2017年(平成29年)3月期 第1四半期 株主通信
株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
「株主通信2016年夏号」をご高覧いただくにあたりまして、ご挨拶申し上げます。
当第1四半期連結累計期間における当社グループの連結売上高は2,291億円(前年同期比7.8%減)、営業利益は89億円(同11. 1%減)と減収減益の決算となりました。
情報機器事業は円高の影響を大きく受けて減収となりましたが、カラー製品の販売が拡大したことで売上総利益率が改善し、前年同期並みの利益水準を確保、ヘルスケア事業も海外販売が拡大して僅かながら増益となり、ともに堅調でした。
一方、産業用材料・機器事業は液晶パネル用TACフィルムの販売減が響いて減収減益となりました。
また、当期間の為替レートは前年同期に比べて対USドル、対ユーロとも大幅な円高が進み、売上高で238億円の減収要因、営業利益で32億円の減益要因となりました。
通期業績見通しにつきましては、第2四半期以降も円高が続くものと想定し、産業用材料・機器事業の先行きの厳しさも織り込み、減額修正しました。
今回予想の売上高1兆300億円は前年並み、営業利益550億円は減益ながら、親会社の所有者に帰属する当期利益360億円は増益となります。
厳しい経営環境が続きますが、持続的な利益成長を目指し、「課題解決型デジタルカンパニー」への業容転換を加速してまいります。
株主の皆さまにおかれましては、今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
TOPICS 
パスツール研究所およびバイオアキシャル社と創薬支援システムの開発で研究開発を実施
国際印刷・クロスメディアソリューション展「drupa 2016」に過去最大規模で出展
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事業別概況
1.情報機器事業
円高の影響を受け減収となりましたが、先進国を中心としたカラー製品の好調な販売により、売上総利益率が改善し、前年並みの利益を確保しました。
2.ヘルスケア事業
前年度に実施した企業買収効果により海外での販売が拡大。特にデジタル製品の売上が伸長し、円高影響を受けながらも、売上・利益とも前年水準を上回りました。
3.産業用材料・機器事業
計測機器は堅調でしたが、産業・プロ用レンズの需要減少やTACフィルムの販売数量減少等により、事業全体では減収・減益となりました。
関連リンク
決算短信・説明会資料
2017年(平成29年)3月期 第1四半期の決算情報は、決算短信およびアナリスト、機関投資家向けの決算説明会資料でも解説しておりますので併せてご活用ください。
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