Works & People社員インタビュー&座談会
発明の価値を最大化する。
事業に貢献する特許を取得する。
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永福 聡子Satoko Eifuku
知的財産部
機械科学・航空学科を卒業し、2020年新卒入社。就職活動時から志望していた知的財産部に配属。以来、特許出願・権利化業務をメインに担当している。
※掲載情報は取材当時2024年10月時点のものです。
知財に携わるなら、
一つの技術分野じゃつまらない
私が就職活動で意識したことは、「理系のバックグラウンドを生かせる職種」をまず探すことでした。大学では機械・航空系の分野について学んでいましたが、新卒採用は門戸が開かれているということで、分野を限定せずにできるだけ視野を広げて探しました。その中で、一番興味を惹かれたのが知財業務でした。発明を扱う特許業務なら、理系の素養を生かせるだろうと、メーカーへの就職を目指すことにしました。
コニカミノルタを選んだ理由は2つあります。1つ目は採用面接に関して、優劣ではなく相性を見ようとする姿勢に共感したこと。2つ目は事業領域が多岐に渡ることでした。知財に携わるなら、事業が一つじゃつまらない。せっかくなら、機械系や化学系など幅広い技術分野に携わりたい。そう考えていた私にとって、コニカミノルタは理想的なメーカーでした。
「陣地」は、
できるだけ広い方がいい
希望通り知的財産部に配属され、入社から現在に至るまで特許出願・権利化の業務を担当しています。現在受け持っている製品領域は、大型のデジタル印刷機であるプロダクションプリンターです。機械系や制御系など、広範な領域の先端技術が搭載されているため、とても刺激的です。自社で開発された技術について特許出願し、権利化対応まで行っています。
特許は、一言でいうと「発明の実施に関する独占権」。もっと分かりやすくいうと、「陣取り合戦」です。メーカー各社がライバル企業に先んじて「陣地」を取ろうとするわけですが、その「広さ」が鍵になります。あまり広く取ろうとすると、既知の先行技術まで包含することになり、新規性がないという理由で特許庁から拒絶されてしまいます。かといってあまりに狭い範囲では、特許取得の確実性は増すものの、ライバル企業の脅威にはなり得ない。やはり理想は、ギリギリのラインまで権利範囲を広げつつ、特許取得すること。難しくもあり、面白いところです。

発明の価値を最大化し、
事業に貢献する特許を
特許出願にあたっては、発明者へのヒアリングが重要です。意識しているのは、発明のポイントが何か、そしてその発明がどのように事業に役立つかという視点で捉えること。もし、発明者の説明に沿ってそのまま特許出願するだけなら、製品化する一つの実施形態のみしかカバーしない、「狭い陣地」になりかねません。そうならないように、実際に使用するユーザーや使用される場面を想像し、さまざまな実施形態を包含する「広い陣地」を目指します。
陣地を広げられれば、開発競争を優位に進められる可能性も高まります。つまり、発明の価値を最大化できるということ。ヒアリングを通して発明のポイントを的確に捉え、発明者が想定していなかった別の実施形態まで拾えたときは、発明者の想定以上に価値を高められたことを意味するのでやりがいを感じます。
宇宙につながる副業にも挑戦中
コニカミノルタの魅力の一つは、柔軟な働き方ができることです。特許の明細書を集中して読み込みたいときはリモートワーク、発明者と話したいときは出社というように使い分けができます。副業ができることもありがたいです。実は最近、宇宙ビジネスに関するアイデアコンテストの、企画運営業務を副業としてスタートしました。コニカミノルタとはあまり関わりのないスタートアップ企業だからこそ、とても刺激を受けています。いつかこの経験を、コニカミノルタにおけるイノベーション創出に還元したいです。
今後はまだ担当していない事業領域でも特許業務に携わりたいと考えています。また、当社は海外の事業・開発も盛んで、知的財産部でもアメリカ留学制度や海外出張の機会もたくさんあります。このような機会を を積極的に活用してスキルアップにつなげ、事業領域や国内外の枠にとらわれず活躍できる知財部員を目指したいです。
One Dayある日のスケジュール
< リモートワークする日 >
- 8:30仕事開始、タスクの整理
- 9:00他社の情報収集
- 12:00昼休憩
- 13:00外部委員会の会合に向けた準備
- 14:00外出
- 15:00外部委員会の会合に出席
- 17:10仕事終了
< 出社する日 >
- 7:30出社、タスクの整理、
ミーティング準備 - 8:00開発者と雑談しながら、
開発進捗を確認 - 8:30発明者Aと、
特許性の有無に関する相談対応 - 10:00発明者Bに、
発明のポイントについてヒアリング - 11:00発明者Cに、
狙うべき権利範囲を確認 - 12:00昼休憩
- 13:00発明者とのミーティング内容を整理
- 15:00ミーティング内容を上司に報告
- 16:00権利化に向けて、応答方針を検討
- 18:00仕事終了