Works & People社員インタビュー&座談会
生成AIを活用した新規事業で、
学校教育に変革をもたらす。
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松末 育美Ikumi Matsusue
デジタルワークプレイス事業本部
前職の環境エネルギー系企業でシステム開発に従事し、2018年キャリア入社。顧客のワークフロー改革案件でプロジェクトマネージャーを担当し、現在は教育ソリューション「tomoLinks」の事業開発を担当している。
※掲載情報は取材当時2024年10月時点のものです。
生活者に近い立場で、
顧客課題を解決したい
大学院で専攻していた電気・情報系の知識を生かし、前職では電力取引システムの開発などに従事。プロジェクトマネージャーとして、お客様との折衝を担当していました。もっとお客様寄りの立ち位置で仕事がしたいと考え、転職を考えるようになりました。
コニカミノルタに惹かれたのは、顧客の課題を解決することに重点を置き、現場を中心に据えた活動を行っている企業姿勢に共感したからです。オフィスのワークフロー改革や、教育・医療現場の支援など、幅広い業種で社会課題と向き合えることも魅力的でした。これまで培ってきたスキルを生かしつつ、さらなる成長ができると確信し入社しました。
データ重視の
「教え方・学び方改革」
学校教育向けソリューション「tomoLinks(トモリンクス)」の事業開発が私の役割です。市教育委員会にアプローチし、社内ベンチャーを立ち上げたのは2019年。以来、小・中学校を中心とした教育現場の声を聴きながら、サービス拡充を進めてきました。最初に大きな反響をいただいたのは、授業診断サービスでした。撮影した授業風景をAI分析することで、子どもの発言量や挙手、視線などをデータ化し、教え方を改善するソリューションです。従来の先生個人の主観から脱却し、エビデンスありきで授業スタイルを工夫できる点が革新的だとご評価いただきました。
コロナ禍の際は、「学校での様子や学習について情報共有してほしい」という保護者からの声に応え、デジタル連絡帳をつくりました。「テスト結果をもっと有効活用したい」という先生の声に対しては、採点結果から子ども一人一人の強み・弱みをAI分析し、グラフやダッシュボードで先生にお知らせする仕組みを構築。さらに、子ども自らがアクションを起こせるように、間違った問題と関連度の高いドリルをレコメンドする機能も追加。それに伴い、教材メーカーとの協業体制も整えました。現場の先生からは、子ども一人一人の得意不得意に応じた学習が実現できるようになったと、うれしい声をいただきました。

前例なき挑戦、
「教育現場への生成AI導入」
この1~2年で特に力を入れている取り組みは、生成AIの活用です。すでに導入済みのものとしては、教員のアシスタントとして機能する生成AI学習支援(チャッともシンク)が挙げられます。子どもたち一人一人の学習進度に合った授業を支援するサービスです。最初は私も、本当に子どもたちが使いこなせるのか判断しかねていました。でも実際に小学校で授業を見学させていただくと、みんな楽しそうに使っている。子どもたちは、大人が思っている以上に生成AIへの順応が早く、かつリテラシーも高い。これは大きな発見でした。
世の中の生成AIサービスは産声をあげたばかり。成功事例はまだほとんど存在しません。特に、有害コンテンツや不正利用への懸念から、教育現場への導入は難しいとされてきました。でも、だからこそチャンスといえます。コニカミノルタでは、有害ワードの制限や、子どもの生成AIの利用状況を見守る機能などにより、小学生でも安心して生成AIが使える環境を整えることに成功しました。日本のメーカーの中では前例の少ない、非常に先進的な取り組みです。
チャレンジする人を応援する文化
「tomoLinks」はもともと、上司と私の2人で立ち上げた新規事業です。社内ベンチャー企業のような位置づけでスタートしました。多くのベンチャー企業と同じように、この5年余りは困難の連続でした。産みの苦しみや、売上をつくれない焦りは日常茶飯事。ただ幸運だったのは、会社からヒト・モノ・カネを支援してもらえたことです。周囲からも温かい声をかけてもらい、何度も助けてもらいました。コニカミノルタの「チャレンジする人を応援する文化」は本物だと身に染みました。
今ではいくつかの自治体で導入が進み、組織も20人体制にまで拡大。採算性を高い事業へと育てているところです。辛抱強く支援してくれた会社や仲間には、感謝の思いしかありません。今度は私が応援する側として、チャレンジする人の力になりたいと考えています。生成AIも新規事業も、正解がないから難しい。それを面白いと思える方にぜひ来てほしいです。自分で課題を見つけ、正解を探し当てることにワクワクする方には、最高のフィールドが広がっています。ちなみに私は現在、生成AIを使って教員を支援する副業にも携わっています。会社の枠を飛び越えて挑戦したい方にも、コニカミノルタはぜひお薦めしたい会社です。
One Dayある日のスケジュール
- 9:00出社、会議
- 9:30開発進捗に関するミーティング
- 10:30今後の事業プランニングに関する
ミーティング - 11:30生成AIに関するミーティング
- 12:00昼食、移動
- 13:30教育委員会を訪問し、
学校の取り組み状況について情報共有 - 15:30小学校を訪問し、新しい機能についてレクチャー
- 16:30リモートにて、訪問2件について
プロジェクトメンバーに報告 - 17:00リモートにて、教材メーカーとミーティング
- 18:00仕事終了