前半は順調に走れて、初めて日本選手権に出場したり、5000mで自己ベストを出したりといい成績を残せていたのですが、夏前に脚を痛めてしまって、そこからは故障と向き合いながらの苦しい半年になっています。

モチベーションの源になっているものは?

自分ががんばることで、期待や応援してくれる周りの人たちが喜んでくれることが一番のモチベーションです。

ニューイヤー駅伝に向けての取り組みを教えてください。

脚の状態がまだ完全ではないので、まずはそこを治しつつ、チームの全体練習にできるだけ合流していい状態に仕上げていこうとしているところです。強度の高い練習ができない時は低酸素室を使うなどして、工夫して走っています。

ニューイヤー駅伝への想いをお聞かせください。

チームとして若手ががんばらなきゃいけないというのはあるんですけど、自分としてはあまりプレッシャーに感じすぎないようにしたいです。実業団の駅伝は幅広い年齢層の強い選手がたくさんいてレベルが高い。その中で、自分らしい走りをして区間上位に入れればと思っています。がんばりますので応援よろしくお願いします。

強いチームに生まれ変わろうとする
覚悟の走りを見てほしい

星 岳Gaku Hoshi

どんな1年でしたか?また、どんなことを意識してきましたか?

社会人になり新しい環境に適応することに苦労しました。業務と陸上のバランスをとりながら同時に行っていくのは大変でしたが、今は徐々に慣れてきました。その中で意識してきたのは、とにかく継続すること。怪我や体調不良で練習を抜けることのないよう、気をつけてきました。途中貧血などが出た時期もありましたが、練習は途切れず、最低限のところで継続できたと思います。先日の八王子ロングディスタンスで1万メートルの自己ベストが出せたので、やってきたことに間違いはなかったのかなと思っています。

東日本実業団駅伝では最長区間を任されました。すでにチームに頼りにされる存在になりつつありますね。

若手中心のチームを創っていくという方針は承知していますし、期待も感じていますが、それに応えられているかというと、まだまだそうじゃない。それは東日本の結果を見ても明らかです。本当の意味で頼りにされる存在になるにはまだまだだと思います。

東日本からニューイヤーへ、どのような課題をもって取り組んでいますか?

東日本では最後の最後で失速してしまったので、その課題に向けてスタミナづくりに取り組んできました。八王子ロングディスタンスでは最後まで良い形で走れたので、その成果は少しずつ出ている実感があります。

自分の走りでここに注目してほしい、というところは?

粘りと、あとは落ち着いたレース運び。平常心を保って、レース中余計な動きをせずに走れる時は、自分のいい状態が作れている時なんです。そういう走りを駅伝で出せればいいなと思っています。日々の練習がしっかりできていて、不安のない状態でコースに立てれば、自然とそういう状態に持っていけると思います。

心の支えになっているものは?

周りの人の支えと自分の覚悟。自分が一番得意なことが陸上競技なので、そこで一番がんばらないでどうするんだ、という気持ちを常に持っています。

応援してくださるみなさんへメッセージを。

私自身が駅伝を見始めた頃、コニカミノルタは優勝が当たり前のチームで、そのイメージを持って入社しました。チームは今、苦しい状況にありますが、もう一度強いチームへ生まれ変わろうとしています。その気持ちをニューイヤー駅伝でも見せられればと思います。私は1年目の選手ですが、走れば1年目も10年目も変わらないと思ってやっています。覚悟のある走りをお見せできるようがんばります。

駅伝を走るのが今から楽しみ
チームを上位に押し上げる走りをしたい

ジェームス・ムオキJames Muoki

今年からチームに加入して、どんな1年でしたか?

とてもいい走りができています。5000m、10000mで自己ベストを更新でき、東日本実業団駅伝でも満足いく走りができました。いい結果を出せているのは、コーチの指導のおかげだと思っています。とてもいい環境でトレーニングできています。

特に意識して取り組んでいることは?

スタミナ、スピード、忍耐力、いずれもまだまだ強化していく必要があると思っています。レースは常に挑戦、そして常に勝ちたいと思ってチャレンジしています。

ニューイヤー駅伝に向けての意気込みを教えてください。

今からとても楽しみです。いい走りができるよう、しっかり準備していきたいですね。コニカミノルタを上位に押し上げる走りをしたいと思います。

応援してくださる方々にメッセージをお願いします。

みなさんに応援していただいて、とてもうれしいです。チーム力を合わせてがんばります。

若い選手のチャレンジを大事に
未来を見据えた戦いをしていきます

酒井 勝充 監督代行Katsumi Sakai

この1年、チームとしてもっとも意識して取り組んだことは?

ベテランに頼っていたチームを、若手中心に生まれ変わらせ、2、3年後に大きく飛躍するチームを作る、という方針でやってきました。選手の自主性を重んじ、何のために走るのかを選手自身に考えさせ、自らこのチームを建て直すんだという意識を持ってもらいたいと思っています。大きな方向転換で戸惑っている選手もいますし、今回は苦労するだろうと思いますが、それが来年以降に実を結ぶと考えています。

現在のチームの調子はいかがでしょうか。

先日の八王子ロングディスタンスでは選手5名、日本人3名と外国人2名がいい走りをして、4名は自己ベスト。他チームと比べてしまうとまだ見劣りはしますが、少しずつ成長していると思います。

ニューイヤー駅伝はどんな戦いにしたいと考えていますか?

若い選手がチャレンジすることを大事にしたいですね。結果だけを見てまとめようとしても、チームに変革をもたらすことはできないので、内容を重視したい。作戦としては駅伝のセオリー通りに前半に調子のいい選手を投入して勢いをつけていきます。そこに、復活への兆しが見えればと思っています。

応援してくださるみなさんへメッセージをお願いします。

チームの変革期として若い選手を積極的に起用していきますので、これからの成長への期待値も込めて見ていただければと思っています。チャレンジする気持ちで戦いますので、応援よろしくお願いします。

1区でいい流れを作ることがカギ
ジェームス選手の飛躍的な成長も明るい材料

小澤 希久雄 コーチKikuo Ozawa

チームとして最も意識して取り組んできたことは何ですか?

若手を伸ばしてチームを変えていくというテーマでこの1年取り組んで来ました。そんな中、大きく成長を見せている選手もいます。ただ春以降故障者も増えてきたりして、夏は基礎づくりにもう一度取り組んで、今ようやくその成果が出てきた感じですね。

ニューイヤー駅伝はどんな展開にしていきたいと思いますか?

毎年のことなのですが、1区が非常に重要です。そこで流れを作れれば、2区の外国人区間でもいい走りができ、3区、4区につなげてくれると思います。そこまで前の集団でレースができれば、後半のメンバーの耐える走りも活きてくる。未来につながるレースにしたいですね。

ジェームス・ムオキ選手の成長ぶりにも期待が持てますね。

彼は今年1年間全く故障がなく、継続して練習できたのが大きかったです。それと、毎日密にコミュニケーションをとって練習の目的やその先の計画を伝えていたので、それを踏まえてトレーニングに取り組んでくれたことが大きな成長につながったと思います。試合でも走る度に自己記録を更新してきているので、本人にとっても大きな自信となっているのだと思います。今の彼の実力は、他チームの外国人選手に引けをとらないレベルです。そういう選手がチームにいることは、安心材料のひとつでもあります。

応援してくださる方々にメッセージを。

若いチームなので決して楽な展開にはならないと思いますが、苦しい時こそ応援してくださるみなさんの声援が大きな力になります。どうか熱い声援をお願いします。

この舞台で走ってこそ得られる経験を
選手たちには掴み取ってほしい

宇賀地 強 コーチTsuyoshi Ugachi

ニューイヤー駅伝、どんな展開を想定していますか?

変革期にあるチームとして、経験の少ない選手を登用することになり、苦しい展開になるだろうと想定しています。その中で、選手がそれぞれ苦しさを経験することも、今のフェーズでは大事なことだと考えます。この舞台で、この日に走らないと経験できないことがたくさんあります。それを、どんな形であれしっかりと体感することが大事だと思うので、結果だけで判断するのではなく、選手がそこから掴み取ってくるものを重視したいと思っています。

今のチームの強みとは何でしょうか?

「チャレンジできる状況がある」ということが数少ない強みだと思います。コニカミノルタはこうあるべきという固定観念を変えていけるチャンスなので、そういった部分を我々も後押ししていければと思っています。駅伝は、新しいチームの顔を見せるひとつの機会でもあるので、ぜひ駅伝初出場の選手たちにも注目してほしいと思います。

応援してくださるみなさまへメッセージをお願いします。

この厳しい社会情勢の中、駅伝を開催していただけること、また、それを応援していただけることに深く感謝しています。我々はそこに甘えることなく、どんなチーム状況であっても、応援してくださる方々に、何らかのポジティブなメッセージを届けられる走りを見せていかなくてはいけないと思います。選手たちの走りから何かを感じていただければ嬉しいです。我々もサポートを全力でがんばりたいと思います。

1区から4区までの流れが肝に
恐れず攻めの走りをしてほしい

野口 拓也 コーチTakuya Noguchi

今のチームの状態はいかがでしょうか?

東日本実業団駅伝でなんとか出場権を獲得して以降、今走れている選手は状態をしっかり上げてきていて、より高い目線で取り組んでいるなと思います。個々が持っている能力は高いので、そこにどう気づいて取り組んでいけるかが強くなれるカギ。私たちはそれぞれの特性を見極めて能力を伸ばすアプローチをかけていかなければと思っています。

ニューイヤー駅伝、どんな展開にしていきたいと思いますか?

今回は結果というより内容が重要だと思っています。前回18位と失うものは何もないと思うので、選手たちは何も恐れずがんがん攻めて、その中で経験値を高めていってほしいと思います。先日の八王子ロングディスタンスの結果を見ても、周りはとんでもないスピードで成長していると感じています。その流れに乗り遅れないよう、駅伝でもしっかり戦っていかなければと思います。肝となるのは前半の1区から4区まで。走る選手は主要区間を担うという責任感とプライドを持って臨んでほしいと思います。ここでしっかり勝負できるかどうかが重要です。

応援してくださる方々にメッセージを。

今回は駅伝初出場の選手も多く、見慣れない顔もいると思いますが、みなさんの期待に応えられるようがんばっていきますので、応援よろしくお願いします。

若手選手の勢いを継続させて
勇気を届けるレースにできれば

谷川 智浩 コーチTomohiro Tanigawa

今年意識して取り組んできたことは何ですか?

今年は基礎的な部分から作り直すという意識でやってきました。選手たちがそれぞれ持つ能力は高いのですが、タフさに欠けるところもあって、そこに選手自ら気づいて取り組んでもらいたいと思ってやってきました。

若い選手たちの成長をどう感じていますか?

東日本実業団駅伝は若手を主体に投入して、その後も星や米満が自己ベストを出して勢いを継続してくれているので、そこは明るい兆しだなと思っています。大山もマラソン練習をやりながら自己ベストを出して、夏からの取り組みが少しずつ形になってきているように思います。それと、ジェームスの走りも個人的にすごく楽しみにしています。彼の持つ潜在能力はまだまだ未知数なので。

ここからニューイヤー駅伝まで、どんな取り組みをしていきますか?

そんなに大きく練習を変えることはありませんが、東日本より距離が伸びるので、もう一段階スタミナをプラスしていく感じになると思います。あとは、アクシデントや怪我に注意して、想定通りに選手を起用できるよう調整していければと思います。

応援してくださる方々にメッセージをお願いします。

選手たちの走りで勇気や活気を届けられるよう、こちらも全力でサポートしていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

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