ライフコミューン川崎様

137室からなる介護付有料老人ホーム(特定施設)。ケアサポートシステム(旧ケアサポートソリューション)を導入され職員の負担が軽減され、より入居者様お一人お一人に時間を割けるようになりました。

ライフコミューン川崎 施設長
岩澤 英之 様(左)

施設長補佐
諸橋 優輔 様(右)
※2017年9月時点の情報です。

当施設は担当ヘルパー制を導入しており、担当ヘルパーは週間記録を作成しご家族様と週1回必ず連絡を取り合っています。ご本人やご家族様のニーズを吸い上げながら、入居者様にあった介護を行っています。 また、機能訓練計画を立て、体操プログラムや個別の機能訓練に取り組み自立支援に力を入れています。

体力的な負担が大きく軽減

ケアサポートシステムの導入により一番変わったと実感しているのは、夜間のケアコール(ナースコール)対応です。夜間はヘルパーが各フロアに一人しかいないため、入居者様のケアにあたっていると、他の入居者様に呼ばれてもすぐに駆けつけられない場合がありました。ケアサポートシステムを導入してからは、スマートフォンにケアコール通知が来た時に、静止画とライブ映像で状況をまず確認して、すぐに駆けつける必要があるかどうかが分かるので助かっています。訪室しないで済むケースもあり、体力的な疲労は大きく軽減しました。また、転倒された時は管理サーバーに映像が残るので、保存されている映像をフロアの職員全体で見ることで再発防止につなげています。

ケアサポートシステム導入前には戻れない

当施設は各フロアの人数が多く、フロアはL字型に分かれ廊下が長いため、導入前は駆けつけによる運動量が非常に多いという状況でした。ケアサポートシステム導入後は無駄な駆けつけが無くなったことで、職員の負担軽減を実感しています。

負担軽減の結果、得られた効果として2点あります。1点目は入居者様お一人お一人に割ける時間が長くなったこと。何かあった時も映像で確認できる安心感や気持ち的な余裕が生まれただけでなく、目的をもって訪室できることが大きな利点です。例えばお手洗いに行く状況が分かったら、替えのものを持っていくという準備ができます。目的を持つということで、手戻りが減らせその分時間をかけることが可能になりました。2点目は映像を活用した教育です。特に認知症の入居者様の場合、行動パターンが分かることは新人スタッフにとっての学びとなりますし、実際の転倒時の映像は、防止策を考える教育素材に使用できます。

担当ヘルパーはそれぞれの入居者様とのやりとりなどを記録に取るのですが、従来は空いている時間を見つけてまとめてやらなければいけませんでした。今は介護記録の入力にスマートフォンを利用しています。入居者様の食事・排泄等の状態は自由記述や準備されている定型文から選ぶこともでき効率的です。施設日誌はスマートフォンで入力した情報を転送するだけでほぼ作成できるので短い時間で作成できます。

職員の負担が軽減され、記録作業も楽になり、入居者様お一人お一人に時間を割けるようになりました。もうケアサポートシステムがない以前の環境には戻れないですね(笑)

これからも事務的な作業の効率化を突き詰めて極限まで減らし、入居者様と向き合う時間を増やしていきたいと考えています。スマートフォンのアプリがバージョンアップされ、機能が充実していることを感じています。今後もケアサポートシステムに進化してもらいたいですね。