Works & People社員インタビュー&座談会
新しいインク開発に挑戦する。
英国インターンにも挑戦する。
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太田 匡人Masato Ota
IJコンポーネント事業部 開発統括部
工学部/化学・生物工学科/有機・高分子化学専攻を卒業し、2022年新卒入社。以来、主にインクジェットプリンター用のUV硬化型インクの開発を担当。3年目には海外インターンに応募し、水性インク評価にも携わる。
※掲載情報は取材当時2024年10月時点のものです。
仕事にも趣味にも、
全力でチャレンジしたいから
大学で専攻した化学の知識を土台に、自分の世界を広げていきたい。そう考えたとき、コニカミノルタの手掛けるビジネスは魅力的でした。まず事業領域が幅広く、化学系出身者が活躍できるフィールドも広い。さらに海外顧客が多いということは、グローバル市場を意識しながら日々の開発に打ち込めるということ。それ自体が刺激的ですし、海外出張のチャンスが豊富な点にもワクワクしました。
一方で、ワークライフバランスを大切にしたいという思いもありました。私は昔からアクティブに行動するのが好きで、釣りやサイクリング、テニスなどの趣味に情熱を注いできました。大学時代には台湾1周の自転車旅に挑戦したこともあります。その点、コニカミノルタはフレックスタイム制や裁量労働制などを導入しており、働く時間を柔軟に調整できます。仕事にも趣味にも、好きなだけチャレンジする人生を夢見て、入社することに決めました。
インクジェット技術で、
社会課題の解決に貢献
インクジェット技術自体は昔から存在する技術です。真っ先に思い浮かぶのは、紙に印刷する用途ではないでしょうか。現在は幅広い用途に活用されており、特にモノづくりの技術としても注目されています。例えば、最新のディスプレイやプリント基板などの製造工程でもインクジェット技術が導入されはじめており、工程の大幅な簡略化によってCO2の排出量削減や省人化、そして無駄な廃液を出さず貴重な材料のロスを削減することなどを実現し、社会環境への貢献につながっています。
私はインク開発のチームに所属し、紫外線を照射することで硬化するUVインクの開発を担当しています。工業用途で用いられるインクにはさまざまな機能が求められ、インク設計は簡単ではありません。例えば、紫外線照射後のインクの硬さを上げようとすると、基材へのインクの密着性が損なわれてしまうというように、相反する性能が出てきてしまいます。さらに、インク単体の性能評価だけでなく、インクを吐出するヘッドと組み合わせたときの安定性や、実際にお客様の環境下で使用したときの安定性評価も必要です。一筋縄ではいきません。だからこそ、挑戦しがいがあるんです。

道が険しいからこそ、
前進する喜びは大きい
インクジェット技術で「お客様の困り事や、社会課題の解決に貢献する」という大きな目標を持って、難しい機能性インクの開発に携わってきました。大きな技術ハードルが有りましたが、蓄積してきたインクジェット技術の知見を結集し、課題を一つ、また一つとクリアしながら前進しつづけています。
大きな一歩となったのは、2年目に入ったタイミングで中国のお客様に、インクサンプルの提供までこぎ着けたことです。梱包したインクを段ボールに詰めながら、ようやくここまで来られたんだなと、感慨深かったことをよく覚えています。今後お客様の製品に採用され、市場に出て安定して稼働するまでには、まだまだ試行錯誤が続くと思います。
イギリスでの5ヶ月間は、
平日も休日も大充実
入社して以来、思い描いていた通りかそれ以上に、挑戦の日々を過ごしています。特に大きな経験となったのは、海外インターン派遣です。このインターンは、お客様であるイギリス・ケンブリッジの印刷機メーカーで5ヶ月間、実際の業務を体験するというもの。英会話に自信がなかったうえに、水性インクの評価に携わるのも初めてだったので、ひたすらコミュニケーションを工夫しました。同時翻訳アプリで苦手な聞き取りをカバーし、実験や評価方法について身振り手振りを交えて質問。それでも分からなければ実演を依頼しました。
会話のネタづくりのために毎週末、旅行にも出かけました。イギリス内にとどまらず、フランス・イタリア・ベルギー・クロアチアなどへも行きました。その結果、「こんなに旅行に行く人は初めてだよ!」と会話も弾み、仕事のやり取りも軌道に乗っていきました。その結果、新しい水性インクの製品化に向けて前進することができ、非常に充実した5ヶ月を過ごしました。この貴重な経験を通じて、海外のお客様と直接向き合う仕事をするという新たな目標を見つけました。この目標を達成できるよう、お客様の声にこれまで以上に耳を傾けながら、開発に取り組んでいきたいと思います。
One Dayある日のスケジュール
- 8:30出社、メールチェック
- 9:00午後の実験に向けて計画を立てる
- 10:00チーム会議にて前日の実験結果を共有し、対策を検討
- 12:00昼休憩
- 13:00どんな性能が出るかを想定しながら、インク調液を行う
- 15:00にじみや剥がれが生じないか、
プリント評価を行う - 18:00午後の実験結果に関する資料を作成
- 18:30仕事終了