トップメッセージ

ごあいさつ

大幸利充

当社は「新しい価値の創造」という経営理念のもと、1873年の創業以来培ったイメージングの技術を活用し、これまで多くの社会的価値を生み出してきました。2003年の経営統合によりコニカミノルタとして発足してからも、その技術力を磨きながら成長が見込める領域且つ勝算のある領域に経営資源を集中するジャンルトップ戦略により、事業ポートフォリオの転換を進めてきました。そして、これからも2030年に向けた経営ビジョン「Imaging to the People」を掲げ、イメージングの技術力を基盤に社会的に意義のある価値を届けるという想いに変わりはありません。

当社は今、再び事業ポートフォリオを転換しようという変革期にあります。その変革期に当たって、主力のオフィス事業を中心に新型コロナウイルス感染症の拡大による人々の価値観の変化や、半導体供給逼迫などの影響を大きく受けました。これにより、私がまず取り組むべき課題は、短期的には主力事業の迅速な収益性の立て直しによる安定したキャッシュの創出、次に、中期的には2025年度までの事業ポートフォリオ転換の完遂、そして、2030年に向けた5つのマテリアリティに対する価値の創出です。

2025年までに完遂を目指す事業ポートフォリオの転換では、大きく2つの転換を行います。一点目は、オフィス事業の顧客基盤を活かしたデジタルワークプレイス事業への転換、二点目は、当社の強みである画像IoTを軸とした「計測・検査・診断」領域の成長拡大です。この転換を実現することにより、高収益且つ強固な会社の姿に変化させます。先に挙げた短期と中期の課題解決を同時に進めるために、実行力を強化する経営に取り組んでいきます。

当社は、これまでもサステナビリティを経営ビジョンの中心に位置付けてきました。「持続可能な社会、誰もが生きがいを持って暮らせる社会の実現に貢献することこそが、企業の持続的成長を可能にする」、すなわち社会のサステナビリティを追求することは、企業のサステナビリティを高めていくことに直接つながると考えています。

2022年4月より代表執行役社長兼CEO就任の命を受け、不透明な世界情勢が続く中ではありますが、2030年より先の社会も読みながら、当社を真の社会課題解決型企業へと持続的に発展させていくことで、皆さまからの期待に応えていく所存です。

2022年4月1日
大幸利充

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