2020年3月期 第1四半期 株主通信

株主の皆様へ

ごあいさつ

経営環境の厳しさの影響を受けた四半期となりましたが、
中期経営計画の最終年度として
高収益企業へ進化を目指す取組みを推進します。

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。「株主通信2019年夏号」をご高覧いただくにあたりまして、ご挨拶申し上げます。

当期間は、米中貿易問題や欧州経済の減速など、外部環境が一段と厳しさを増す四半期となりました。そうした中、
当社グループの連結売上高は、2,417億円(前年同期比5.3%減)でした。事業環境の悪化に加え、円高の進行の影響も受け、全社としては減収となりましたが、将来の収益の柱として投資を続けている新規事業は20%以上、売上高を拡大しました。

営業利益は、高付加価値販売の継続で売上総利益率は前年同期並みを維持しましたが、減収に伴う売上総利益の減少や国内拠点再編に係る費用などの一過性の費用に加えて、前年同期に資産流動化による収益95億円を計上したこともあり、大幅減益の5億円(同96.4%減)となりました。親会社の所有者に帰属する四半期損失は12億円でした。

通期の業績予想につきましては、当社の損益への影響の大きいユーロの対円での下落傾向や外部環境の悪化が一部の事業の損益に影響することを織り込み、期初予想から売上高は350億円、営業利益を60億円、親会社の所有者に帰属する当期利益を80億円、それぞれ減額修正し、売上高は1兆850億円、営業利益を600億円、親会社の所有者に帰属する当期利益を375億円といたしました。

中期経営計画の最終年度となる2019年度は厳しいスタートとなりましたが、オフィス事業では7年ぶりの新設計エンジンを搭載した新製品の販売を本格化させるなど高付加価値販売を強化するとともに、製造原価や販売管理費の低減施策の成果を出し、基盤事業の収益力をもう一段向上させます。成長・新規事業は、これまでに投下した先行費用を生かして売上を伸ばし収益性を向上させ、引き続き将来にわたって成長を実現できる企業への進化を目指してまいります。
株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2019年8月 コニカミノルタ株式会社 代表執行役社長 山名昌衛

売上高(億円)

前年同期比 5.3%減

営業利益(億円)

前年同期比96.4%減

親会社の所有者に帰属する当期利益 /ROE 前年同期比

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トピックス

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事業別概況

1.オフィス事業

A3複合機では、カラー機では7年ぶりの新設計エンジンや強固なセキュリティ機能搭載の新製品販売を開始しましたが、旧製品からの切り替えに時間を要したことに加え、前年同期は高速機を中心に大幅な伸長だったこともあり、全体として販売台数は減少しました。ITサービスは、「Workplace Hub」の販売支援も本格的に始まり、堅調な販売を継続しています。

売上高(億円)

前年同期比 6.2%減

営業利益(億円)

前年同期比 17.0%減

2.プロフェッショナルプリント事業

プロダクションプリントにおいては、先進国ではカラー機のエントリーモデル以外で販売台数が大幅伸長した前年同期並み、ASEANなどの成長国ではカラー機の販売台数が伸長しました。産業印刷では、インクジェット機の販売台数がパートナー経由で減少するも直販は前年同期並み、ラベル/デジタル加飾機の販売はターゲット市場でトップクラスシェアを維持しましたが、一部で販売のずれ込みなどもあり、前年同期比では減少でした。

売上高(億円)

前年同期比 5.2%増

営業利益(億円)

前年同期比 37.2%減

3.ヘルスケア事業

ヘルスケアでは、DRが日本を中心にアジア地域で販売数量を伸ばすも、米国では前年同期並み、かつ病院からクリニック市場への需要シフトの影響も受け販売単価は低下しました。超音波診断装置は新製品効果で日本を中心に産科/内科向けで販売数量を伸ばしました。医療ITでは、日本および米国でのPACS(医用画像保管・管理システム)販売が伸長し増収となりました。

売上高(億円)

前年同期比 0.3%増

営業利益(億円)

前年同期比 -

4.産業用材料・機器事業

機能材料は、高付加価値製品への転換戦略効果で販売が堅調に推移。光学コンポーネントは中国経済減速の影響を受け前年同期比減収、IJコンポーネントはアジアを中心に販売好調を継続し前年同期比増収となりました。計測機器は物体色向けで前年同期並みの売上維持も、光源色向けは前年同期需要増に加え、当期間の大手顧客投資抑制の影響等で販売が減少し、全体としては前年同期比減収となりました。

売上高(億円)

前年同期比 10.9%減

営業利益(億円)

前年同期比 29.0%減