2020年3月期 第2四半期 株主通信

特集

当社は、新コンセプトの複合機「bizhub i(ビズハブ アイ)」シリーズを2019年5月に発売。
下期は、さらなる販売拡大に向けて営業を強化しています。今後、このシリーズを中核に、オフィス事業の収益向上を図っていきます。

お客様に選ばれる価値を提供し、オフィス事業の収益を拡大

近年、あらゆる企業で働き方改革が求められています。そのカギとなるのが、デジタル化が進むオフィス文書の取得と管理、その書類のデータのセキュリティ確保です。当社の主要顧客層である中堅・中小企業の多くでは、デジタルデータやセキュリティを管理するIT人財やノウハウの不足からIT導入が進まないことが課題となっています。
そこで当社は、働き方改革やIT活用のニーズに応える新世代の複合機として「bizhub i」シリーズを発売しました。bizhub iは、業界初搭載のウイルス検出および駆除機能を備え、加えてソフトウェアの自動更新や遠隔監視など、お客さまへのさまざまなサポートやクラウドサービスを提供します。bizhub iによりシステムは常に最新の状態でお客様の情報統制をサポートし、さらにオフィス内を行き交うデータを強固に保護することでIT管理者の負担を軽減します。
また、ユーザーインターフェースを全面的に見直し、シンプルで使いやすくなりました。シンプルな操作性により、使い方の間違いによるムダな時間を減らし、働き方をスマートにします。
bizhub iは、複合機をオフィスの中心的な役割から、多様な働き方やビジネスニーズに応える“オフィスワーカーの創造性を高めるパートナー”へと変貌させ、人、場所、オフィス機器をシンプルに、安全につなぐことで、お客様の生産性向上に資する確かな価値を提供します。
当社はこの新シリーズの拡販を通して、契約の更新率やお客様1社当たりの売上・利益を高め、オフィス事業の収益拡大を図っていきます。

IT活用をより安心・快適に ~「bizhub i」の強み~

強み1、強力なセキュリティ機能で、オフィスの情報をしっかり守る
強み2、遠隔操作・保守システムにより、いつでも安心

当社のDNAは、かつての主力事業である写真用フィルムとカメラで培ってきた光学技術や画像技術などの「見えないものを見える化」する技術です。
その技術を磨き続けながら、時代のニーズに応じて新しい価値を提供し続けています。

「見えないものを見える化する技術」「社会課題の解決に貢献する新規事業」

「働き方」を見える化する、ワークプレイスハブ

日本で9割を占めるといわれる中堅・中小企業の多くは、生産性向上という課題を抱えています。当社は、画像認識・解析技術などを活かした新たなビジネス基盤「ワークプレイスハブ」により、お客様企業へのIT導入・活用による働き方改革を支援しています。ワークプレイスハブに蓄積された文書や働く人の動きなどのデータをもとに、オフィスの潜在的な課題を見える化し、業務フローの改善につなげます。世界200万社の顧客基盤をベースに、順次サービス提供を拡大しています。

「がんのリスク」を見える化する、個別化医療

がん治療の世界では、薬による副作用や高額な治療費が課題となっています。
当社は、銀塩写真フィルムで培った独自技術から生まれたタンパク質精密定量化技術や、2017年に買収した米国企業が持つ遺伝子診断技術や画像解析技術を駆使することで人体を分子レベルで診断し、適切な投薬・治療や効率的な新薬開発を実現する個別化医療事業を展開しています。将来的には、診断で得た分子情報をデータベース化し、解析することによって、個別化医療の質、ひいては医療費削減に貢献していきます。

「製品の品質」を見える化する、外観計測

自動車製造の現場では、人手不足を背景に生産工程の自動化ニーズが高まっています。なかでも車体の外観検査は人による目視に依存している工程が多いため、品質安定化が大きな課題です。そこで当社は、光や色の計測技術を活かし、ボディやバンパーなどのキズや色ムラを自動検査する機器・サービスを提供しています。また、蓄積した計測データを分析し、製造工程の改善やさらなる品質向上に貢献しています。