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生産拠点での省エネルギー推進

気候変動】に関する取り組み

エネルギー使用の最適化

作業者が工場屋上の配管をたどって計器を確認する様子と、屋外に並ぶ空調室外機を点検する様子の2枚の写真
現場巡視によるエネルギー使用状況の診断の様子

コニカミノルタでは、2010年より主要生産拠点での省エネルギーによるCO2削減目標を設定し、現場での入り込み、徹底的な測定・みえる化、工程の改善・変革に取り組み、省エネによる環境負荷低減と費用低減を追求してきました。これらの活動を源泉に、さらなるエネルギー使用量の低減、効率化の徹底を進めていきます。

これまで実施した主な省エネ施策例

生産性向上IE作業分析、良品率向上、自動機導入、タクトタイム削減、生産スペース最適化
設備運転時間の最適化非稼働時運転停止、待機電力削減
空調の運用見直し設定温度の適正化、運転時間の適正化
照明の省エネ照明の間引き、高効率照明への更新
成形機の省エネサーボモーター導入、シリンダー保温、赤外線加熱
圧縮空気の省エネインバーター化、台数制御、空気圧の最適化
冷凍機運用見直し冷凍機の統合、出口温度設定の見直し
廃熱利用排気/吸気での熱交換、除湿機の排熱利用による蒸気生産量の削減
放熱ロス削減蒸気配管の保温、配管統合、バルブ漏れ低減

取り組み事例

最新の省エネ設備を導入
(コニカミノルタメカトロニクス社)

黒い箱型の直膨コイル式全熱交換器の写真
直膨コイル式全熱交換器

コニカミノルタメカトロニクス社は、大温度差空調システムや2系統チラー、直膨コイル式全熱交換器、LED照明など最新の高効率設備を導入し、通常設備と比較して年間400トン以上のCO2削減を実現しています。

エネルギー負荷の高いクリーンルームの運用見直しで省エネルギーを追求
(コニカミノルタビジネステクノロジーズ(東莞)社)

青空の下に立つコニカミノルタビジネステクノロジーズ(東莞)社の白い工場棟の外観写真
コニカミノルタビジネステクノロジーズ(東莞)社

中国、広東省の東莞市で複合機などの生産を行うコニカミノルタビジネステクノロジーズ(東莞)社では、工場内でエネルギー負荷の高いクリーンルームの運用見直しを推進しています。具体的には、製品仕様範囲内での温湿度条件の見直し、クリーン度を維持しながらの換気頻度の最適化、タイマー設置によるクリーンルーム設備の稼動時間の削減、さらにはレイアウト見直しによるクリーンルーム面積の削減を実施しています。また、これらのレイアウト最適化にともない、冷却塔の統合・停止によるエネルギー削減や、設備更新による高効率化もあわせて推進しており、2025年までの取り組みでは約400トン規模のCO2削減効果を創出しています。

廃熱活用と運用最適化による省エネルギーの高度化
(コニカミノルタサプライズ社)

手前の植栽越しに見えるコニカミノルタサプライズ社 甲府本社の白い工場棟の外観写真
コニカミノルタサプライズ社 甲府本社

山梨県甲府市に本社を置き、複写機用の現像剤、感光体ドラムの製造を行うコニカミノルタサプライズ社では、トナー生産工程の廃熱の有効利用や蒸気配管からの放熱ロスの抑制により大幅な省エネを実現しています。
蒸気ロスの削減については、必要時のみ蒸気を供給する自動制御システムを導入することで配管からの放熱を防ぎ、必要最適量の蒸気供給を追求しています。さらに、インバーター制御化による乾燥条件の見直しなどを各工場へ横展開するとともに、設備対策にとどまらず、生産計画の見直しによる生産効率化など運用面からのアプローチも実施しています。

高効率な空調システム導入や生産設備の効率化による省エネルギーを追求
(コニカミノルタビジネステクノロジーズ(マレーシア)社)

屋根一面に太陽光発電パネルを敷いたコニカミノルタビジネステクノロジーズ(マレーシア)社の工場を上空から見た写真
コニカミノルタビジネステクノロジーズ(マレーシア)社

マレーシアにて、複合機の組立などを行うコニカミノルタビジネステクノロジーズ(マレーシア)社では、熱帯に属し空調の使用頻度が高いことから、大温度差空調システム・成層空調システムを導入し、従来空調よりも電気使用量を削減しています。
さらに成形工程では、樹脂に含まれる水分やガスを、成形と同時に除去できるベント式シリンダーを導入しました。これにより、従来材料投入前に必要としていた樹脂乾燥工程が不要となり、大幅な省エネと生産性向上を実現しました。

新棟を起点とした省エネルギーの高度化
(コニカミノルタIJプロダクト社)

工場の屋外に設置された、ダクトが接続された銀色の大型気化式加湿器の外観写真
導入した気化式加湿器

山梨県笛吹市で精密光学デバイスやインクジェットヘッドの生産を行うコニカミノルタIJプロダクト社では、新棟設立にともない、最新の省エネ設備の導入と設備運用の両面から省エネルギーの高度化を推進しています。具体的には、蒸気式加湿器に代えて、電力を使用しない気化式加湿器を導入することで、設備起因のエネルギー使用量を削減しました。さらに、工場の集約化により生産効率を高めることでエネルギー原単位を改善するとともに、寄せ止めによるエリア縮小にともなう空調停止などの運用最適化も進めています。