知財活動を支える体制・ガバナンス

経営戦略と連動した知財活動

知財活動の体制とガバナンス

当社では代表執行役社長による経営方針に基づき、経営企画本部を担当する役員の統括の下、知的財産を担当する役員がグループの知財マネジメントを推進する責務を担います。知的財産を担当する役員は経営基幹会議の定席メンバーとして参加し、知財方針を含むグループ全体の経営重要事項について審議します。経営戦略に基づく知財方針は、知財部門と各事業部門へ共有され、各事業における市場環境や商流等を考慮して効果的な単位で知財戦略を構築し、密に連携しながら戦略の推進・実行を図ります。
知財部門は「各事業部門における知財戦略策定・実行、特許等の出願・権利化、知財リスクマネジメント」と「全社横断的な知財戦略推進、知財DX、IPランドスケープ、知財業務推進」の機能別に組織を編成し、それぞれ事業部門や企画管理部門と連携し効果的に知財戦略を実行できる組織を構築しています。

当社の知的財産ガバナンス体制

TOPICS

知的財産を経営資源として有効に活用するためには、知的財産部門が経営戦略を深く理解し、迅速に知財戦略に反映させることが必要となります。このため、2023年度に全社の中長期戦略やサステナビリティ戦略を統括する経営企画本部を新設し、知的財産部門を経営企画本部に組み入れる組織改正を行いました。

旧組織体制
2023年度からの組織体制