バリューチェーン横断での環境活動
基本的な考え方
気候変動や資源の枯渇といった環境問題の深刻化は、供給の不安定化や法規制の強化などの社会影響を通じて、経済活動にもリスクをもたらします。一方で、事業活動によってお客様のバリューチェーンの環境課題解決に貢献することは、コニカミノルタにとっての機会にもなります。
こうした認識のもと、コニカミノルタでは、各環境側面の課題解決を推進するために、バリューチェーンのどの段階で何に取り組むべきか定義し、活動につなげています。
企画・開発段階
環境負荷低減製品・ソリューションの創出
コニカミノルタでは、環境課題の解決に寄与する製品・ソリューションを定義し、その要件を満たすものを認定する制度を運用しています。 本施策により、環境課題の解決に寄与する製品・ソリューションの開発と普及を推進します。
制度の概要
解決を目指す環境課題に対応した項目について、必須基準と認定基準を定めています。
製品・ソリューションの認定基準
| 基準分類 | 内容 |
|---|---|
| 必須基準 |
(1)~(6)の要件をすべて満たすこと。
|
| 認定基準 |
A~Lの評価項目のうち1つ以上の項目について、
評価項目:
|
2025年度の活動成果
今後も環境課題解決に寄与する製品・ソリューションの拡大を進めていきます。
生産段階
生産拠点での環境負荷低減
コニカミノルタは、環境負荷低減とコストダウンを両立し、各生産拠点が達成すべき要件を定めた上で、その認定を行っています。
認定の対象とするのは、主に次の拠点です。
- コニカミノルタ全体の環境負荷量(エネルギー使用量および外部排出量)への影響が大きい拠点
- 事業上の競争環境や顧客要望において、環境負荷低減(低カーボンフットプリント化など)が競争指標となり得る事業ユニット、生産拠点または開発拠点
| 素材系生産拠点 | 組立系生産拠点 | ||
|---|---|---|---|
| 環境負荷低減基準 コニカミノルタの生産拠点が 達成すべき環境負荷低減基準 |
CO2排出量 | 省エネルギーにより年率3%削減 (3年で9%削減) |
省エネルギーにより年率2%削減 (3年で6%削減) |
| 再生可能エネルギー由来 電力比率 |
拠点ごとに設定(100%達成、20%導入など) | ||
| 排出物量 | 年率2%削減(3年で6%削減)※ | ||
| ガイドライン基準 コニカミノルタの生産拠点が 目指すべき取り組み基準 |
ガイドライン適合状況 |
|
|
- 注: 上記1. と2. を満たし中期計画内で重点とみなされる主要生産拠点が対象
- ※ 日本国内で施行された「プラスチック資源循環促進法」に基づくプラスチック使用製品産業廃棄物の排出抑制および再資源化の活動において、日本国内の主要拠点でのプラスチック廃棄物の排出抑制を含む目標として設定
2025年度の活動成果
2025年度までで要件を達成した拠点
- コニカミノルタ株式会社 機能材料事業部
- 株式会社コニカミノルタサプライズ
- コニカミノルタIJプロダクト株式会社
- Konica Minolta Business Technologies (Malaysia) Sdn. Bhd.
- Konica Minolta Business Technologies (DONGGUAN) Co., Ltd.
- Konica Minolta Supplies Manufacturing France S.A.S.
- Konica Minolta Supplies Manufacturing U.S.A., Inc.
コニカミノルタIJプロダクト株式会社での達成確認会議の様子(2026年7月3日)
これまでコニカミノルタでは、2000年代より自社生産拠点のコスト削減と両立するCO2排出量削減と排出物量削減の取り組みを多数実施してきました。
CO2排出量削減の取り組みにおける2005年度からの累計成果
CO2排出量削減効果:約128千トン-CO2※
コスト削減効果:約38.8億円
※ 対策を取らなかった場合の想定排出量からの削減量
具体的な削減の取り組みの詳細は以下をご参照ください。
排出物量削減の取り組みにおける2005年度からの累計成果
排出物量削減効果:約16.7千トン※
コスト削減効果:約34.8億円
※ 対策を取らなかった場合の想定排出量からの削減量
生産段階の排出物量削減効果
具体的な削減の取り組みに関しては、こちらをご参照ください。
調達段階
お取引先と取り組む環境負荷低減活動
コニカミノルタは、自社で培った環境技術・ノウハウを提供し、お取引先と連携して環境負荷の低減に取り組み、基準を達成したお取引先を認定しています。
2014年から開始した「グリーンサプライヤー活動」では、専門家による現地診断と改善提案を実施してきましたが、活動拡大に向けてノウハウをデジタル化し、非訪問型での省エネ診断を可能とする仕組みを構築しました。さらに2021年度からは、再生可能エネルギー導入を含む目標を認定基準とした制度を導入した「カーボンニュートラルパートナー活動」を進めています。
カーボンニュートラルパートナー認定制度
省エネ化(CO2排出量削減)と再生可能エネルギー導入の2つを管理指標とし、活動レベルを2段階で設定しています。すべてのお取引先に対して、活動開始から3年以内にレベル1の省エネ基準を達成することを目標としています。
| 活動 レベル | 管理指標 | 認定基準 (活動開始後3年以内) |
|---|---|---|
| レベル1 | CO2排出量 削減率 | 6% |
| レベル2 | CO2排出量 削減率 | 6% |
| 再生可能 エネルギー 導入率 | 対電力使用量で 100% |
2025年度の活動成果
従来のグリーンサプライヤー活動と合算し、2025年度までに50社のお取引先と協働で活動を推進してきました。
2025年度は、活動中の3社のお取引先で定めた目標の達成を確認し、カーボンニュートラルパートナーとして認定しました。
達成確認会議を行った东莞东洋太科光学有限公司 様 (2026年3月31日)
コニカミノルタのサプライチェーンでの環境負荷低減活動に賛同し活動目標を達成した
お取引先(従来のグリーンサプライヤー活動などの目標を達成したお取引先)
お取引先(従来のグリーンサプライヤー活動などの目標を達成したお取引先)
| 達成時期 | 社名 | 活動開始時期 |
|---|---|---|
| 2016年3月 | 深圳市昌紅科技股份有限公司 | 2014年度 |
| 2017年3月 | 東洋通信技術有限公司 | 2014年度 |
| 2017年3月 | Allied Technologies (Saigon) Co., Ltd | 2015年度 |
| 2017年8月 | 思柏精密模具注塑(無錫)有限公司 | 2015年度 |
| 2017年8月 | CATTHAI MANUFACTURING & TRADING COMPANY (CATHACO.,Ltd) | 2016年度 |
| 2018年3月 | 东莞汇景塑胶制品有限公司 | 2015年度 |
| 2019年3月 | 常熟市新達模塑成型有限公司 | 2016年度 |
| 2019年3月 | Guppy Plastic Industries (Penang) Sdn. Bhd. | 2016年度 |
| 2019年3月 | TRIPLUS INDUSTRY SDN. BHD. | 2016年度 |
| 2020年3月 | 东莞康佳模具塑胶有限公司 | 2017年度 |
| 2020年3月 | 鹏得精密科技(深圳)有限公司 | 2017年度 |
| 2020年3月 | 上海锦湖日丽塑料有限公司 | 2017年度 |
| 2020年3月 | NIPPON SEIKI CONSUMER PRODUCTS (THAILAND) CO., LTD. THAI NIPPON SEIKI CO., LTD. | 2017年度 |
| 2020年3月 | ASIAN STANLEY INTERNATIONAL CO., LTD. | 2017年度 |
| 2021年7月 | 深圳市亿和精密科技集团有限公司 亿和塑胶电子制品(深圳)有限公司 | 2018年度 |
| 2021年7月 | Allied Precision Technologies (M) Sdn. Bhd. | 2018年度 |
| 2021年7月 | Pacestar Industries (Melaka) Sdn. Bhd. | 2018年度 |
| 2022年3月 | 上海新通联包装有限公司 無錫工場 | 2019年度 |
| 2022年3月 | 東莞中興電子有限公司 | 2019年度 |
| 2022年3月 | 亿和精密工业(苏州)有限公司 | 2019年度 |
| 2022年3月 | 东莞太阳茂森精密金属有限公司 | 2019年度 |
| 2022年3月 | 茂森精艺金属(苏州)有限公司 | 2019年度 |
| 2023年10月 | 株式会社横井製作所 | 2021年度 |
| 2023年12月 | KISHIRO VIETNAM CO.,LTD. | 2021年度 |
| 2023年12月 | 无锡麦基希亩精密模塑有限公司 | 2021年度 |
| 2023年12月 | 尼得科电机(东莞)有限公司 | 2021年度 |
| 2024年12月 | 东莞富崴电子有限公司 | 2021年度 |
| 2024年12月 | 东友数码科技(东莞)有限公司 | 2021年度 |
| 2024年12月 | 珠海美蓓亜精密馬達有限公司 | 2021年度 |
| 2025年2月 | SumiRiko Chemical and Plastic Products (Thailand) Ltd. | 2021年度 |
| 2025年4月 | Cal-Comp Precision (ThaiLand) Limited. | 2021年度 |
| 2024年2月 | 东莞中兴瑞电子科技有限公司 | 2022年度 |
| 2024年11月 | 摂津樹脂樹脂工業株式会社 | 2022年度 |
| 2025年4月 | 東京インキ株式会社 | 2022年度 |
| 2026年11月 | 東英産業株式会社 | 2023年度 |
| 2026年3月 | 中宝华南电子(佛山)有限公司 | 2023年度 |
| 2026年3月 | 东莞东洋太科光学有限公司 | 2023年度 |
お取引先の声|SumiRiko Chemical and Plastic Products (Thailand) Ltd.様
世界中で環境保全への関心が高まり、カーボンニュートラルを目指して活動することは、事業継続において必須となっています。弊社も活動を進めていましたが、進捗に悩んでいる状況の中、今回コニカミノルタからカーボンニュートラルパートナー活動参加へのお声がけをいただきました。弊社のエネルギー使用状況と実際の活動事例や知見をもとに、ご提供いただいたなアイテムを使用し、無駄に使用しているエネルギーはないか調査しました。そして、施策の効果を試算し、アドバイスをいただきながら改善活動を実行して成果を生み出すというサイクルを確立でき、カーボンニュートラル実現へ歩みを加速させることができました。
ご提案いただきながら実行できなかった施策も残っており、今後も持続可能な社会の実現に貢献し、かつ企業として持続的な発展を目指すために、継続的な環境活動を推進してまいります。
SumiRiko Chemical and Plastic Products (Thailand) Ltd.
Environmental Management Representative
笹木原 直明 様
お取引先の声|珠海美倍亜精密馬達有限公司様
カーボンニュートラルパートナー活動に於ける御指導と御支援をいただき、弊社メンバーの環境に対する意識改革、また、活動手法に関する多くの学びを得ることが出来ました。あらためて感謝を申し上げます。
カーボンニュートラルパートナー活動に取り組む事は、外部環境への配慮だけでは無く、自社にも多大なメリットがあることをあらためて気づかせていただく機会となりました。
「より良き製品を、より早く、より多く、より安く、より賢く」つくることで、持続可能かつ地球にやさしく豊かな社会の実現に貢献する。という弊社の経営理念にも合致しております。
より少ない資源で、効率的に生産する事を常に追求することが、地球にやさしく豊かな社会の実現に貢献できる我々製造業の使命であると考えております。今後も、本活動で得た知識を生かした経営活動を推進して参ります。
Minebea Electronics Motor (Zhuhai) Co.,Ltd.
珠海美蓓亜精密馬達有限公司
総経理
伊藤 昇 様
お取引先の声|株式会社横井製作所様
当社は2011年頃から、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを地道に進めてまいりました。
しかし、自社単独での活動には限界があり、持続可能な社会の実現に向けて、次の一歩を模索していた時期でもありました。そんな中、コニカミノルタ株式会社様より共同での取り組みをご提案いただき、当社にとって大きな転機となりました。
貴社との協業を通じて、これまでにない知見やノウハウを得ることができ、当社の活動は質・量ともに大きく前進いたしました。
同じ目線で課題に向き合い、真摯に協力してくださる貴社の姿勢は、他にはない貴重な存在であり、深く感謝しております。
この経験を通じて、当社は「持続可能な社会の一員」としての責任を改めて認識し、今後もその責務を果たしてまいります。
株式会社横井製作所
代表取締役社長
横井 慎一 様
達成確認会議の様子(2023年10月)
お取引先の声|深圳市亿和精密科技集团有限公司/亿和塑胶电子制品(深圳)有限公司様
私たちの地球はただ一つしかありません。
環境改善はすべての企業にとって最も重要な社会的責任の一つであり、亿和も努力を惜しまずに環境改善に取り組んでいます。そのなかでコニカミノルタからも多くの支援をいただきました。
特にグリーンサプライヤー活動における現場での指導と支援は、我々に多くの学びと成長を与えてくださり、深く感謝いたします。
今後も、世界トップクラスの環境保護企業を目指し、地球温暖化防止、循環型社会への対応、化学物質リスクの低減などの努力を継続することで、地球環境負荷低減に貢献していきたいと考えています。
『路、漫漫其修遠兮、吾将上下而求索(修行の道は長くて遠く、果てしないものであるが、私は紆余曲折を経ながら真理を探求し続ける)』環境改善は責任が重く長く遠い道のりですが、一人ひとりが行動を起こすことで必ず良くなっていくと信じて行動していきます。
亿和ホールディングス
電子グループ副総裁
胡晓峰 様
お取引先の声|Allied Precision Technologies (M) Sdn. Bhd.様
地球規模の気候変動にともない、環境や自然資源への影響も大きくなっています。私たちは、生産プロセスを刷新し、製造現場において環境に配慮したオペレーションを確立する必要があります。コニカミノルタには、2018年度から「グリーンサプライヤー活動」プログラムへの参加をお誘いいただき、感謝しています。このプログラムを通じて、コニカミノルタは、より少ない材料資源の使用、材料の削減とリサイクル、エネルギー資源の節約、製造プロセスからの排出を穏やかにするためのベストプラクティスを教えてくれました。コニカミノルタの指導のもと、当社は製造工程にさまざまなグリーン活動を導入してきました。これにより、より大きなコスト削減を達成し、事業活動におけるCO2排出量を効果的に削減することができました。今後も当社は、環境保全を実践し、「グリーンメーカー」としての事業戦略を強化していきます。
Angeline Tan 様
Managing Director
Allied Precision Technologies (M) Sdn. Bhd.
お取引先の声|ASIAN STANLEY INTERNATIONAL CO., LTD.様
当社の環境基本理念は、かけがえのない地球とその生態系の豊かな恵みを、健全な状態で次世代に引き継ぐため、全ての企業活動を通じて環境に与える負荷を最小限にし、”豊かな価値の創造と環境との調和“の実現であり、環境活動は重要な活動の一つとして位置付けております。コニカミノルタの皆様と共にグリーンサプライヤー活動を実施させて頂けた事で、省エネ効果の創出法、並びにその視点を学び、取り込めたことが本活動での成果に結びついております。また、この活動を通じて、環境チームだけでなく工場全体で目標達成に向けて活動をすることで、会社として意識、取り組み向上につなげることができました。活動の継続が何より大切だと考えておりますので、省エネルギー・省資源・汚染の予防を今後も推進し、環境負荷を低減した製品開発・生産活動を実施していきます。
ASIAN STANLEY INTERNATIONAL CO., LTD.
President
河住 滋 様
お取引先の声|Nippon Seiki Consumer Products (Thailand) Co., Ltd.様
年半の長期に渡りアドバイスいただき大変ありがとうございました。
グリーンサプライヤー活動を通して、メンバーのエネルギーロス・廃棄物、CO2排出量削減といった環境配慮に対しての意識を変えることができ、実効果だけでなく多くの気づきを得ることができました。
今後も本活動で得た経験と知識を横展開・進化させ持続的な成長を図ってまいります。
Nippon Seiki Consumer Products (Thailand) Co., Ltd.
ゼネラルマネージャー
水落 博 様
お取引先の声|Guppy Plastic Industries (Penang) Sdn. Bhd.様
私たちの環境活動は創業時の小規模な活動から始まりました。地域社会と連携し、市内の清掃活動や学校の美化活動などの社外活動を続けています。
プラスチックによる環境影響が懸念されるなか、私たちは成形業者としてさまざまな業種に製品を提供できる地位を確立しています。
コニカミノルタによるグリーンサプライヤー活動は、私たちの活動をより高いレベルに向上させる機会を与えてくれました。またこの活動は、持続的に成長し貢献し続けるという私たちの方針達成を支援するものでした。
コニカミノルタから事例、知見、新しいアイディア、廃棄物の抑制方法を紹介いただき感謝しています。これからも従業員、ビジネスパートナー、将来の世代の生活をよりよくするために、コニカミノルタからの継続的なサポートを期待しています。
BK Goh 様
Managing Director
Guppy Plastic Ind. (Penang) Sdn. Bhd.
お取引先の声|东莞汇景塑胶制品有限公司様
近年の中国経済の急速な成長、製造業の進化への挑戦においても、環境保全は非常に重要な取り組みと考えています。コニカミノルタの「エコビジョン2050」は持続的な発展を目指したものであり、この考え方は私たちの目指す方向と合致しています。
製造業は、事業拡大や生産増により資源やエネルギー消費が増加しますが、グリーンサプライヤー活動で取り組んだ“無駄取り活動”は、成長する製造業にとって必要不可欠な活動だと考えています。またコニカミノルタからの環境ノウハウの共有をきっかけに、環境負荷削減とパフォーマンス向上を同時に達成することができ、私たちの環境への貢献と競争力を持つ製品提供を実感できました。
私たちは、今後も持続的に環境保全活動やエネルギー削減活動を継続し、コニカミノルタと一緒に持続発展できるように頑張ります。
汇美控股有限公司 董事長
蔡長楽 様
お取引先の声|思柏精密模具注塑(無錫)有限公司様
グリーンサプライヤー活動を通じて、省エネルギーや資源削減の施策および試算方法など多くのアドバイスをいただき、おかげさまで環境貢献活動の第一歩を踏み出すことができました。
また投資が必要な施策については、短期・中期・長期と償却期間を分けた提案をいただき、経営的な観点から投資判断を進めることができました。政府からも環境保全の施策について、いくつかの提案がありましたが、この活動を推進することで、より一層前向きに取り組むことができました。
今後は、コニカミノルタの診断ツールを応用しながら自己診断可能な仕組みづくりを展開していきたいと考えています。
思柏精密模具注塑(無錫)有限公司
董事長
上田 雄史 様
お取引先の声|Allied Technologies (Saigon) Co., Ltd様
地球温暖化によって引き起こされる気温上昇や海水面の上昇、異常気象など、人類ひいては地球上のあらゆる生き物の生存を脅かすさまざまな事象について、私たちは日々多くの情報に接しています。
当社は2015年に、コニカミノルタのグリーンサプライヤー活動を導入しました。このプログラムを実行していくなかで、コスト削減や販売機会の増大、ビジネスリスクの縮小、CSRについての従業員の意識向上など、グリーン活動がさまざまなメリットにつながることを知りました。
プログラムでは、コニカミノルタと協働して省エネの効果と資源の削減状況を評価し、さらに行動計画の立案、実行、目標達成にいたる具体的な施策を実行しました。その結果、地球温暖化の抑制や循環型社会の実現へ向けた広範な目標を達成することができました。
この活動を通じてコニカミノルタからは、省エネのノウハウや、プログラムを効率的に実行するためのベストプラクティスの経験をご提案いただきました。
今後も当社ではこの取り組みを継続するとともに、さらなる省エネとリサイクルに向けた計画を立案し、企業の社会的責任を果たしていきます。
Allied Technologies (Saigon) Co., Ltd
グループ・オペレーション・マネジャー
Tung Gee Khim 様
お取引先の声|昌紅科技股份有限公司様
「グリーンサプライヤー活動」ではコニカミノルタの専門家が我々の現場に入り込み、成形機やユーティリティの対策を一緒になって考えてくれました。対策の実施にあたってはコニカミノルタの中国生産拠点を訪問し、具体的な進め方を相談しながら取り組むことができました。
地方政府は省エネ活動を重視しており、グリーンサプライヤー活動の省エネ取り組み報告により、報奨金を授与されました。年間800トン削減できたことが成果であり、中国のCO2削減にも貢献できました。
昌紅科技股份有限公司
董事総経理
徐 燕平 様
お取引先の声|東洋通信技術有限公司様
「グリーンサプライヤー活動」の最大の特徴は、コニカミノルタが私たちサプライヤーの現場に入り込み、一緒になって改善に取り組むという姿勢にあると思います。実際、私たちの工場を訪れた皆さんは、日本で培ってきたやり方をそのまま持ち込むのでなく、私たちにどのような対策が必要かを一緒になって考えてくれました。おかげで、従業員のやる気が向上し、一人ひとりが自分で考え、工夫するという姿勢が社内に広がり始めました。
今後も環境計画・施策の立案はもちろん、そのための体制や風土づくりなど、コニカミノルタと協力しあって、環境経営を推進していきたいと思っています。
東洋通信技術有限公司
董事長兼総経理
楼 一良 様
販売・サービス段階
企業間共創による環境課題解決とお客様接点の創出
(環境デジタルプラットフォーム)
コニカミノルタでは、企業同士が継続的に知見や課題を共有し、ともに環境課題に関する解決策を検討する場として、趣旨に賛同する15社にて2020年6月に環境デジタルプラットフォームを立ち上げました。
環境デジタルプラットフォーム
環境デジタルプラットフォームを通じて、環境課題に取り組む企業が企業の枠を超えて議論し、共に解決策を見出す場の実現を目指しています。
多様な企業の知見が交わることで課題が整理され、自社単独では得られない意思決定のヒントが生まれ、環境課題の解決を加速させていきます。
環境デジタルプラットフォームの紹介ウェブサイトはこちら(日本国内のみで展開)
お客様の声
環境デジタルプラットフォームに参加されている企業からは、次のような声が寄せられています。
「他社の取り組みが見えることで、自社の立ち位置を客観的に把握できるようになった」
「判断に迷っていたテーマでも、複数の事例を踏まえて意思決定を進められるようになった」
「“生の情報”に触れることで、これまで進まなかった検討が一気に前に進んだ」
具体的な活用事例については、環境デジタルプラットフォームサイト内の紹介記事をご参照ください。
2025年度の活動成果
本活動への賛同の広がりにより2026年4月1日時点で環境デジタルプラットフォームへの参加企業は76社にまで拡大しました。
これら企業との環境課題に対する議論を通じて、コニカミノルタの製品・ソリューションの販売機会にもつながっています。
例えば、環境デジタルプラットフォームを通じて再生プラスチックの活用を呼び掛けたことを契機に、株式会社サトー様の製品にコニカミノルタが開発した再生プラスチックを採用していただきました。
こうした取り組みを通じて、お客様との関係強化および商談機会の創出につながっており、2025年度は商談への参画数が132件となりました。